硝太の夢 プロット
硝太の動きでアイが刺されなかった世界でアクアとルビーとアイとミヤコ、そして自分を普通の息子として扱ってくれる壱護でいつものように過ごちゃうけどやっぱり違うと思ってふとアイに「 「これ、夢だよね」と言ってしまう。
アイが「夢だけど欲しかったものでしょ」
「頑張ったもんね」
「君はここで言っても大丈夫だよ」
「これは神様からのプレゼントなんだ」
と夢であることを認めながらもそこに居続けるように昇る。
そこに
硝太「確かに欲しいものだけど、僕は待ってる人がいるから」
アイ「フリルさんのこと?大丈夫。この世界でも彼女はいるし、高校生になれば会えるよ。会おうと思ったらそれまでから、見つかるじゃないかな」
硝太「違うよ。この世界のフリルじゃなくて、元いた世界のフリル。待ってんじゃないか。帰らなきゃ」
アイ「幸せな日常を捨てても?アクアもルビーも、傷ついたことない未来なのに?」
硝太「そうだね。とりあえず、否定したくないんだよ。目が消えたあとの、二人の頑張りを」
アイ「そっか、そうなんだね。やっぱりミヤコさんらしいだなぁ」
硝太「…お考え」
アイ「何?」
硝太「愛してる」
アイ「ふふ。彼女がいるのに言っていいの?」
硝太「いいの。家族だから──今まで気が重いから目を背けて、蓋をしていた。だから忘れてたんだ。大切なことを。でも遠慮させてくれた人がいるから。また逃げた「たくない」
硝太「二人のことは任せて。絶対に不幸なままだったりなんてしないから」
アイ「それではお願いします。ニニちゃん。私も、愛してるよ。私だけ一人の弟なんだもん」