番外編
急に書きたくなったのでやけに重い瞼を緩慢に開くと、そこは真っ暗な四角い小部屋だった。
いや、小部屋というには狭すぎる。まるで小さな箱の中に押し込められたようだ。正座をするように脚を畳み、脇を締め肘を折り畳んだ前屈姿勢を取らされている――ひどく窮屈だ。
そしてどういう訳か能力が使えないのはまだ理解できたが、"見聞色の覇気"で周囲を探ることさえ儘ならないのは彼を混乱させた。加えて、身体にまとわりつく脱力感は不本意な意識喪失に伴うもの……言わば寝起きのそれであり、海楼石に触れた時のひどく不快なものではない。
彼は―― "1d10=6"
{1. 🔥 2. 🦖 3. 🌷 4. 🐯 5. 🍍 6. 🦩 7. 🐊 8. 🍢⚧️ 9. 🚬 10. 🟢🍶}
――"ドフラミンゴ"はもう一度、覇気を纏って周囲を注意深く確かめたが、ついぞ箱の外の状況を知ることはできなかった。その代わり、何者かの声が……特徴のない女の声が頭の中に直接響いてくる。
『あなたは24時間以内に 1d100=85 回のオーガズムを迎えなければ、永久に元のかたちに戻ることができません。箱の外には 1d4=4 {1. 🤡🚬🔥 2. 🐯 3. 🕶🎋 4. ❓} が控えており、あなたが望めばあなたの陰部を箱の外に露出させ、相手を誘惑することができます。もしくは、あなたの陰部に玩具を取り付け、強制的に絶頂させることもできます』
何を言っているのか全く理解できなかったし、己を拘束していいように扱おうとする何者かの思惑は彼の神経をひどく逆撫でした。仮令こうして囚われているのがドフラミンゴでなく他の海賊だったとしても、その者は同じように苛立ちを感じただろう。自由を侵害され、剥奪され、凌辱されることは、多くの海賊たちにとって最も忌むべきものだった。
どれ程までに強い憤りを感じようが、その肉体はちっとも儘ならない。指先こそ動かせても、腕は持ち上がらず、足首すら曲げられない。小さく舌打ちをし、熟考のうえ、ドフラミンゴは 1d2=2 {1. 前者 2. 後者}を選択した。
即ち、性玩具による強制絶頂の責め苦である。誰とも知れない赤の他人に身体を暴かれるよりはずっとマシであろうと彼は考えた。それを思考した途端、両乳首にクリップがバチンッと音を立てて取り付けられ、大胸筋と内腿と睾丸には四角いパッドが張り付き、尿道に細長い棒が挿し込まれ、陰茎は生暖かくぬめる筒状の物に覆われた。それらは振動したり、微弱な電流を発したり、前後運動をしたりなどする。
「お゙ッ♡♡……???」
あまり体感したことのない刺激に、ドフラミンゴの身体は過剰なまでの反応を返した。こぷり、と粒のようなカウパー液が鈴口に溢れ出すが、棒状の何かが完全な流出を阻んでいる。射精など以ての外だろう。仮にそうでなくとも、陰茎全体を覆う筒の中にぶち撒けることになるが。
痛いほどの快感だ。バチバチと火花が散るように視界が明滅し、鍛え上げられた筋肉が震えて何度も身体を跳ね上げさせた。狭い箱の中では大した抵抗にもなりはしない。何処にも逃げ場はない。ドフラミンゴは「お゙♡おうッ♡」と野太い声を上げながら 1d10=5 回ほど連続で達した。
「お゙ん♡ほ……ォ♡♡んッ、く♡ハァ、ハァ……っ♡♡あ゙っ♡ひ♡♡待ッ、て……止めろ、とめろォ……ッッ♡♡♡お、ぐ……ッ♡ひぐ……♡♡イっ、ぐ♡イっちまう♡♡おへ♡ぇ♡♡あ゙ッ♡ま゙だぐる゙ッ♡♡でる、出りゅ……ッ♡♡♡ほ……へ……♡♡あ、あ、あ……♡」
ゆっくりと抜き差しされる尿道の棒、初めはただ痛いばかりだったそれが次第に快楽に変化し始める。たったこれだけの細い棒に堰き止められたザーメンが、潮が混じりあってその隙間からおもらしのようにチョロチョロと噴き出し、ぴっちり閉じられたドフラミンゴの両腿の合わせ目を伝って小川のように流れていく。
挟力の強いクリップに虐げられた乳首は痛々しく腫れ上がり、自身の身体に触れる度にパルス信号めいて鋭い痛みと快楽が背筋を駆け上がっていく。脳が焼けそうだった。前後不覚に陥りながら、ドフラミンゴは乳首への自発的な強刺激だけで 1d10=4 回達した。
「あ゙♡オ゙……♡♡ほ♡んッ♡ヒ……♡♡ぢぐび、弱……から、やめろォ……♡♡ザーメンが、噴水みてェに……止まらな、ぐッ♡なる……♡♡ア♡ちんぽ、抜き差しするんじゃ♡ねェ、ッ♡やべろ、やぇ……♡♡抜げッ♡抜い゙で、ぐれ゙……ェ♡♡お、ホ♡♡♡ぉ……んッ♡♡」
達してこそいるのに、アクメ地獄に陥って尚、満足のいく射精は許されなかった。棒の先端――ちんぽの先からはみ出た部分に金属のリングが付いている。そこへ指を引っ掛けることができれば、引き抜くことは容易だろう。平常時ならば。されども今のドフラミンゴは普通の状態でも、姿勢でもない。手を陰部に持っていくことさえ儘ならない。
汗、涙、鼻水、唾液……彼の頭部から分泌されうるあらゆる液体が彼の顔をぐちゃぐちゃに汚し、だらしなく舌を垂らして口を半開きにさせ、殆ど母音ばかりの嬌声を上げさせている。敵に"天夜叉"と恐れられ身内に"若様"と慕われる強大な海賊、或いは一国の指導者たる男の姿とは到底思えぬ無様な様相を呈している。
惜しむらくは、ドフラミンゴ自身が己の現状を俯瞰して確認、観察することができないことだ。きっと激しく憤り、恥じ入り、去来する様々な感情に顔を真っ赤に染めその巨躯を震え上がらせたことだろう。能力さえ自由に使えたならば、ここら一帯を破壊し荒らし尽くしたかもしれなかった。しかし、そうはならないのだ。
「いグ♡♡イッ♡♡♡ぐ……♡ンっほ♡♡ォオ♡♡や゙べろ゙♡もうイぎだぐねェ♡♡ンォ♡あっ、ぇ♡ちんぽ、壊れちまうッ♡外せッ♡これだけでも外してくれェ♡♡」
そうして 1d10=6 回達し、やめろやめろと必死に泣き叫ぶ、それでいて人の身には過ぎた快楽を次第に楽しみつつあったドフラミンゴは、臀部に触れるヒンヤリした無機質な物に気付き、ヒュッと小さく息を飲み込んだ。唾を飲んだ喉がゴクリと鳴る。それは肛門の辺りを行ったり来たりしている――なにを探しているかなど明白だった。ドフラミンゴには肛門性交の経験もそっちの趣味もない。彼の未貫通の部分を、"それ"は嬲ろうというのだ。
「あ……」恐怖か、期待か、小さな声を洩らしたドフラミンゴは可能な限り後ろを振り返ろうと首を捻り、しかしそれは叶わず、形状も大きさも計り知れない暴虐の化身をただ受け入れることしかできなかった。
奇妙なことに、尿道に細長い棒を挿し込まれた棒もそうだったが、これらの性玩具は一切の抵抗を生じさせることなくスムーズにドフラミンゴの身体に装着される。今回もそうだ。一度も本来の目的以外に使われたことのない菊門に、ぬめりを帯びたその太ましくゴツゴツとした……肉棒を模した玩具は、まるでいつもそうしているかのようにすんなりと潜り込んだ。とうに快感を拾いやすくなっていたドフラミンゴの身体はたったそれだけの刺激と期待とで 1d5=2 回達した。
まるで亀頭ばかり何個も連なったような、ひどくボコボコした形状の玩具がドフラミンゴの尻襞をジョリジョリと削るように抉る。
「んォ♡♡ほへ♡♡ケツやめろ♡♡ォ゙……♡おれのケツが、ッえぐれ……♡♡牝に、まんこになりゅ、ゥ♡♡♡ぉ、ホ♡♡♡」
開始時こそ彼の思考を読み取ったように忽ちのうちに責め苦を開始したのに、やめたい時にはちっともその思考を読み取ってなどくれなかった。もう気持ちよくなりたくないのに、そう思ったところで玩具たちは消失せず、静止もしない。
やがて無防備な足裏に羽根のようにふわりとした優しいものが触れた。今のドフラミンゴにとっては全く優しくなどない。擽り責めなどされた所で更に苦しむだけだ。それさえもやがて悦楽に変わる。いずれは日常生活に支障を来すかもしれない。
「あ゙ーッ♡♡あ゙♡はへ♡ッん、お゙♡♡や゙べろ゙ォ゙……ッ!!♡フッ♡フフッ♡んグ……っ、フ♡♡あ♡♡は、ァ♡ッフフ♡♡ぐ、ぉ♡♡フッフフ♡やめ……ッフ♡♡」
もはや嬌声なのか笑い声なのかも不明瞭な上擦った声を上げながら、ドフラミンゴの身体は小刻みに痙攣している。「フ……は、ッ♡あは♡♡へ……♡ッフフ♡♡んォ゙♡♡ホ……っ、いっぺんにするな♡♡やぇ♡どれか、止めてくれ♡♡とめろ♡♡止めろォ゙!!♡♡♡」ドフラミンゴは泣き叫んだ。
有り得ない程の刺激を受け続けたちんぽは赤く腫れて痛々しく、尿道からはもう何も出てこない。代わりにとでもいうのか、ケツまんこへの抽挿ばかりが延々と続いた。足裏への擽りも。気付けば乳首のクリップは取り外されていたが、すっかり勃ち上がって戻らなくなったそこをドフラミンゴは無意識のうちに自身の膝に擦り付け、自らチクニーをしていた。彼はもう 1d20=11 回も達していた。それでも玩具たちは、時折代わる代わる休息を挟むようにこそなったが、絶え間なくドフラミンゴの肉体を責め続けた。
――どうやら 1d5=3 時間ほど意識を失っていたらしい。ドフラミンゴはゆるゆると首を振った。そして意識の覚醒は彼に肉体感覚を一拍遅れて取り戻させた。「……ッ!!♡♡ォ、お゙……!??♡♡♡な……?!!♡♡♡」どうやら、ドフラミンゴは意識の無いうちに 2d20=13,4(17) 回も達したらしかった。それが今になって押し寄せて来たのだ。制御不能の激烈な快感が全身を苛んだ。「オォォ♡♡♡ォ゙♡♡♡ア゙ォ♡♡♡おォん♡♡♡ほ、ッ♡へ♡♡おっ♡ほ♡♡ア゙ア゙ア゙♡♡♡っひ♡♡はへ♡ッへ、へ♡お、ォ゙♡♡」喉から口腔を通り迸るそれは獣声めいて意味を成さぬ音の連続だった。
さて、尿道を塞いでいた細長い棒――ドフラミンゴは知らなかったが、ブジーという――はいつの間にやら失せ、すっかり広がった鈴口からおしっこが勢いよく水鉄砲のように噴出する。精液の、というよりも精子の製造が間に合わない程に何度も何度も繰り返し達したために、彼のちんぽから出せる液体は今や、潮かおしっこくらいしかなかった。ドリンクサーバーにくらいはなるだろうか?
そしてドフラミンゴは再び、一瞬だけ、意識を手放していた。「ぉ……♡」寝言のように声が洩れるが、そこに彼の意思は偏在していない。半ば反射のように絞り出された音だ。瞬きの間くらいの短い微睡みを経て、今度こそ正しく覚醒したドフラミンゴは己の肉体が変質していることを自覚せざるを得なかった。
度重なる快楽拷問により乳首はデカクリのように肥大化し、ちんぽは衣擦れさえ許さないであろう程にひどく敏感になった。愛用の薄紅色のファーコートなど素肌の上に羽織ろうものなら、常に乳首イキし続ける羽目になるだろう。
アナルは排泄腔としての役割ばかりか牝まんこと化したらしく、赤く熟れてヒクヒクと震え、恐らくは排泄物が通るだけで軽く達する程に調教されていた。幸いにしてドレスローザの王宮に備わったトイレは王族専用のものと兵士や使用人のためのものが別れており、ドフラミンゴは前者しか使用しないためファミリーの幹部たちにさえ気を付ければ、排泄アクメの無様なオホ声を誰かに聞かれるおそれはないだろう。
そして最もたる変化は、
「あ゙っ♡やべ、またイぐ……♡♡ンぉ♡♡♡」
ドフラミンゴ自身がこれらの法悦を享受し、悦楽に浸り、脱力して四肢を放り出しされるがまま、ちんぽをピクピクと震わせながら雄膣を玩具にほじられてのメスアクメをキメることを、受け入れてしまえるようになった……なってしまったことだった。
「い、ぐ♡♡は、ッは……♡フフ……♡♡も、ダメだ……止まらねェ……♡♡お゙ッ♡まんこイグ♡♡ぁ……ん♡♡ハァ、ハァ……っ♡フフッ……フッフッ……♡こわれた……ちんぽこわれた……♡♡小便しか出ねェ、のに……♡そんな擦っ、たら……お゙、ォ゙……いッ、イ、イグ……ッ♡♡♡」
ドフラミンゴは 1d20=20 回達した。箱に囚われてから、かれこれ 1d20=9 時間が経過している。未だ終わりは見えない。だが少なくとも24時間以内の脱出は可能だろう。ドフラミンゴはとうとうある考えに至った。「尻を……外に、出したら……フッフッ……♡だれか、そこにいるんだろ……?ちんぽ……♡知らねェ男のちんぽ……♡♡」やがて箱の一部だけがぱっくりと開き、ドフラミンゴの臀部を外へと突き出した。箱の中には湿った生暖かい空気が滞っていたが、外側ではひやりとする風が剥き出しの急所を撫で、彼の身体を反射的にぶるりと震わせた。
あなたは1d5=2 {1. ドレスローザ市民 2. ドレスローザ国軍兵士 3. 海兵 4. 政府役員 5. 海賊} で、 1d3=3 {1. 脂ぎった小太りの中年男性 2. ボディビルダーのような引き締まった身体の大男 3. グラマラスな肢体を華やかに着飾ったふたなり美女} だ。休日に、たまには緑豊かな場所で羽を伸ばそうと思い郊外の自然公園を散策していたところ、その奇妙な筐体に出会った。
箱はかなり高度な技術で作られているようだ。叩いても何をしても傷一つ付かなかったが、しばらく観察するうちに、やがて後ろ側の一面が変形して引き締まった男性の臀部がプリッと突き出した。
あなたは生唾を飲み込んだ。何せ、ここの所ご無沙汰だったのだ。
ただでさえ女性兵士は数少ない上、新王戴冠より後に入隊した兵士らは素行の悪い者が多く、加えて古参の兵士たちはその殆どが辞職か閑職に追いやられており、規律を重んじる者が少ない。ドフラミンゴ王の敷いたルールにさえ従っておればよいのだ。そのため、女たちは結束して男に対抗した。
しかし困ったことに、あなたは極めて稀有なる両性具有の存在である。そして、性別を問わず好みの者がいれば誘惑してベッドに連れ込み、それを抱く。カリ高 1d8=7 ミリ、全長 1d50=35 センチの巨根は数々の女たちに悲鳴を上げさせ、男たちをザコ牝に堕とした自慢の凶器だ。
あなたには男女どちらの気持ちもよくわかる。いい女がいればその身体が欲しくなるし、女としての秘所を狙われて不快になる気持ちはよく理解できた。あなたはバリタチなので、おまんこへの挿入を行うのはあなた自身が騎乗して男をアンアン言わせ好き勝手に快楽を貪る、それだけのための行為だ。相手に好き勝手されるのは我慢ならない。
そして、見知った相手に性交渉を行うことはできない。あなたは国軍兵士の身分であり、護国の剣である。ふしだらな行為に耽っていると噂されても困るし、職場での人間関係を悪くしたくはない。後腐れのない相手を探すのは、いくら観光国家であり余所者の出入りも多い、愛と情熱の国ドレスローザといえども、決して容易ではなかったのだ。
そんなあなたの前にこれ見よがしに美味そうな雄ケツが陳列されている。熟されたアナルは腸液かローションかも分からぬ透明な液体を垂れ流しパクパクと口を開閉させてあなたを誘っている。平均よりかなり大振りなちんぽと金玉が、あなたに虐めて欲しそうにブルンブルンと大きく揺れている。何より、このケツの持ち主は相当飢えているらしい。ちんぽが揺れるのがその証拠に、不自由な体勢だろうにケツを限界まで揺さぶってあなたへ必死にアピールしているのだ。据え膳食わぬは男の恥とはよく言ったものだ、あなたは一応女性だが、古くから伝わる諺に倣って"据え膳"を頂くことにした。
つまりドフラミンゴにとっては完全に予想外のことになるが、彼を犯してくれるちんぽの主は女性である。しかしケツまんこを気持ちよくさえしてくれるならばなんだっていいので、恐らくその事実に気付いたとてドフラミンゴはフッフと笑うだけだろう。
あなたはそのケツの主がよもや祖国の新王であることも知らず、察せず、ただ一抹の情欲に従ってドレスの裾をたくし上げるとそのデカちんを躊躇なく露出させた。べちんっ♡と叩き付けられた生ちんぽの質量が伝わったのだろう、ドフラミンゴのケツまんこは一際大きくパクついて、あなたの逸物を今すぐにも飲み込まんとしている。
あなたはその温かな穴の中へと、誘われるままにちんぽを突き立てた。「お゙♡♡♡」箱の奥からくぐもった男性の艶声がして、ケツ襞がそれ単体で何らかの生き物のように激しくうねる。それだけで持って行かれそうな程の名器だった。あなたはその声に聞き覚えが 1d2=2 {1. あるような気がする 2. ないと思う} が、どうあれ構わず抽挿を続けた。ドフラミンゴはとりあえず1回、軽く達した。
さて、念願の生ちんぽを手に入れたドフラミンゴは相手が誰かも確かめず――箱の一部が開放されているため、実は今ならば能力も覇気も使い放題だったが、快楽に溺れる彼はその事実に気が付かなかった――相手の為すがまま、その高貴なケツ穴をほじくられて悦びを得ていた。「おん♡おっ、お♡ほォ♡♡もっと奥♡子宮っ、どつき回して、くれ……ッ♡♡」彼の望むがままに、或いは偶然に、雄子宮すなわち結腸口を逞しい亀頭がぐんと押し上げると、ドフラミンゴはそれだけで堪らずジョロジョロとだらしなくうれションをした。「あ゙〜〜〜ッ♡♡♡」
箱の外にいる何者かはそんな彼の痴態も嬌声もお構いなしに好き放題にケツまんこを貪る。「いい、いいッ♡もっとだ……♡♡」相手が自分の言葉を聞いていないことに彼は気付いているだろうか。どうあれドフラミンゴはこの短時間に 1d10=9 回も達した。彼はすっかりメスイキの虜になっていた。
「あ゙ッ♡あん♡……ッく、ぅ♡♡フッフッ♡おれのまんこが、そんなにイイのか……♡フフ♡♡可愛いやつめ♡っお゙、オ゙♡♡くっ、は……ハァ、ぁ♡あ゙♡イきそ……♡♡お゙ほ♡ォ♡♡深い……ッ♡♡♡もっと、もっと激しく……ッ♡♡」
ガタガタと箱を揺らしながら、ドフラミンゴはすっかり一人で盛り上がっている。
あなたは箱がやけに喧しいなと思った。あなたは天高く掲げられる引き締まったプリケツを掌で強かに打ち付けた。パシン!と鋭い音が響き、ザコ牝まんこがギュッと絞り込まれる。「お゙♡♡♡????!♡♡!?♡♡♡」悲鳴にも似た声と共に、ちんぽから涎がつうっと垂れ、ぴっちりと行儀よく閉じて折り畳まれた両足裏の窪みに小さな水溜まりを作る。赤ん坊が人の手を握り、そして放すように、足指が忙しなくグーパーを繰り返す。
「はへ……♡っへ、へ……フフッ……♡フッフッフ……♡♡こ……このおれを、躾けようなんて、大した度胸だ……♡」
何か小生意気なことをほざいているなと思ったので、あなたは追加でもう一度強く尻たぶを叩いた。「お゙ん゙ッ♡♡♡」ちんぽは嬉しそうに小便を漏らしている。
ここに来て、あなたはこの男が誰かのマゾ牝奴隷である可能性を考えた。身動きも取れないほどキツく拘束し、箱に閉じ込め、敢えて人通りの少ない自然公園の中に放置しておいて、この男の痴態を離れた場所で見守っているのかもしれない。だとしたらあなたはすっかり飼い主の術中に嵌ったかたちになるが、まあ、構わないだろう。タダでこんな名器を掘らせてもらえるのだからなんとも有難い限りだ。
ドフラミンゴが「お゙〜〜〜ッ♡♡♡ほ♡ほへ♡へ……♡♡」と一際強く吼え、ようやっと回復したらしいザー汁を再び出し尽くさんばかりにぶち撒けると、箱がカチカチと不可思議な音を立て始めた。あなたがそれを訝しんでいると、やがて箱は展開図のように開かれた……と思えばその質量を無視して小さく折り畳まれはじめ、中にいた人間の姿が露わになった。
それは箱の形に合うように身体を小さく縮こめられた、国王ドンキホーテ・ドフラミンゴその人だったのだ!あなたは震えた。歓喜でも、快楽でもない。恐怖だ。あなたはとんでもないことをしでかしてしまったらしいと今になって気が付いた。
ドフラミンゴはすっかり凝り固まった身体を痛めないよう慎重に広げ、未だ余韻に震えるちんぽとまんこの快楽の名残を惜しみながらゆっくり立ち上がると、己の尻穴を辱めた犯人の姿を検めた。それは先に述べた通り、彼の予想に反してグラマラスな女性であったが、それと同時に不釣り合いなまでの巨根がその股間にぶら下がっており、恐れ戦き尻餅を付いて後退する情けない姿さえも男の嗜虐心を煽るスパイスでしかなかった。尤もあくまでそれは彼女の男根に怯まず欲情できる懐と性欲の深い男に、そして地位や名声など失うものの無い一般人に限られたが。
つまり、ドフラミンゴとしては特段あなたに対して性的魅力を――ご立派な陽物を除いては――抱いておらず、あなたを生かしておく理由がない。類稀なる半陰陽の巨根は失うには惜しいが、何せ世界中から観光客の集まる国で、そして裏社会に蜘蛛の巣めいてネットワークを張り巡らせたドフラミンゴにとっては、彼の望む都合のいいデカマラ生ディルドなどいくらでも手に入れることができるのだ。
ドフラミンゴが恐怖に怯えるあなたを気怠そうに見遣り、つぅ……と指を宙に滑らせる。あなたの意識はそこで途絶えた。