甘石幼稚園 番外編1
ホテル案内人19時
「お先に失礼します水橋さん」
「品田さんお疲れ様、あら何だか嬉しそうね」
「その…今日は久しぶりに友達みんな集まれる日なので…」
「そう、それはいいわね。明日は非番みたいだし楽しんできてね、でもあまりハメは外さないように…ね」
「はい!ではお疲れ様です」
私は頭を下げてタイムカードを打って病院を後にする
私はスマホを開いてLINEを確認する
グループ名馴染み組
のどか【今お仕事終わったからそっち向かうね】
たくみ【わかった、じゃあ今から迎えに行く】
のどか【はーいスタンプ】
私はスマホをしまって駅に向かう
ピロロン!
いちか【こっちも終わりましたぞー!リオくんとシエルと一緒に先に向かいまーす!】
シエール【今弟と合流ー!2人の顔もはやくみたいわ!】
リオ【嫁と姉貴回収したから先に予約してる店にいってるぞ、確か拓海の名前で予約してるんだよな】
たくみ【ああ、そっちはまかせたぞ】
私達5人は小学生の時から幼馴染みですいちかちゃんとリオくんは私と同い年で私の夫の拓海さんとリオくんのお姉さんのシエルちゃんは1つ年上です。
私誰に説明してるんだろ…そんな事を考えているうちに駅に着いて拓海さんが停車してる所に到着する
「お待たせ拓海さん!」
「いや今来た所だ、じゃ向かうか!」
拓海さんが車を動かす
「しっかし久しぶりだなみんな集まるのは…」
「そうだね…いちかちゃんとは中々会えないからね…」
「まぁ遠分の間は日本に居るみたいだし少なくとも今年は一緒に居られるんじゃないか?」
「え!?そうなの!?」
「ああ、1週間前くらい前にいちか自身が言ってたからな」
……ちなみに拓海さんといちかちゃんは家が隣同士で物心着いた時からの幼馴染です…だから今でもちょっと羨ましいと思っています…
「…ん?どうしたのどか」
「んーん…やっぱり2人は仲が良いなって思って…」
「……俺的にはのどかとが1番だと思ってるけどな」
「…ありがとう…拓海さん」
「ほら久しぶりにみんなに会ったら昔話に花でも咲かせるか、ほらもうすぐで着くぞ」
「うん!」
車を駐車して2人で予約してる居酒屋に向かう
ガララ〜
「いらっしゃいませ!」
「予約してる品田拓海です、先に3人来てると思うんですが…」
「はい!ではお部屋まで案内しますね!」
私達は奥の部屋に案内されます改めて良いお店…
「此方になります、ではごゆっくり」
「じゃあのどか開けてくれ」
「ふぇ?うん」
私は襖に手をかけて開く
「のどちゃん!誕生日おめでとう!後お久しぶり!」
いちかちゃんが私に抱きついてくる、え?あっ…
「そっか今日は私の誕生日…いちかちゃん覚えててくれたんだ…」
「ううん私だけじゃなくて皆んな覚えてたよ!ね!」
「当たり前じゃない!ねっリオ!」
「俺はわざわざサプライズにする事も無いと思ったけどな拓海の意見だ…」
「この前たっくんと話してる時にサプライズにしようってなったんだー!これその時に渡されたたっくんからのプレゼントです!私達からもあるからね!」
「え、えぇ…拓海さん…ありがとう!」
私は嬉し過ぎて拓海さんに抱きついた
「おわっのどか!?」
「おやおやお熱いことお熱いこと〜」にしし
「………」うずうず
「何々?もしかしてリオもいちかにやってほしいの〜」
「心の中を読むんじゃない!」
にししと笑ういちかとからかうシエルとそれに乗るリオ…ほんとに懐かしいメンバーだ…