神造宿願実行機構
意識が浮上する。
当機構に課せられた使命(オーダー)を確認する。
オーダー:人類の規定数までの削減
クライアント:プリトヴィー様
スーパーバイザー:シヴァ様他神々
改めてオーダーの受注を確認。これは正しく行うべき使命(オーダー)であるか。
承認を確認。
では、これは直ちに行うべき使命(オーダー)であるか。
肯定を確認。
では、これはいつまでに行うべき使命(オーダー)であるか。
期限を確認。
大幅に意識の浮上が遅れたことを認識。直ちにオーダーの実行に取り掛かる。
────では。
神々の願いで以て、当機構は人を救おう。
幾度か、周りが暖かくなり、冷たくなった。
現状をこのまま続けた場合のオーダー成功率の試算を繰り返したが、幾度繰り返しても失敗の結果しか出ない。
やはり、意識の浮上が遅れたことが響いている。
【神々へ状況報告】
【このままではオーダーの完遂は不可能と判断】
【状況打破の手助けを求む】
うーん、と神々の声が重なる。
『遅れはこちらでも確認している。プリトヴィーからもせっつかれているしな』
『どうしたらいいでしょう』
『いっそカリを溢れさせてカーリーに踊らせるか?』
『プリトヴィーが激怒不可避』
『激怒不可避というか、盤をひっくり返すようなものだろう。何故この子を作ったのか忘れたか』
『そうは言ってもなぁ』
しばらく神々の相談を聞き流しているとシヴァ様の声が大きく響いた。
『では、成功例を参考にすればいい』
成功例。
『別の世界では人類削減に成功している所もある。そこを参考にすればいい。今はちょうど覗き易い』
何を言っているかはわからないが、唐突に近くに何かが現れた気配がする。
『それを使って見てみるといい。方向は示そう』
見る、とは、どうやるのだろうか。
『ああ、今のお前にはその機能が無いのか。では見せてあげよう』
急に世界が切り替わった。湿っていてザワザワとした場所から、乾いていて“人”がたくさん居る、ホカホカとした場所に放り出される。たくさんの音と人の気配がするが、これは削減されるべき人ではないと判断できた。
『アレがドゥリーヨダナ。お前があったかもしれない姿。お前が望むならあの形もあげるよ』
声で示されたほうに何やら温かいものがある。
【形は不要。データだけ参考にできればそれでいい】
『……そうか』
小さな声で言ったシヴァ様の声が温かいものに重なると『ドゥリーヨダナ』と呼称される同機構が辿った使命(オーダー)の軌跡が流れ込んでくる。
『どうだい?』
【……折角の助力であったが、当機構にあの機構の模倣は不可能であると判断】
時間が足りない。
人手が足りない。
精神(こころ)が足りない。
力が足りない。
『そうか……まあ、なんとかしてみよう』
ホカホカとした場所からザワザワとした場所に戻る。
ああ、しかし。
あの機構は長く稼働していたようだ。あの機構が持つ知識は役に立ったかもしれない。
毒を撒き、食物を枯らし、川を溢す。それ以外の効率のいい方法を知っていた可能性がある。
少し思考を切り上げるのが速すぎただろうか。
思考を読んだかのように、近くにあった物質が強く輝いた。
目を開けると、暗い森の中だった。
はて。カルデアにて得た弟妹たちと、何やら増えに増えてる自身たちと共にシミュレーターの花畑にいたはずだが。
(うたた寝でもしてしまったか? それにしても、サーヴァントは夢を見ないのではなかったか)
首を傾げつつ、ドゥリーヨダナは湿度の高い森の中を進む。夜だ。夜か? 見上げる空は何とも言い難い時間を示しているようだ。
(夕暮れなのか、明け方なのかわからん。太陽の位置がわからない)
群青に僅かに橙が混ざる空を見ながらザクリ、メシリと大地を踏み締めて歩くけれど、こんな所を歩いた記憶は無い。
(……湖に向かう道が、こんなだったか?)
嫌な記憶を見せてくる。とため息を吐いたドゥリーヨダナは、目の前の茂みの奥に何かがいることに気づいた。
じわりじわりと滲むように侵食している何かを不審に思って覗き込もうとした次の瞬間、転身して走る。
ソレを正しく認識したわけではないが、ソレにだけは近づいてはならないと思ったのだ。しかし、遅かった。
この場はドゥリーヨダナにとっては見知らぬ夢中の森であったが、ソレにとっては十全に性能を発揮できる場だった。
「すkぉ、ぃ」
朧げな発音でドゥリーヨダナの体を絡め取ったソレは、その中にドゥリーヨダナを引き摺り込む。
「やめろ!!」
「か、ぁ……rぃ、る」
その日、カルデアからドゥリーヨダナの霊基が突如として消失した。
「ドゥリーヨダナが消えたぁ?」
面倒臭そうに頭を掻くビーマに困ったように眉を下げてマスターである青年は頷く。
「うん。昨日、子供のサーヴァントたちとシミュレーターの花畑で遊んでいたら、突然消えたらしいんだ。一緒にいた偽王が情報統制して、ユユツオルタたちには知られてないけど」
「何してんだよあいつは」
自分の宿痾とも言える男が子供と呑気に花冠を作っているのを想像してがっくりと肩を落としながら、それでもビーマは霊基を第二から第一に切り替える。
「わざわざ呼びに来たってんなら、どこに行ったか目星が着いたんだな」
「うん。どうも、急がないと拙いかも」
はぁ、と大きなため息を吐いて気を逃がしてからビーマはマスターに着いて管制室に向かった。
管制室に着くと、ゴルドルフやダ・ヴィンチを始めとしたメンバーがペーパームーンを眺めながらなんのかんのと話し合っていた。
「ああ、ビーマ! 来てくれたんだね」
「まあ、あのトンチキがなんかやらかしてるならなんとかしねえとだろ……」
心底面倒臭そうに言いながら、ビーマは管制室を見渡す。
「……同行は俺だけか?」
「マシュも行くよ」
「はい!」
「おう。そうか。……それにしても少ないだろ」
いつもはもう少し多い。なんとか探して三基は整えているはずだ、とビーマが眉間に皺を寄せれば、シオンが「それがですね」と眼鏡を上げた。
「少し前に発生が確認されていて調査中だった微小特異点なんですが、これが昨日から急速に安定し始めたのです。そのせいでこの特異点は殆どのサーヴァントを受け入れません」
「安定?」
「そう。安定」
なんだそりゃ、とビーマが肩を落とす。
「じゃあ、あのトンチキ野郎をとっ捕まえて、聖杯を見つけて帰ってくればいいだけか?」
それならまあ自分が適任だろうとガシガシ頭を掻くビーマにダ・ヴィンチがいいや、と可憐な顔を歪ませる。
「いいかい。ビーマ。藤丸くんたちも聞いていて。この特異点はドゥリーヨダナを取り込んだことで安定した。つまり、彼が何かしらの因子として取り込まれた可能性が高い」
ビーマの横でマスターとマシュもダ・ヴィンチの話をちゃんと聞いている。
「ドゥリーヨダナを無理に帰還させると、この特異点は致命的な崩落に至る可能性が高い。かといってこのまま特異点が自然に解消されるまで待てばドゥリーヨダナという英霊が特異点に取り込まれたまま消失する可能性もある」
「──は?」
これまで聞いたどれよりも低いビーマの一言で場に一気に緊張が走る。ドゥリーヨダナがじゃかぽこ増えても、湿気を含みつつも「どこまで増えんのかいっそ気になってきた」と乾いた笑いを浮かべていたビーマだが、ドゥリーヨダナを失う可能性だけは考えていなかった。
「笑えねぇな」
「笑い事じゃないからね。此処には彼に所縁のあるサーヴァントが多すぎる」
笑えない、と言いながらもビーマの口角は歪なほど吊り上がっているが、銀に紫を一滴垂らしたような明るい瞳だけが殺気を含んで輝いている。
ゴホン、とビーマの殺気を受けつつもゴルドルフが咳払いをした。
「話は聞いていたな。では改めてマスター藤丸にオーダーを伝える。今回の仕事はこの特異点の問題の解決、ならびにサーヴァント・ドゥリーヨダナの救出だ。いいか。救出、だぞ。それを第一優先に動くように。いいね!? うっかりドゥリーヨダナが消えたりしたらストームボーダーが大変なことになるからね!!?」
「はい!」
マスターとマシュの力強い返事に、ふぅ、とビーマは息を吐いた。一人で逸っていても仕方がないと気を持ち直す。
「じゃあ早速、情報収集だ」
レイシフトした先はビーマたちが生きていた時代のインドだった。懐かしい故郷の風に荒れていた心が落ち着くのを感じながら、ビーマはふんす!と意気込むマスターとマシュを抱えて街に向かって跳んだ。
「……ん」
「どうかした?」
「戦闘が起こってる」
「え!?」
咄嗟に止まり、高台から街を覗くと戦士たちがカリと戦っていた。
「カリだ!」
「んじゃあまあ、アレは敵だな」
「うん! マシュ! ビーマ」
「はい!」
「おう!」
ビーマが二人を抱えたまま街に降り立ち、マシュがマスターを守り、ビーマがカリを狩る。
「助太刀感謝する!」
「構わねぇよ!」
戦士に礼を言われたビーマがそれに応えながら旗槍を振るう。
(おかしい)
しばらく戦っていたビーマは一向に減らないカリに眉間に皺を寄せた。個体それぞれはそこまで強くないとはいえ、余りにもカリが多い。先程ビーマに声を掛けてきた戦士は既にカリの物量に押されて視界から消えている。
(くそ、こんな時に大勢を捕捉できる宝具だったら良かったんだが)
風神の力も借りて槍が届く範囲を吹き飛ばしてからビーマは一旦マスターと合流した。
「無事か?」
「勿論。ビーマは?」
「見ての通りだ」
マシュに守られたマスターの無事を確かめてからビーマはその頭一つ抜けた身長を活かして周囲を確認する。
「住民は殆ど避難してんのか」
「そうみたいだね」
残っていたらしい幾人かも戦士たちに保護されているみたい、と伝えられてビーマが頷く。
「ここはドゥリーヨダナがカリの王として成立した世界か」
「多分、違うよ」
「ん?」
多分、と保険を掛けつつもハッキリと否定したマスターを見る。
「カリの王として成立しているなら、オルタが選ばれたはず」
「それもそうか」
それならばどうして、こんなにもカリが溢れているのかと思考しようとした三人の目の前に、見慣れた鮮やかな藤色が靡いた。
「あ゛ぁ゛もう! めんっどくせぇなぁ!」
見慣れた藤色は見慣れない……少なくともマスターとマシュには見慣れない弓を構える。
「俺がこれやっても兄貴の劣化版にしかならねぇってのに! 行くぞ弟たちよ! 『一より生まれし百王子』!!」
見慣れた見慣れない男の号令と共に、咆哮を上げながら見慣れた王子たちが進軍する。
カリの群れが王子たちに押しやられ後退したところで、これまた見慣れた菖蒲色が舞った。
「オラァァァアアアア!!」
「あー!!! 突っ込むなっつってんだろこのバカ!! アホ!! 森ゴリラ!!」
百王子を跳び越えてカリたちの群れの後方に飛び込んでいった菖蒲色を追いかけて藤色が飛び込んでいく。
「……えっと……」
怒涛の勢いに押されていたマスターを残っていた百王子の一人が振り返る。
「ごーめん。後でサナ兄が説明すると思うから、あのゴリラが回収されるまで待ってて」
ヒラヒラと手を振って姿を消した王子にポカンと口を開いていると、爆音と共に菖蒲色の……もう一人のビーマが吹っ飛んできた。ズザザァと土を削りつつ転がる様子にマスターが目を見張る。
「え!? 大丈夫!?」
「お? おう! ……なんで戦士以外がまだいんだ? 退避命令が出てただろ」
元気に立ち上がってパンパンと白い、カルデアのビーマでいう第二再臨の服についた土を落としながらビーマが不思議そうに首を傾げた。
「あー……いや、俺たちは」
「おい、この状況を説明しろ。なんで街中にカリが溢れてやがる」
「は? 俺?」
ずいっと進み出たカルデアのビーマに、おそらくこの特異点のビーマが目を瞬いた。
「えっと、彼は」
マスターがなんと説明したものかと頭を抱えていると、再び轟音が響いて今度は人影が二つ落ちてくる。土埃を立てながら着地した影は金属がぶつかり合う、重たいが甲高い音を立てた。
土埃を巻き上げながら見慣れた藤色の切り揃えられた長髪を靡かせ、おそらくはドゥフシャーサナがビーマの旗槍を操り白黒の男と打ち合いながら苛立ったような声を出す。
「なあ、その姿止めてくんねぇ!?」
「この形を取ることは当機構が希望したことでは無い為、その要求には応えられない」
「じゃあそのままでいいとして、兄貴返してほしいんだけど!」
「当機構に与えられたオーダーが完遂すれば返却が可能である」
「それいつ終わんの?」
「あと8日の内に」
「あと8日で9億殺すって? 洒落にならんね! まあ俺らも18日間で12億死なせてるけどさ!」
「その戦争を参考に当機構は行動を起こしている」
ドゥフシャーサナと打ち合いながら無感情に応えている男は真っ白い肌に切り揃えられた薄い灰色の髪、装飾もわからない真っ黒い装束を着たドゥリーヨダナだった。振るう棍棒も白く、まるで色味が存在しない。
ひゅっとカルデアのビーマの喉が鳴るが、二人は意に介さず打ち合いを続ける。パァンとドゥフシャーサナの旗槍を大きく弾き、ドゥリーヨダナは棍棒を下ろした。
ドゥリーヨダナが棍棒を下ろしたのを見て旗槍を構え直そうとしていたドゥフシャーサナも止まり、嫌そうに旗槍を特異点のビーマに放って投げる。
「槍を離すなバカ」
「態とじゃねぇよ」
旗槍を受け取るビーマの横にいたマスターは、白いドゥリーヨダナとバッチリと目が合った。
「カルデアのマスターか」
「え、あ。はい」
「聖杯と呼ばれる願望器は当機構が所有している。ただ、今はまだ取り出せない為、ドゥリーヨダナと呼称される機構を返却する際にまとめて其方に渡そう。聖杯が残っては此方も都合が悪い」
「んぁ、えぇ?」
混乱するマスターを他所に、カルデアのビーマが一歩踏み出す。
「で? ドゥリーヨダナも聖杯もやるから、あと9億殺されるまで黙って見てろってか?」
「抵抗したければすればいい。当機構のオーダーが人道に反していることは理解している。しかし、こうしなければこの世界は崩落する。当機構はそれを防ぐ為に起動した。起動が遅れた結果、短期間での作業になったことは当機構にも遺憾である」
ビーマを真っ直ぐに見る灰色の瞳は、その実何も映していない。そこに対話しているものがあるから目を向けているに過ぎない。
「当機構に課されたものは神々からの『絶対命令(グランド・オーダー)』である。どれだけの抵抗があろうとも、このオーダーは神々の加護を以て完遂される」
「グランド、オーダー……」
「其方のそれと同じと思考する必要はない。これは当機構で完結する」
それだけ言い放ち、ドゥリーヨダナはドロリと溶けて、地面に染み込むように消える。
ドゥフシャーサナが近くにいた戦士たちに撤退の指示を出しているのを聞きながら、マシュがギギギと錆びたブリキのように首を回してマスターを見、マスターはドゥフシャーサナに掴み掛かる。
「……あの、せ、先輩」
「サナニキ!! 説明して!? あとなんでサナニキ仮面着けてるの!?」
「おう。いきなり馴れ馴れしいな。まあカルデアでちょくちょく会ってたから仕方ないか。仮面はなぁ」
サーヴァントとして成立しているはずのドゥフシャーサナが、ドゥリーヨダナの宝具で呼び出される際に王子たちが着用している仮面と同じ物を着けていることを指摘されてため息を吐く。
「あの姿見て、この顔晒して「味方でーす」は信じてもらえねぇわ」
周囲に戦士の姿が無いことを確認してからドゥフシャーサナが画面を外すと、マスターとマシュがポカンと口を開けた。
「ドゥリーヨダナ?」
「違うっての。でも、そう思うくらい似てるだろ? カルデアにいるのはカリ化してるからちょっとわかりにくかったろうけど」
「そ、そっくりですね……」
「兄弟の中でも兄貴と俺はマジで似てるんだよ。たまに影武者もやってたから、今回は兄貴が出てこれないから俺が喚ばれたんだろうな」
仮面を被り直し頭を掻くドゥフシャーサナに、ドゥリーヨダナが消えた地面をジッと見ていたカルデアのビーマがゆっくりと顔を上げた。
「お前はドゥリーヨダナの宝具で出てきてたのと同じドゥフシャーサナなのか?」
「同じではねぇよ。でも記憶は共有してる。ってことを召喚されてから初めて知ったけど」
あー、疲れた。と首を鳴らしたドゥフシャーサナは無言で自分を見ている特異点のビーマに気づく。
「なんだよ」
「そいつは知り合いか?」
特異点のビーマはカルデアのビーマを指差し、どうやら警戒しているらしい。
「俺と同じ世界で生きてたお前だよ。つーかカルデアのことはヴィヤーサが説明してたろ、聞いとけよ。威嚇すんな。お前なんか二つ折りにされるぞ」
「聞いてた。でも俺がいるとは聞いてねぇ」
「そこまでわかるんだったらヴィヤーサはここの兄貴を見つけられたろうよ」
「お前も言わなかった」
「わざわざこのゴリラの話なんてしたくねぇよ。気分悪りぃ」
特異点のビーマの子供のような文句を聞きながらドゥフシャーサナがマスターを振り返った。
「とりあえず宮殿に行くぞ。この特異点色々変わってるからそこでまとめて説明するわ。あと、俺は野良サーヴァントじゃなくてマスターがいるから、一応そこは気にしてくれ。目的は大体一緒だからいいんだけどさ」
「マスター?」
「聖仙ヴィヤーサだろ」
「マジムカつくけど大当たり〜」
機構ヨダナ
うっかり素ヨダナの軌跡を見てしまったせいで、本人全くの無自覚に拗ね散らかしている。あんなに与えられたのならできて当然じゃないか!?
「いいもん! 当機構は一人でできるもん!(できてない)」状態。初めてのお使いレベルで神々の万全のバックアップ付き。
姿は素ヨダナを取り込んだ時に神々に作り直された。会話するのに便利だったのでそのまま活用している。
普通に死産だと思われてそっと葬られたので、憐れみの感情だけは知っている。だからこそ、世界を守り人を生かすことに躊躇がない。
素ヨダナ
もしかしてこれわし様また増えるの?と思いつつ、機構ヨダナの終わりの為になんとかビーマだけは特異点に入れるように聖杯を使った。
何故ビーマを呼んだかといえば「ビーマならどんなわし様でも殺せるだろ」という英雄への信頼。
カルデアビーマ
増えてもいいけど減るのはやめろ!!!!! 殺すぞ!!!
は????? 俺に殺させようとしてた??????
殺す!!!!!!
素ドゥフシャーサナ
素ヨダナの代わりに召喚された。その為か三臨のドゥリーヨダナそっくりの格好+仮面。
メインウェポンは弓だけど、機構ヨダナは棍棒術B-くらいなのでなんとか棍棒で渡り合える。
特異点のビーマに懐かれて胃が痛い。なんか心臓も痛い気がする。お前は俺の食レポをするなよ。
特異点ヴィヤーサのメンタルケアをしつつ、機構ヨダナを倒す為に特異点ビーマに棍棒術の稽古もつけているので一番忙しい。
特異点ビーマ
ドゥリーヨダナが居なかったせいで兄弟以外の人間としっかり関わる機会がなかったので、初めてできた人間(人間ではない)の友人(友人ではない)のドゥフシャーサナに懐いている。
武術を納めていない為、力は強いが戦うのはそこまで巧くない。喧嘩殺法しては怒られてる。
特異点聖仙ヴィヤーサ
わくわくで壺とギーを用意していたら機構ヨダナが捨てられていて膝から崩れ落ちた。「だって明確に死産でしょう!?」by従者ズ
探しても探しても見つからず、やっとのことで見つけたと思ったらなんか聖杯使って他所の自分を取り込んで完全機構化していた。泣いた。
対抗策としてなんとか素サナを召喚したけど「弟もできたかも知れなかったんだねぇ!!!」とギャン泣きして素サナに引かれた。
本当は凄い人。多分。
カルデアに来たらユユツオルタと仲良くなる。