祭囃子のその裏で

祭囃子のその裏で


「そいやッ!そいやッ!!」


凛とした、活気ある声が響く。

この街では今、夏祭りが開催している。

少しばかり大きな規模な、祭りであり、その目玉の1つであるパレードが今、目の前で行われている。

地域の有志の団体や、個人個人で参加した人々などが列を成して自由に楽しく踊っている。

そんな中でも一際目を引くのが先頭で踊るこの祭りの実行委員の一団だ。

やはりこの祭りを取仕切る一団だからか、その張り切り具合も他と違い、練習量からの統率感や迫力。そして年季故の踊りのキレも他とは違いこのパレードの目玉と言えるだろう。

ただそれを踏まえても、この先頭集団に人目が集まるのはもう1つ理由がある。


「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!!ソイヤソイヤソイヤソイヤッ!!」


それは先頭集団の中の一人、ベテランの踊り子の中でも若く、美しく、覇気のある声で踊る人物だ。


「巴さん、今日も美人だなぁ」

「祭り衣装似合ってるよな」

「下はスパッツなのが残念だけど」

「しょうがねぇだろ、だけどこれはこれで……」


特に男たちはその美しい女性に目を奪われる。

既婚者、独身関係なしに邪な感情を胸に覚え、少年にとっては淡い気持ち、初恋をその女性へ向けるのだった。

その女性がどんな人物なのか、何が好きで、何を望むのか知らぬ哀れな男たちは。彼女が誰のものなのか知らない。

それはある意味救いなのかもしれない。



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『巴』

トモエ、そう呼ばれた女性は街のなんてことの無いマンションに住んでいる。

そのマンションは彼女の他にも妙に美人で大人な女性が多いのだが、不思議と男性の影は全く見えないが、その違和感に気付く者は誰一人いない。

巴はその中でも地域に積極的に関わり、家庭的な面も相まって地域の少年たちに陰ながら根強い人気を博していた。

学校問わず、登校時に巴の姿が見えないかわざわざ遠回りする学生もいるぐらいで、哀れなことに、彼女に対して初恋を抱いた少年たちは、同時に失恋と雄としての敗北を味わう羽目になる運命である。


「いや〜、皆様、お疲れ様でした。」

「巴ちゃんもありがとね〜、わざわざ付き合ってもらって」

「いえいえ、先輩方の踊り、とても勉強になりました!」

「巴ちゃんも、声はハキハキしてたし、こっちも久々にやる気出ちゃったよ」

「そうそう、踊りも悪くなかったし、助かったよ」

「こちらこそ!!」


踊り終えた巴は、同じく踊った祭りの実行委員たちと共に軽く労いあっていた。

そして落ち着き始めた頃、周囲の人達、主に男たちが寄り始める。動悸は明白、この後巴と祭りを回るためである。


「巴さんお疲れ」

「巴さん、踊り上手だね」

「巴さん、この後暇?」

「巴さん、うちの焼きそば食べてかない?」


すぐさま巴を囲むように、質問攻めの如く群がり巴に一方的に話しかける。

彼らがここまで強引気味で、必死なのは競争相手が多いだけでは無い。

巴はそもそも、街中で出会うことはあるが、いつでも会える訳では無い。

連絡先を交換したものは誰もおらず、マンションはそもそも住民以外入ることは出来ない。中には後を尾行するなど犯罪のような事をした者もいるが、全て撒かれ、待ち伏せも何故か回避される。そして何よりも、毎度祭りや地域の行事に参加する巴であるが、その後はどこで誰と共にいるのかいつも不明となっている。

接点が多いが、長く深い関わりは皆無。だからこそ男たちはこれを機に彼女とより親しく深い仲になろうと躍起になっているのだ。

巴自身も無下にはできないが、それでもこの場で囲まれ、動けなくなるのは困るようだった。


「おーい、巴さーん。いる〜?」


少し遠くよりそんな男の声が聞こえた。

男たちに囲まれ、アワアワとしている巴にとってはその声は微かかもしれないが、何故かその声をキャッチし、手を挙げた。


「立香殿〜、こちらです〜」


そう正確にその人物がいるであろう位置へ手を振って応える。


「えっと…おっと……失礼しますね〜」


そう言いながら現れたのは青眼黒髪の青年、服装はラフなTシャツで、タスキのように掛けているものから巴と同じく祭りの実行委員であることが分かる。

いとも簡単に集団をすり抜けて巴の前、中心についた立香は巴さんへある物を差し出す。


「はい、巴さん。お疲れ様、良い踊りだったよ」


そう言いながら冷えたスポーツドリンクを差し出す。


「皆さんもお疲れ様でした。流石の踊りです」


そう他の踊り子達へも持っていたクーラーボックスからスポーツドリンクを配る。


「あら〜助かるわね〜立香くん」

「気が利くわ〜」

「本当ね、どっかの男共とは大違い」

「そっちも大変だろうに、ありがとうね〜」

「巴ちゃんも、付き合うならこういう人にしなさい」


周りの踊り子達が口々に藤丸を評価する言葉を言い、事実ではあるため囲んでいた男たちは居心地悪いように去っていった。



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パレードも一通り終わり、祭りは既に各々の屋台を回る時間帯へと差し掛かった。

友人、家族、恋人、独り。

それぞれが赴くままに屋台を見て周り、祭りを堪能していた。

そしてその中に、2人の姿はあった。


「立香殿!アレも食べてみたいです!一緒に食べましょう!」

「うん、いいよ。でもちょっと食いすぎじゃない?」

「立香殿とまわると楽しくて、つい買うものが増えてしまいます」

「さっきから買い食いの連続だからね、それも全て完食してるし」

「良いではありませんか!……それに、運動前にはしっかりとエネルギーを取らなければ♡」


親しげに話、屋台で買った食事を交互に恥ずかしげもなくシェアし合う。

巴の普段見せるものとは別物な明るい笑顔も、それが向けられる対象が自分でないこと。両者の間で行われる行為。

そのどれもが彼女に想いを寄せるもの達の精神を逆撫でるものではあるが、2人を気に止めるものはいない。

藤丸はともかく、巴は男女問わず視線を集める美女であり、祭りの衣装を相まって実に映える装いをしていた。それなのに彼らを気に止める。邪魔するものは誰もいない。

しばらく歩いた後、休憩がてら2人は祭りが行われる神社の境内、その森林に入り腰掛ける。祭囃子もどこか遠くに感じ、静かな森が2人を包み込む。


「ちょっ…巴さん……突然……祭りから離れて……どうし……」


やがて巴の方から身を擦り寄せ、手を重ねているように見えるが、少年にはそんな考えは思い浮かばない。

ふと、2人が見つめ合ったかと思った次の瞬間。2人の影は重なっていた。


ちゅ♡ …んちゅ♡ ……ちゅぱ♡


遠くの喧騒が遠のき、草木が風で揺れる音すらも消えたかのように。2人の口があわさり、舌が絡み合い、唾液が交じり合う音だけが少年の耳へ届く。


「んっ……♡ ぷはぁ♡♡ 立香殿ぉ♡」


熱い接吻を受け入れ、離れたあとは名残惜しく藤丸を見つめる巴。普段の彼女とは正しく別人、1人の雌の顔をした姿がそこにあった。


「わざわざこんな外れに来るなんて、そんなに我慢できなかった?」

「はい♡ 踊る前より立香殿とのこの時間を待ちわびて♡♡」

「へぇ〜、じゃあ踊ってる時もーーー」


そう妙な大人の色気と意地悪そうな様子で、巴の臀部から性器にかけて、スパッツの上から撫でる。

淫裂に差し掛かる途端、スパッツの上から指を差し込み掻き回す。


クチュ…♡♡


「んっ...♡♡」


巴が熱を籠った声を漏らす。

藤丸がその差し込んだ2本の指を見せつける。


「こんなに濡れてたのかな?」


くちゅ♡…ねちゃ〜♡♡


僅かな粘着性のある粘液が指に絡みつき、糸を引く。


「はい♡ 踊ってる時から準備万端でございまする♡♡ ずっと、皆さんと踊ってる時も、立香殿のことしか考えてませんでした♡♡」


赤裸々に藤丸へ告白する巴。

その姿は彼女に憧れる誰もが見ることが叶わない彼女の姿であり、彼らが望む彼女と深い仲にならなければ見られることの無い姿だった。


「どうか、お慈悲を♡ 淫乱踊り子な巴に♡ 立香殿のご寵愛をどうか♡♡」


服をズラし、その豊満な胸を晒す。そして秘部を覆い隠していた黒いスパッツは下へとずらされ彼女の性器を露わにする。

下げられたスパッツには既に湿り気と黒ずんだ部位があり、彼女の言葉通り、随分前よりその性器は本来の役割を果たす準備が整っている様子だ。


「うん、確かに準備万端だね」


そう満足気に眺めながら、藤丸も自らのベルトを外し、そのモノを露わにする。


んっ〜〜〜♡♡♡


「お゛お゛♡♡ 雌堕としちんぽ♡ 私達をパコパコ虜にした凶悪ちんぽ来たぁ♡♡」


一瞬にして振り切れ、ただ目の前の想い人、雄に媚びる一匹の雌になった巴。


「そんなに準備万端なら、前戯も必要ないかな?」


そう弄ぶように巴の鼠径部にその巨根を押し付け、ゆっくりと、まるで挿入するかのようにソリ上げる。


キュン♡  キュンキュン♡♡


「お゛お゛っ♡♡ ダメ、肌の上でも感じちゃう♡ 子宮がおちんぽ来たって悦んじゃう♡ 勘違いして切なくなっちゃいますぅ♡♡」


ぷしゅっ♡ ぷしゅっ♡♡


その言葉通り、彼女の淫裂からは絶え間なく愛液が溢れ、その最中に軽くアクメをキメてるからか、勢いよく吹き出す。


「きてっ♡ きてください♡♡ 巴の準備万端グチョグチョオマンコに♡ 立香殿の極太ちんぽをぉ♡♡」


鼠径部、子宮のあるであろう位置に手を添え、ハートの子宮に見立てて巴はそう藤丸に懇願する。

その姿は誰に対しても分け隔てなく、優しく明るい人気者の彼女ではなく。たった1人の男にだけ、女として奉仕し、全てをさらけ出す雌がいた。


ずぷぬッ ♡♡ ぐじゅッ♡♡


「ひっ♡ …んお゛お゛ぉ゛♡♡」


嬌声が響く。が、それは祭りを楽しむ者たちにとっては祭囃子の喧騒のひとつとなり、誰も気付くことはない。

例え気付かれたとしても、構わぬように2人は向き合って交じり始める。


「んお゛お゛っ♡ やっと♡ 来ましたぁ♡♡ この姿勢、好きですぅ♡♡ 奥に♡ 立香殿を感じますぅ♡♡」


ずちゅっ♡ ずちゅっ♡♡


突き上げるようにスイングする度に、巴が上げる嬌声と、ピストンの音が自らが絶頂していることを報せる。


「俺もっ、好きだよっ、こうしてっ向き合ってたらっーーー」


ちゅ♡ ぢゅる♡ んぢゅ〜〜♡♡


「ぷはぁ…こうすることもできるしね」


交じわるだけでも飽き足らず、すかさず濃厚な口付けを交わし、巴は突然のことに戸惑いながらも次の瞬間には口付けに夢中になり、すかさず込み上げる子宮の悦びで快楽漬けとされる。


「ずるいです♡ 立香殿♡♡ こんなに愛されてしまったら♡ 交合う度に夢中にっ♡♡ なってしまいますぅ♡♡」

「うんうん、知ってるよ。だって子宮口がこんなにーーー」


く゛っ゛にゅ゛ぅ゛ッ゛♡♡♡


より深く押し上げる。

すかさず膣内の子宮口は押し上げられた巨根に深くキスをするかのように密着し、引き離れようとすれば必死に離れんとする。


ぢゅぽんっ♡♡♡


「御奉仕してくれてるんだもん。」

「はいぃ♡ 巴は、全身全霊で御奉仕致しまする♡♡ だから、切なさを♡ 慰めてください♡ お慈悲をぉ♡ 立香殿ぉ♡♡」


だらしなく口を開き、物欲しそうにベロをだす。


ぺろっ♡ ちゅる♡♡ ぢゅる♡♡


「それ、なにか悪い事?というか変わってないね?」

「はい!巴は♡ 既に立香殿に夢中です♡♡ あぁ♡ 立香殿、愛しき旦那様♡♡ もっと巴を♡ 貴方様に染め上げてぇ♡♡」


その言葉を合図かのように、突如藤丸は巴を抱えあげるように持ち上げ、抱き抱えるような姿勢となる。

外見の予想以上の力を発揮した藤丸、余裕の様子で巴を抱き、俗に言う駅弁、のような姿勢で自らのモノを押し上げる。

重量と重さに従って、下へと落ちる巴の肉体が、子宮が、押し上げられた巨根を迎え入れ。その射精をゼロ距離で、一滴も精子を逃さぬように迎え入れる。


「んほ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛♡♡♡」


巴も絶頂を味わいながらも藤丸を抱きしめるように、だいしゅきホールドの姿勢で足を組み固定する。


ドクン ッ゛ ッ゛……ドクンッ゛♡♡


ボコっ……っと突き上げられた子宮は肌からもうっすらと浮き出ており、射精された濃厚で多量の精液によってぽっこりと子宮が膨らんでいく。


「う゛お゛ぉ♡♡ 来てる♡ 来てますぅ♡♡ 旦那様の濃厚ザーメン♡ 巴の子宮をっ♡ 我が物顔で蹂躙してます♡♡」


藤丸も一度息を吐き、巴の膣内より自らの巨根を引き抜こうとするが……


「ダメ♡ ダメです♡♡ 巴、旦那様から離れたくありません♡♡ 切なすぎてぇーーーっ♡♡」


そうだいしゅきホールドの姿勢を崩さずに、改めて藤丸を抱きしめる。

だがそれも藤丸の口づけ1つで抑え込まれる。


「んぢゅ♡ ちゅぱ♡ ダメっ♡♡ ダメですぅ♡♡ 旦那様♡ 離れちゃ♡♡ んあぁ♡」


そうしてゆっくりと引き抜かれた藤丸のモノは、射精を終えたにも関わらず、依然として巨根と呼ぶべき存在感と大きさを保っていた。

巴の膣は名残惜しそうに巨根を引き抜かれた後も、絶えず再度愛しき旦那様のソレを迎え入れるために愛液を分泌し、準備を整える。そこから射精された精液は一滴も垂れ落ちることはない。

あるとするならば、引き抜かれた巨根に残されたもののみだ。ただしそれも、濃厚で粘着性のあり、ダマになっていると疑う程の、平均的な男性が射精する水っぽいソレとは全く別物である。正しく雄が女を雌にする、自らのものにする為に生み出し、染め上げるものだ。

巴は快楽に震えながらも、当然の礼儀であるかのように丁寧に亀頭に口付けをし、残った精液を吸い上げる。


じゅぞるるるるッ♡♡


「……んっ♡♡ んあぁ♡♡」


口に含んだ精液を見せつけるように口を開け、目を閉じ、味わうかのように喉を鳴らし飲み込む。


ごきゅ♡ ごきゅ♡♡


「んっ...///…んあっ♡ 濃厚でぇ♡ 喉に♡ 絡んで♡ こびりついて♡ 口内まで孕ませられそうです♡♡」


うっとりとする表情で、藤丸を見上げる巴。

藤丸は上機嫌にそれを眺めながら自らを見上げる巴の視線に、自らの巨根を見せつけるかのように置く。


「お゛お゛ぉ♡♡ すっごぉ゛い♡ まだ、こんな♡♡ しゅき♡♡」


ぶしゅっ♡ ぷしゅぷしゅ♡♡


だらしなく、絶頂し続けながら、震える体を動かす。近くのに手を乗せ、体重を預けながら体勢を変える。


ふりふり♡


臀部を藤丸へ突き出し、愛液を溢れさせ、ヒクつきながら何かを待ち焦がれる性器を見せつける。まるで誘惑するように、焦らされているように尻をふる。


「立香殿ぉ♡ こんどはぁ♡今度は♡ この姿勢で巴をイジメてください♡♡ いつものように♡ 無理やり、強姦するように♡♡」


ふりふりふり♡♡


「犯してぇ♡ パコパコしてぇ♡♡ 巴のぉ〜♡ 旦那様専用ラブラブマンコでぇ〜♡ ラブラブレイプして〜♡……んひぃ♡♡」


巴の痴態を眺めていた藤丸、唐突に膣内へ自らの逸物を差し込む。

初めの挿入よりも深く、滑らかに、それでいて的確に巴へ快楽を与えた。


「お゛っ♡ お゛お゛っ♡♡ 気持ち…良すぎて……あたま…真っし…何もぉ♡ 考えられ……♡♡ んほお゛っ♡♡」


深く挿入したかと思えば、絶頂し理解が追いつく前にピストンを開始する。


パンっ♡ パンっ♡♡


「お゛っ♡ お゛お゛ぉっ♡♡ しゅき♡ 好きぃっ♡♡ 立香殿ぉ♡♡」


肉が打ち付けられる音と、嬌声が響く。

それもまた、不思議と祭囃子に遮られ、邪魔は一切入らない。

祭囃子のその裏で、雄が雌を貪る。野性的な宴は行われ続けた。



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祭りは夜が深け、子供たちが家路についた後も変わらぬ賑やかさと共に続いた。彼と彼女の饗宴も。


ぱんっ、ぱんっ、どちゅん♡


「お゛お゛っ♡ ごりゅごりゅされるぅ♡♡ 更におちんぽが凶悪になられて♡♡ 巴のおまんこが更に抉られてぇ♡♡」


どっちゅん♡♡


「んほ゛ぉ♡♡ 深いのきたぁ♡♡ 子宮口チュッチュしゅきなのぉ♡♡」


ぱん♡ぱん♡ぱん♡ ぱんっ♡♡


「鬼ピストン好きぃ♡ ケダモノみたいに犯されてるぅ♡♡ 発情交尾パコパコいぃ♡♡」


どびゅ♡♡ びゅるるる〜〜〜♡♡


「あへぇ〜♡ 染められてるぅ〜♡ 立香殿の濃厚ザーメンに肌が犯されてますぅ♡♡」


何度目になるかの勢い止まらなぬ射精を臀部を中心とした背中に浴びせられる。

度重なる性交によって服装は乱れており、巴をより一層艶やかにする。既に膣内に濃厚に満たされた精液は、その純度を表すかのような粘度と共にゆったりと垂れ、脱ぎかけたスパッツへと溜まる。


どぽぉ♡ ごぽぉ♡ ごぽぉ♡


しばらく、色っぽい息と膣から溢れ垂れる精液の音、その余韻に絶頂する巴の嬌声が辺りに流れる。

藤丸は依然と立派な逸物を仕舞いながら、巴を見下ろす。

相変わらず好青年な出で立ちではあるが、その姿は自らの雌、所業を見つめる支配者の雄としての雰囲気を醸し出していた。


「そろそろ祭りもお開きみたいだし、行こうか巴さん」


そう今も余韻の快楽に達っし、震える巴へ言い放つ。先程までの行為を感じさせないほど平然とした物言い、だが少しばかり強気な口調であり、それに反応して巴の体はもう一度強く達する。


「は、はい♡ 少し♡ お待ちください♡♡」


あからさまに強気な態度に興奮しながら、ゆっくりと体勢を直す。

今も耐えず膣内より垂れる精液の動きに体を悦ばせられながらも、スパッツを溜まった精液ごと押し上げ、身につける。


「んっ♡♡ んひぃ♡♡ んっ♡ あぁ〜♡♡」


多幸感を感じながら、だらしない表情のまま最低限と言わんばかりに上着の和服を着直す。


「それじゃあ、行こうか」


何とか立ち上がった巴を支えるように肩に手を回し祭囃子の方へと戻っていった。


「んっ...///♡♡ はい♡ 巴は、旦那様とどこまでも♡ お供致しますぅ」


肩に手を置かれた時、体を寄せられ、藤丸の存在、匂い、力を感じる度に体が快楽に襲われ、巴は更にそれを求めるように体をより藤丸へ寄せる。

熱愛カップル、もしくは娼婦を虜にした精豪、雌を従える雄。そんな印象を周囲に持たせる2人はその場を後にした。



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祭りのフィナーレを飾る花火が上がる中を2人は歩く。

女は少し脱力気味で、体を隣の青年に預けながら、熱が籠った視線をただ青年へと向けていた。花火など一切眼中に無いその様子から、彼女の思考が青年一色に染められているのは誰の目から見ても明らかだ。

女の服装も、踊り子を思わせる着物であるが、取り繕うように着ているだけで、最低限で粗が目立つものであり、恍惚とした表情に最低限に気直した服装。汗で濡れ、内股の足には特に水っぽく、時折何かを感じるように小刻みに震える体。

既に活気な祭りの踊り子ではなく、扇情的な娼婦や花魁、雄の情欲を掻き立て、奉仕する女に見えるだろう。

だが周囲は2人の様子の違和感に気付かない。その爛れた雰囲気を気に止める、違和感を持つ者は誰一人いない。

ただその溢れる色気によって男は不思議と情欲を掻き立てられるが、同じように色気に当てられな女性は、目の前の男たちではなく、自分たち雌を従える雄である藤丸を雌としての本能から自然と探してしまい、有象無象たる唯の男には一切靡かないだろう。そしてそれは当然巴も同様である。


「花火、綺麗だね。巴さん」

「はい♡ 立香殿ぉ♡ 素敵です、あいしてますぅ♡ 」


立香の言葉に対しても、蕩けた様子で彼への愛、想いをただ呟く。

心ここに在らず。というよりも、立香のみにしか向いてないと言うべき様子だ。


「あれ〜?ダーリンと巴じゃーん!やっと見つけたし〜♡」


そんな2人を唯一正確に認識し、声をかける者がいた。

凛とした、気品のある巴とはまた違う、無邪気で可愛げがあるようにあざとさを感じる声。その姿も若者らしく、俗に言うところのギャル。褐色の肌に映える白い巫女服を着こなした女性がそこにいた。




「鈴鹿、来てたんだね」

「そ!せっかくの祭りだし、ダーリンと一緒にいようと思ってたんだけど、もう巴と始めてたんだ♡ 私も混ぜて欲しかったなぁ〜♡」


そう巴とは反対方向から藤丸に身を擦るように寄せ、片腕を取り胸を押し当てる。


「あれ?やっぱりバレてた?」


藤丸は特に意に返すこともなく、自分をダーリンと呼ぶ鈴鹿をさも当然のように受け入れそう聞き返す。


「当然じゃん、こんなエッロい匂いだして♡ 私もおかげで盛っぱなしだし」


そう胸を当ててる藤丸の腕先を自分の陰部へと当てる。藤丸の指先が陰部へと触れ、その水気を感じる。


くちゃ♡♡


「んっ♡♡ やっぱりダーリンの指がイィ♡ 自分でするのと全然違う♡♡」


そう悦びながらも巴へ視線を移し続けて言う。


「それに〜巴のこんな姿見たら、誰が見たって明白だし♡ 」


彼女の言う通り、巴は彼女の登場も対して気にする仕草もなく。


ちゅぱ♡ ちゅ♡ちゅ♡ ちゅぱ♡ れろ♡ んちゅ〜♡♡


そう藤丸の首元に口付け、舐めるなどを無意識に行い、未だに行為の最中のようであった。


「ついさっきまでこのご主人様にパコパコ犯されて〜♡ この人専用のハメ穴お嫁さんにされちゃいました〜♡ って言ってるみたいなもんだし。今も早く交尾再開したいです〜♡♡ もうパコることしか考えてなーい♡♡って感じ!」


そうシシシと笑いながら恥ずかしげもなく巴の姿を解説する。


「そっか、じゃあそろそろ帰ろうかな?鈴鹿も一緒に来る?」

「とーぜんだし♡ 元々ダーリン目当てで、ダーリンがいない催しなんて興味ないし♡」


そう応える。

藤丸はその返答を聞き、両手に花の如く美女を従えて住処の一つであるマンションへと戻ろうとする。

が…


「ちょっとちょっと!ダーリンそっちはダメだって」


それを焦るように鈴鹿が止め、向きを神社の方へと方向転換させる。

続けてその理由を述べる。


「今のダーリンと巴の交尾臭を撒き散らしながら帰ったら寝ている女達は総じて雌になっちゃうし」


スンスン♡ んほ゛ぉ♡♡


「んっ.../// っ〜〜♡♡ こんな匂い嗅いだら、JK、JDどころか、JC、JSだって夢の中でガチ恋雌堕ち不可避だし、もれなく初潮しちゃって次の日から父親もクラスの男共も雄として見れなくて、人生かけてダーリンを探すハメになっちゃうし♡ また街中に暗示をまく事になっちゃうし♡♡」


そう説明をしながらも藤丸を雄として讃え、それ以外の男を見下すようにニヤつきながら言った。


「行くなら断然私の神社だし。人払いはとっくに済ませてるし、食事も準備も万端ーーー」


そう自らの支配地をアピールする。


「えっろぉ〜いコス、用意してるよ♡♡ 巴と一緒に、ダーリンのこと楽しませてーーー」


手で服の上からもわかる藤丸の逸物を優しく撫で、下から上へと上がるように囁きながら最後は耳元で。


「あ♡ げ♡ る♡」


ちゅ♡♡


口付けをした。

その瞬間、今度は返すように藤丸が鈴鹿の身を自分の方へ寄せ、唐突にその唇を奪う。


「っ!?♡♡ んっ♡♡ んぢゅ♡ んっ♡ んっ♡ んっ〜〜♡♡ ぷはぁ♡」


鈴鹿はされるがまま、待ち望んだかのように受け入れる。


「あ〜♡♡ もう好き♡ マジやばい、私ダーリンのこと好きすぎ♡」


たちまち鈴鹿も巴と同様、目にハートが浮かべるかのように藤丸しか眼中になくなる。


「ダーリン♡ 旦那様♡ ご主人様♡ 立香ぁ♡♡ 愛してます♡ 大好きだよ♡ もう全部あげる♡ とっくにあげてるけど♡♡ これからも私は全部立香の物だし♡♡ はやくハメハメしよぉ♡♡」

「あぁ〜♡♡ 立香殿ぉ♡ 巴も♡ 巴にもお恵みを♡♡ っ〜〜〜♡♡ ぷはぁ♡♡ 巴もっ!巴も精一杯御奉仕しまする♡♡ 巴が、全身全霊をもって♡ 立香殿を悦ばせさせていただきます♡♡ 巴の全てを堪能してください♡♡」


巴の乳房を揉みしだき、突起した乳首を焦らし、時に強くつねるなど弄り。鈴鹿の巫女服の上からもわかる美尻を乱暴に鷲掴みにされ、揉まれる。


3人はそのまま、他ならぬ鈴鹿を祀る神社の本殿へと入り、一夜を通して交じり合う。

そして鈴鹿が藤丸をマンションに帰らせなかった本当の目論見通り。翌日になっても3人は目合い続け、本殿から出たのは更に翌日になるのであった。

それも結局、巴と鈴鹿をハメ潰した後であり、その2人を侍らせて街を歩き、途中のコンビニで買い物を済ませた後、マンションへと帰宅し再びマンションの住民を交えた性活を始めるのだった。

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