『真新しい手記・2』
新作だー!\太陽万歳!/
執筆お疲れ様です…!
『黄金の街』
今回は麦わらの一味inグラン・テゾーロから始まる物語。
前回、別れを惜しみながらもドレスローザを旅立ち、グラン・テゾーロへと乗船した麦わらの一味。
一味の考古学者、ロビンちゃんの視点から乗り込んだグラン・テゾーロの内部やら「そういえば海軍とかシーザーどうなったの?」が語られます。
まずロビンちゃんの目を引いたのは、やはりグラン・テゾーロのその「あり方」
船の上に街がある。突拍子もない話のようだけど、ところがどっこい現実のお話。
港を見渡しながら、ロビンちゃんの思考は別の方向…ドレスローザで別れた海軍の人々の事へと向けられる。
たしぎちゃんは取っ捕まえたシーザー達をインペルに送るためにスモーカーさん達とは別行動に。…シーザー達が護送の途中に逃げ出さないかちょっと心配。
残ったスモーカーさんとドレークさんはドレスローザの患者さん達を医療教会に連れて行く役目を担っている模様。
ヤーナム編が始まるまでの過去の回想録編にてスポットライトが当たったスモーカーさんとドレークさん、ここに繋がって来るわけですね…!
スモーカーさん達の行動を独自に分析し、海軍内に「本部の許可なしに」「捜査など行う…“その為”の部隊」があるのではないかと思案するロビンちゃん。流石鋭い…!
そしてちょこっと触れられるヤーナムの事。ドフラミンゴやトゥールさんの事ですね。
結局“獣”とはなんだったのか?歴史を学び、歴史を探求し、一時は革命軍とも行動を共にしたロビンちゃんですらその秘匿にはまだ迫れてない…
思案と思考を置いていく様に、場面は次へと切り替わる。
vip専属コンシェルジュ・バカラさんからvip待遇で招かれるルフィと麦わらの一味達。
どうして自分達がvip待遇なのか?と奇妙な感覚を抱えながらも、バカラさんの案内のままにグラン・テゾーロの内部を進んでいく。
そしてロビンちゃん視点で語られるグラン・テゾーロのその特異な体系。
巨大な船の上にある街。されどその街の経済規模・人口は一国の、それも世界政府の加盟国しても差し支えない規模であるのに、未だ「全世界の渡航許可持つ一隻の船」に留まっている。
連鎖するように思い出したのは彼女が「ミス・オールサンデー」であった頃の事。
…そうだった、ロビンちゃんも一時は一国に居を構えるカジノの支配人でしたね。
…ふと。ぽつりと言葉を零すナミさん。
2000万のチップに目を眩ませる事なく視線を向けるのは錦えもんさんの息子君…モモの助君の事。
お父さんの錦えもんの言葉からも察する通り、どうやらモモの助君はまだ本調子ではない模様。モモの助君はルフィ達から受けた傷は一つも残ってない。けれどあの地下遺跡であったであろう事は周りの誰にも、お父さんにさえも語ることはなく思いつめている様子。…ヤーナムについたら、彼の胸のつかえも少しは解消されると良いのですが……
物語は終盤。さらに場面は進みまして、まさかの人物達が現れます。
バカラさんを押し退け現れたのはあのパンダ野郎…!ことスパンダムさん。
確かfilm GOLDに登場してましたし、成程納得。
あわや一触即発か…?と思ったその瞬間。読者もロビンちゃんも思わず驚愕する人物がスパンダムを止めます。
その人物とは…そう。
『ドンキホーテ・ミョスガルド』…いやこの場合はミョスガルド聖とお呼びした方がいいだろうか?
まさかまさかの人物。一味に対して頭を下げている態度やシャボンを身に着けていたり、どうやらドレスローザの地下遺跡での一件も把握しているような口ぶり…き、気になる事が多すぎる…!!
素敵な物語をありがとうございます…!
まさかミョッさんが登場するとは…!
またまた続きが気になりますね!