【エ駄死】バリタチユウカ概念・ナギサ編【百合】

【エ駄死】バリタチユウカ概念・ナギサ編【百合】

グリシャの人

ユウカ「どういうつもり…ですって?お望み通りにやめて差し上げたんですよ?睨む顔もそそられますけど…少しは喜んだらどうですか?」


朦朧とする気怠い熱にうなされながら、己の性欲を満たす為に土足で心身を踏みにじってきた卑劣極まりない女に振り向いて侮蔑の視線で必死に抗議するも、意に介するつもりもないことなど事に及んだ時点から明白だった。


「それとも…その顔は最後までシて欲しかったお顔なのかしら…?」

汚れを落とすはずだったシャワーの水流と妖しく揺らめく湯気の向こう側から、くすくす…と口元から溢れる笑みを手で押し殺しながら嘲笑う声に、既に早めようもない心臓の鼓動が更に早まっていく。


「あなたは何の為に、私を求めるのですか…?私の大切な“友達”を…ヒフミさんを何だと思って…!」

不本意に与えられた快楽と熱の余韻を振り払うように、手放しかけた理性を繋ぎ止めて叱責する。しかし、その必死の問いは、湯気の立ち込めるシャワールームに似つかわしくない冷めきった声色に打ちのめされた。


「そんなの決まってるわ…気持ち良くなりたいだけよ。それにナギサだって“ヒフミ”とシタいんでしょ?去っていくあの子を目で追う時の熱を帯びた視線ときたら、ふふっ、清楚な顔つきからは想像つかないくらい情熱的で妬けちゃったわ…」

グリグリとナギサの翼の付け根と水とは異なる粘り気に濡れた陰核を擦り上げながら、インモラルな妬みを帯びた指が再び這い回る。しかし、先程のような勢い任せではなく、巣にかかった獲物にゆったりと近づく蜘蛛のような速度で。


「ああっ…っはぁ♡ヒフミさんは、くぁっ♡わたしの、友だちと何度言えばっ、んんっ♡」「嘘ね。まだ気づいてないのナギサ?あなたにヒフミのことを意識させる度にココがどんどん濡れてきてるって…♡」

次第に吐く息も絶え絶えになりながらの理性での抵抗は、必死にもがく獲物にわざと近寄ったまま喰らいつかない不遜で傲慢な指使いに暴かれつつあった。


「ねぇ、ナギサ?今、貴女のカラダを這ってるこの指がもしヒフミのだったら…どうする?」「っっ!?」

身動きの取りづらい熱と水に濡れた肢体をいいように弄りながら、ユウカはなお執拗に言葉の毒を刷り込んでいく。それこそがナギサを喰らう為の調味料だとでも言わんばかりに。


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