痴態鑑賞の試練

痴態鑑賞の試練


ほとんど露出したままのニトクリスは、大きな扉を見つける。

「今までのように、この奥に階段があるのでしょう」

迷いなく、その扉を開いて進む。

「これは…モニターですかね?」

大きな広間の中央に置かれた1つの椅子と、大きなモニター。今までのように、階段を上るための条件だと思い、躊躇なく椅子に座る。

そして画面がとある映像を流す、

『あっ♡♡あっ♡きもぢぃぃぃ♡頭バカになるぅ♡♡』

「な、なんですかコレは!」

映像の先には、敵性エネミーに犯されて喜ぶ彼女の"マスター"やカルデアのサーヴァント達。

「なぜカルデアがこのような状況に!答えなさい!」

思わず立ち上がり、抗議の声を上げるが何も反応は無い。

それと同時に理解したのだ、これを見るのが条件なのだと。



『ああっ♡もう世界とかどうでもいい〜♡気持ちいいの♡それだけでいいっっっイグゥ♡♡』

「幻覚だとしてもこのような発言はあまりに悪趣味です!いい加減にしてください!」

マスターの言うはずの無い言葉、それに対して嫌悪感のようなものが現れ再度拒絶する。

すると、画面は暗転した。

「聞き入られましたか、こんなものは放って先に進みま…」

部屋を後にしようとし、立ち上がると画面はまた最初と同じ映像が流れる。


「最後まで見ろ、ということですね…」


『せ、先輩に見られながら気持ちよくなっちゃいます♡見てくだしゃい♡♡♡♡』

『お゛っ♡こんなの前の私の記録にすらない♡♡触手というのも興味深いね♡♡』

(ただ見ているだけのことしかできないだなんて…)


歯を食いしばりながら、映像を眺める。その姿は確かに、素晴らしい姿勢であったが、彼女の手はさらけ出された下腹部に伸びていた。

「こ、こんなのウッ♡早く、終われば良いのイィッ♡♡」

罪悪感と、性への奔放さは合わさり仲間の痴態で自分の快楽すら求める彼女に元の原型は無い。



「ふぅ♡ふぅ♡やっと終わりましたか♡♡早く、早く行かなければ♡」

数時間の間、溜められた性欲は彼女を火照らせ、興奮状態を引き起こさせていた。

(気持ちいいのが…♡♡)

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