「産めよ増やせよエヴリデイ」

.

..

...

....

.....

......

.......

........

拍手のように聞こえる腰と腰がぶつかる音を背景にサキュバスかな？と思うプロポーションの司会と思しき女が紫のスーツに身を包んでカメラの視界に登場した。

「皆さんこんにちは！繁殖してますか？産めよ増やせよエヴリデイのお時間です！」

それと同時に、ボディラインがくっきりどころか谷間や割れ目までしっかりわかるスーツに身を包んだシェルターの市民が舞台に上った。

「今日もシェルターのナイスボディな方々が人口を増加させていきますよ！それでは最初の企画です。」

　　「お股で当てろ！ 箱の中身は誰だろな？」

　ペニスの形状や突きの癖を記憶し、当てるゲームである。

　コンドームなどというものは使用されるそぶりもない。　テロップで彼らは特別病気に強く、健康にも気を付けているため安全という。

　「まずペニスの形を覚えてもらいます！顔の確認を忘れないでくださいね！」

案の定数名確認しわすれ「罰ゲーム」に行くものがちらほら…

.........

......

....

..

.

…このような企画を何度か繰り返したのち、番組の最後にテロップが表示される。

　「私たちH.P.O 人類保全機関はシェルターへの遺伝子の提供や文化保存のための交流への参加者を募集しています　ぜひこちらの番号へおかけください…」