石化大好き
ブラッシュアップ黄昏すら眠りにつく頃、私は薄闇の洞窟で人形の貴方と踊る…
「渡さん…私達が幸せになるのを世界が拒むのなら、もっと早く、最初から、はじめからこうすれば良かったんですね。バカな私」
彫刻のような肌をした彼は、恥ずかしがっているから、いつもよりも冷淡な態度で私に一言だって話し掛けてはくれないけど、やっと私は、私達は永遠の夜に祝福されたんだ!心優しい貴方は、恐らくこれから私が、貴方にとっても邪魔でしかないお兄さんを消しに行くことを怒っているんだよね?でも大丈夫。
だって、たとえ少しだけの隠し味じゃない、全てを侵す猛毒と化した愛で全身を汚染されたとしても…
きっと、いつかは分かってくれますよね?クイーンやキングの立場なんて、ファンガイアと人間の関係なんて、もうそんなことどうでもいい
渡さんは永遠に私の物
「渡さん、あなたに朝は来ない…」