目が覚めた後に兄弟に慰めてもらい、オーターと遊んだ
これは夢だ。
だってアレはもう捕まっているんだから。
小さい頃のオレがお父様に犯されている。
おそらく教育を受けたすぐ後だろう。
だって教育を受ける前のオレならお父様のモノを口に突っ込まれたら容赦なく噛みちぎっているはずだ。
あんなに夢中にしゃぶったりしているはずがない。
オレはお父様が大嫌いなのに。
憎んでいるのに。
お父様から快楽を与えられる時は喜んでその身を差し出すような、そんな身体にされてしまった。
もう少し成長したら快楽を与えられている時でも殺意を保つことができるが、目の前にいるオレは快楽にしか目を向けられない。
快楽を与えられるのも快楽を与えるのも、抱かれるのも抱くのも、犯されるのも犯すのも大好きなあさましい自分。
目の前のオレは気持ちよさそうにお父様に抱かれている。
そしてその姿に嫌悪感を抱けない自分自身がどうしようもなく愚かだと思った。