社長が特異点のチンピラに負けるわけないだろ!

社長が特異点のチンピラに負けるわけないだろ!


♡※負ける

 モブ姦即堕ち二コマ全体的に無様エロ



 サーヴァント・アーチャー、高杉晋作。気づけば見知らぬ場所でひとりぽつんと佇んでいた。

 周囲を見渡せど共にレイシフトした筈のマスターや他のサーヴァントは見当たらない。どうやらこの特異点に飛んだ際にはぐれたらしい。少し前、SAITAMAでの二度目の事件を経てカルデアに所属することとなった高杉であったが、所属して日が浅くともこの組織が割りといい加減な部分があることは分かっていた。二度目の邂逅を果たしたあの時もマスターがサーヴァントとはぐれて護衛もつけずに歩き回っていたのを覚えている。

 少し先に見える景色は眩いネオンの光が溢れているというのに、この辺りは静かで薄暗い。多少のハプニングはそれも面白いと受け入れる高杉だが、どうせ同じはぐれる結果となるならあっちに飛ばしてくれればよかったのにと思わずにはいられない。

 人影はなく、明かりも乏しい。切れかかっているのか明滅を繰り返す街灯に蝿がたかっている。無造作に幾つも打ち捨てられたボロボロのゴミ箱から饐えたにおいが漂い、顔を顰めた。

 こんなところにいても面白いことは起こらないだろう。どうせならあのネオン街で面白おかしく遊び歩きながらマスターを探す方がずっといい。

 とりあえずの目的を決めたところで移動しようとした時だった。


「……おっと」


 低く呟き、切れ長の瞳が周囲を見回す。

 どうやらいつの間にか囲まれていたらしい。いかにも品のなさそうなチンピラめいた男たちが集まってきていた。

 背丈は現在の高杉をゆうに越え、体型はガッシリとしていて筋肉質。それぞれが下卑た笑みを浮かべ、高杉を見つめていた。内一人が口を開く。


「へへ……おい、ニイちゃん。随分キレイなナリしてるじゃねぇか」

「それはどうも。なんたって長州一の色男といえば僕だからね」


 それだけ返して立ち去ろうとして、進路を塞がれる。高杉は男を見上げ、不快そうに眉を顰めた。


「おい、邪魔なんだが」

「何処行くんだか知らねぇが、そう急くなよ」

「俺らとちょっと遊んでこうや」


 眉間の皺が深くなり、溜息をつく。

 何故こうもつまらない言葉がポンポン飛び出すのか。どこかの創作物から丸々引用でもしたかのような台詞に心底辟易する。


「悪いが、そういうのに付き合ってやるほど僕も暇じゃないんでね。君たちと遊んでも面白くなさそうだ」

「そう言うなって……」


 手首を掴もうとした手をピシャリと叩き落とす。男はおお怖、と嫌なニヤニヤ笑いを浮かべるばかりだった。

 これだけ明確に拒絶の意を示しても尚男たちは高杉の進路に立ち塞がる。それならば遠慮をしてやる道理はないだろう。


「しつこい。まったく……少し痛い目見せてやらないと分からないか?」


 宝具による味方の強化支援が真骨頂の高杉だが、単体で全く戦えないわけではない。これでも生前は様々な武芸を学んでいる。剣術に関しては柳生新陰流の免許皆伝だ。加えてサーヴァントとなった今では身体能力は生前よりも上がっており、魔改造三味線やら特製火炎瓶やらの武装も充実している。

 さすがにマスター無しではアラハバキを喚び出すのは難しいが、それでもこんなところで屯しているチンピラ程度には遅れを取らない。

 男たちも流石に空気の変化を悟ったらしい。──が、もう遅い。


「つまらなそうな戦だが……僕が面白くするとするさ」


 切れ長の目を細め、破天の麒麟児は口角を吊り上げた。



 ──数十分経過


「ん゛ぉッ、お゛ッ♡♡ お゛っほぉ゛ぉぉ♡♡ ぉ゛ぉ゛お゛〜〜〜〜ッ♡♡♡」


 衣類を全て剥ぎ取られ、極太の肉槍に肛門を貫かれる高杉の姿がそこにはあった。辺りには刃を折られた刀が、棹を圧し折られた三味線が無造作に放られている。

 屈強な肉体によって日に焼けていない華奢な身体をいとも簡単に押さえつけられ犯される。結腸口を容易にブチ抜かれ、腹を内側から殴りつけられるかのような乱暴なピストンが繰り返されていた。

 にも関わらず高杉を襲うのは痛みでも不快感でもなく、脳を灼き切ってしまいそうなほどの凄まじい快楽であった。


(お、おかしいっ! おかしいだろ! どう考えても僕が晋作無双する流れで……! それもこんなチンピラ相手に……!)

「な゛んっ、でぇ♡♡ お゛ッ♡♡ イ゛っぐ♡♡」


 ごりゅっ♡ と最奥までねじ込まれ絶頂。次いでびゅーびゅーとナカで射精される。胎(はら)を熱い精液で満たされる感覚にまた軽くイった。


「イキってた割には大したことなかったなこいつ」

「お゛ぅ゛ッ♡♡」


 にゅぽん、と陰茎を引き抜かれその衝撃でビクンと身体を痙攣させる。無惨に赤く腫れた肛門からは粘度の高い白濁が溢れ出た。地面に崩れ落ち、ほっそりとした腿がぷるぷると震える。


「う……ぁ、あ……」

(クソ、こいつは想定外だ……! 一旦撤退してマスター達と合流を……)

「どこ行くんだよ」


 惨めに這ってその場から離れようとする高杉の細腰を別のチンピラが掴む。あっさりと引きずり戻され、ヒクつく肛門に陰茎をハメられた。


「お゛ッ!?♡♡」


 バックで腰を打ち付けられ、長く伸ばした紅梅色の後ろ髪を掴まれた。ただそこにあって目についたからくらいの気軽さで、鮮やかな髪が手綱のように引っ張られる。


「面白くしてくれんだろ? なんかしてみろよ!」

「や゛べッ♡♡ お゛♡♡ ひぎッ♡♡」


 肉がぶつかり合う音が高らかに響く。高杉は最早抵抗らしい抵抗すら出来ずに揺さぶられ、快楽に翻弄されるより他ない。

 当たり前のように腸内に射精され、先程出された分も合わせ容量を越えて逆流した精液が結合部から溢れ出る。長大な陰茎がズルリと抜け出る感覚ですら尾てい骨をゾクゾクさせた。

 生前知り得ないアナルアクメに困惑する高杉自身の意思に反し、尻穴の方は貪欲に快楽を求めて陰茎にむしゃぶりく。

 陰茎が出て行ってしまい、寂しげに戦慄く肛門。赤く腫らして白濁の涙を流すそこへ太い指が無遠慮に押し込まれた。


「はー……♡ はー……♡ ……ん゛ひッ!?♡♡」

「しっかし、締りが良すぎるのも考えもんだな」


 きゅうきゅうと絡みつき媚びてくる腸内を躾けるように、複数本の指がぐっちゅぐっちゅと掻き回す。


「ぁ゛っあ゛っあ゛っあ゛っ♡♡ や゛ッ♡♡」

「ケツ振ってんじゃねぇ! 動かしづれぇだろうが!」

「ひぎゃッ!?♡♡」


 容赦のない手マンから逃げようと揺れる尻を咎めるように打ち据えられる。感覚を伝える信号はすっかり馬鹿になってしまったのか。痛みよりも"気持ち良い"が上回って脳に伝わり、高杉の陰茎から少量の精液が洩れた。


「おら、ケツマンコ緩めろや色男」

「ッお゛!?♡ ひぃ゛いッ♡♡ んお゛ぉ゛♡♡イ゛ぐっ♡♡ イ゛ぐぅ゛ぅッ♡♡」


 端正な顔を歪ませて背をしならせ、たった数本の指による乱雑な手マンでアクメへ至らされる。指が引き抜かれると腰は高く掲げたまま、弛緩した上半身が地面に崩れ落ちた。


「お゛ッ……♡ ん゛お゛ぉッ……♡♡」


 絶頂の余韻に打ち震える高杉だが、凌辱劇はまだ終わらない。

 痴態を眺めていた別のチンピラは脱力する高杉の肢体を難なく抱え上げた。中出しされた精液を零しながら収縮を繰り返す肛門にいきり立つ肉の凶器があてがわれる。そこで我に返った高杉は、幾度もの絶頂で疲弊しきった身体で弱々しく藻掻いて抵抗を試みた。


「ぁ……や、め……っ! 下ろし……!」


 どちゅんッッ♡♡ ごりゅごりゅッ♡♡♡


「お゛ッほぉお゛!?♡♡」


 けれど抵抗虚しく剛直で貫かれ、仰け反りアクメをキメてしまう。

 背面駅弁で突き上げられ、揺さぶられる華奢な肢体。体位のせいでより深く挿入された陰茎が薄い腹を歪に膨れさせた。


「お゛っ、ぁ゛ッ♡♡ あ゛♡♡ ん゛お゛ッ♡♡ お゛ッ♡ お゛ッ♡ お゛お゛ぉ゛ぉ〜〜〜〜ッッ♡♡♡」


 突き上げられぷるぷると揺れる性器から噴き出した潮が撒き散らされる。凄まじい快楽に思考回路はとっくに灼かれ、霊核にまで刻み込まれるマゾメス敗北アクメ。激動の時代を生きた維新の英雄の姿は最早なかった。


「オラッ! イけ! 馬鹿みたいにアクメ顔晒してイき死ねッ!!」

「……!? い、いやだっ、ちんぽで殺されるの嫌っ……!」


 "死"というワードによって引き戻される正気。それもまさにちんぽによって一瞬で叩き潰された。

 一際雄々しい一撃がメス堕ちアナルを穿つ。


「お゛…………ッ!!?♡♡ ん゛ぉ゛お゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡」


 三度目の腸内射精。

 ビクン! と大きく痙攣し、ピンと脚が伸ばされる。天を仰いだその表情は蕩けきり、情けないアヘ顔を晒していた──


………………

…………


「お゛ッ……♡♡ お゛、ぉ゛お゛ッ……♡♡ ん゛お゛ッ……♡♡」


 横倒しになったゴミ箱から精液に塗れた下半身が生えている。

 あれから散々チンピラ共に輪姦(マワ)され、やがて飽きられて放置された高杉晋作その人であった。

 赤く腫れた肛門には折られた刀の柄が突っ込まれ、無様さと滑稽さをより際立たせていた。

 尻には「FACK ME♡」とでかでかと書き込まれていて、周辺はあまりにも品のない落書きの数々で彩られている。

 幾度となく犯されたせいですっかりイキ癖がついてしまったのか。勝手に収縮を繰り返す肛門が突っ込まれた柄を締め付け、終わらない甘イキによって落書きだらけの尻が痙攣していた。


 英霊としての矜持を完全に圧し折られた高杉がマスター達と合流するまで、あと──



end.

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