現パロ過去編ss
※トレーボル✕コラソン
※でも現パロだからロシー呼び
※途中R-18、だけど本番は書けない…
※年齢や性別はぼかしたので、お好きなように想像してね
「あらロシー、どこか出かけるの?」
玄関で靴を履いてると、後ろから母に声をかけられた。ロシナンテの心臓は動揺で大きく跳ねる。
「う、うん…友だちの家……」
「まあ、そうなの!学校の子?皆で食べられそうなお菓子あったかしら…」
「だ、大丈夫!学校の友だちじゃないしお菓子もいらないから…」
兄と違い、内気なロシナンテに友だちが少ないことを気にしてる母が嬉しそうに手土産を持ってこようとするが、慌ててごまかして家を出る。
「いってらっしゃい、暗くなる前に帰ってくるのよ」
それは相手もわかっている、なるべく怪しまれたくはないから。
母に後ろめたさを感じながら、ロシナンテは通い慣れた目的地へと急いだ。
「……んぅ……ぁ……いやぁ…!」
薄暗い部屋の中、ソファに座ったロシナンテは背後に座る男の手が身体を這う感覚に身悶える。特に胸の突起を指で潰された時、腰が揺れてしまうのが恥ずかしくなるので止めてほしいが、相手が聞くわけもない。むしろ口に出したが最後、しつこくそこばかり責められるのは目に見えてるので大人しく快楽を享受する。
「ベヘヘ〜、だいぶ感じやすくなったじゃねえか、ロシー」
トレーボルはロシナンテの嬌声や反応に気を良くするが、もちろんこれだけで終わらせるわけはない。しつこいまでの愛撫が止まると、ロシナンテはトレーボルの意図をすぐに察する。一旦ソファから降りると、男のズボンから固くなった肉棒を自ら取り出して、小さな舌を教えられた通りに這わせた。
「んね〜ね〜ロシー、そんなに『コレ』が好きか〜」
「すきぃ……ん…すきだからもっとしてぇ……」
幼さの残る顔が欲に濡れ、自身に頬ずりする光景にトレーボルの興奮は増す。
「あっ…!」
ロシナンテの顔に白い欲望がかけられる。流石に顔をしかめるが、口元についた精液を何の躊躇いなく舐め取る所作に男のそれは萎える所か固くなるばかりだ。
『続き』のために再びソファに座らせると、ロシナンテは汚れたままの顔でトレーボルを上目遣いで見上げる。
「ベッドがいい…」
頼みを聞いてやるぐらいには、トレーボルの機嫌は良かった。
「おかえりロシー、楽しかった?」
帰宅した我が子を母は笑顔で迎える。
「うん、楽しかった」
下腹に残る熱を隠しながら、ロシナンテは笑顔で答えた。