生還からの強制療養
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小スカあり、スパルチの雰囲気あり、上陸時に女神が加減してくれたルート
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ここまで(無い)のあらすじ
不気味な島の奇怪な生物や罠をどうにか突破し、更にはこの島に囚われていたルッチを救出したスパンダム。偶然近くに来ていたジャブラの乗っていた船で全速力で海域を離脱し生還に成功した。
だが、島に数時間いただけのスパンダムですらおぞましい毒に侵され、思考に異常をきたしていることが判明する。他者への毒の影響を避けるため、スパンダムはルッチと共に、滅多に人が来ない隔離施設での生活を余儀なくされるのだった。
(なお、たまたまめちゃくちゃ媚毒の扱いが上手い男が政府に属していたので助かったが、その父親がバラマックスという海賊:全ての元凶だと判明したのでスパンダムは盛大に足の小指を踏んづけてやった)
療養と隔離が開始されてから二週間。スパンダムの精神状況は穏やかならざるものだった。媚毒の効果を和らげる薬は、全身に感じるどうしようもない疼きを抑え込んではくれた。しかし、精神の快癒にはまだ及ばないらしい。
「おい、なにを呆けている。早くおしっこでまっきっきになったおむつを換えろ」
全裸におむつ姿で浴室の床に転がったまま両脚を抱え込んだ男に睨み付けられて、スパンダムは途方に暮れかける。有能なる諜報員、政府の殺戮兵器、そう称えられていた男は本人としては正気のままにお漏らしで汚れたおむつを換えるよう命じてきている。これがかつて自分が最強の兵器として運用し、命を奪われる恐怖を感じ、それでも媚びへつらった男のなれの果てかと思えば情けなくて涙が出てくる。
「ルッチ」
しかしそこで諦めないのがスパンダムという男である。実在明らかならざる兵器を求めて、あと一歩のところまで辿り着いたのも、全身の骨折と打撲と熱傷から五体満足で復帰したのも、切り捨てた男に逆転され部下となってなお生き延びてきたのも伊達ではない。壊れてしまったのなら直すか、壊れたままでもできる運用を考えればいいだけだ。
「ルッチ、おしっこ、じゃないよな?」
「お゛っ♡」
おむつの上からの股間をパン、と叩く。それだけで思考と精神を侵されきった雌猫は呆気なく絶頂に達してしまった。
「ほら、何て言わなきゃならねェんだった?」
「おしっ……♡ちがっ、しょう、べん……っ♡ションベンっ♡排尿っ♡」
「そうだ、いい子だな。そんくらいならまだおまえが口に出していいからな?」
まずは言葉遣いの強制から、と始めたスパンダムの精神とて、まだまともではない。まともだったら、自身も全裸になっていたりはしないだろう。一応本人の中では服を汚したくないから仕方なく、ということになっているのだが。
「排尿済みおむつの、交換を、頼む……♡」
「よろしい。そのうち、きちんと便所で出来るようになれよ♡」
ぺりぺりとシールを剥がす。ほかほか♡と尿と精液でたぷたぷになったおむつを外す。くるくると折り畳み、傍らに置いていた専用のゴミ箱へと捨てた。その間もピン♡と立ったままのルッチのちびちびちんぽ。何かを期待するように赤く色づく様は持ち主の顔とそっくり同じだった。
「スパンダム、シャワー、シャワーしてくれっ♡おむつ外すとき、我慢したっ♡」
「……あ゛~、シャワー、な。念のために聞くけど、どっちのだ?」
「決まっている、おしっこシャワー♡おれのちびちんちん、わからせてくれっ♡」
「ちびちんちん? おしっこ?(パンッ)」
「んに゛ゃぅっ♡短小包茎をっ小便で、いじめてくれっ♡」
慌てて言い換えながらも、しつけのために叩かれた衝撃で尿と精液を漏らす。くねくねと体を揺らし、すっかり雌猫モードになってしまったルッチに嘆息する。こうなってしまうと彼の望みを叶えて絶頂させないと、正気のフリさえできないままだ。初日、媚毒の影響がまだ強かったため乞われるままにその行為を行った自身をスパンダムは恨んでいる。だがここでためらっても仕方ない。とっとと済ませて、おむつ替えの続きをせねば。そう考える彼はまだ脳を毒に侵されている。
ルッチのものとは違い常人並みの陰茎を軽く手に持つ。狙いを定め、しょろろ……と放尿する。真っ黄色の射線の先、股間を刺激された大の男がおほおほ♡と汚い声を反響させながら、びったんびったん♡と跳ね回っている。その姿に薬で抑え込んでいる欲がムラ♡と湧き上がりそうになったが、どうにか抑え込む。
「ふーっ♡ふーっ♡おれの、貧弱、短小包茎と、無駄デカタマ、いや、睾丸に、尿を、お恵みいただき、ありがと、う、ござい、ました……♡土下座、土下座を♡」
「しねェでいいからじっとしてろ。今度は普通のシャワーだ」
ふるふると残尿を払い、まずは自身の体の汗をさっと洗い流す。それから自他の体液でぐちゃぐちゃに汚れたルッチの股間へシャワーヘッドを向けた。少しの刺激でも呆気なく達してしまうため、湯の勢いはできるだけ緩やかにしている。
「ん゛♡あ゛っ、うぅ、ぐっ♡」
「こら、我慢しろ。いつまで経っても終わらねェだろうが」
歯を食いしばって必死にこらえるルッチ。その股間を、無造作に手に取ったボディソープの泡でかしゅかしゅ♡とこすってやる。それでこらえろという方がどう考えても無茶なのだが、今のスパンダムはそう思い至れない。許可なく絶頂する男の尻を叩いて、躾けようと試みる。
「あ……♡あ゛、ぁっ♡」
「よしよし、やっと大人しくなったな♡」
あまりに大量の刺激に、意識が朦朧とし始めたのを落ち着いたと認識するスパンダム。浴室を出てすぐの脱衣所に置いておいたタオルと金属缶を手にとった。柔らかな布で丁寧に水分を吹き上げていく。最早出せるもののないよわよわおこさまちんちんがそれでも感じ入ってフルフル♡と震えているのに気付けない。かぱり、と音を立てて缶を開く。その独特の匂いにルッチの意識が引き戻された。
「お粉……お粉、ポンポン♡ あ♡早く♡早くしてくれ♡ふかふか♡パフでお粉ポンポン♡
はたいて、イキまくりの蒸れ蒸れ股間♡さらさらにしてくれ♡」
「黙ってお粉ポンポンされてろ。ったく、今はおれが換えてやってるけどな、その内、自分で換えたり、自分でポンポンできるようになれよ?というか、大の男が漏らすな。ちゃんと便所でできるようになれ。何が悲しくて三十近い男のトイレトレーニングに付き合ってやらなきゃならねェんだよ。……ねェ、ダンナ?
年上の元上司の部下にお漏らしおむつ換えられるの、どんな気分なんです? いや、聞くまでもなかった。気持ちいいんですよね。……おっとやべェ。どーもまだ毒が抜けてねェらしい。早いとこ治るといいですね、お互いに」
陰茎、睾丸の裏、肛門、太ももの内側と粉をはたきながら嬲るように気遣うようにスパンダムは声をかけた。すっかり感じ入っているルッチには、届いていない。
この後どうにか、お粉ぽんぽんとおむつ替えでの絶頂をこらえきったルッチはバスローブ着せられて、海楼石の手錠をかけられて気絶するみたいに就寝。一人でシャワーを浴びるスパンダムは自分がまともじゃないことに気付いてうげぇみたいな悲鳴をあげる。一番まずいのは、イキ狂ってるルッチに興奮したことじゃなく、疲れ切って眠っているルッチの寝顔がちょっと可愛いなと思ってしまったところである。脳裏に女の笑うような、さいころが転がるような音を感じて被りを振った。
という突然のスパルチ要素失礼します。おむつ→排尿我慢→スパンダムの許可がないと排尿できない→普通にトイレで用を足せるようになる(但し絶頂はする)という生存ルートだと嬉しいなと思ってます。