『煩悩の犬は追えども去らず』
「うう……お姉ちゃんお兄ちゃんごめんなさい……今日は上手く作れたと思ったんだけど……」
何時もは可愛く穏やかな笑みを浮かべてくれる俺の妹であり恋人でもある樹は、ションボリした表情で頷いてしまっている。
樹がこうなってしまったのは犬吠埼家で度々行っている『いつも頑張ってくれている風を甘やかして蕩けさせようの会(俺命名)』を今回も俺と樹で行ったのが原因だ。
俺は風が満足するまでハグをして甘やかしてやり、樹は手料理で風を喜ばそうとしたのだが——俺と風は大赦ワイ印の薬を飲む必要性に駆られた……とだけ言っておこう。
「もう、気にしなくてもいいのよ樹。確かに味付けは失敗しちゃったみたいだけど、樹があんなにたくさんの料理を作れるようになったなんてお姉ちゃんとして鼻が高いわ!」
「そうそう、俺が教えたことのない料理まで作って樹はすげぇ頑張ったじゃんか。樹が作った料理なら俺はちゃんと残さず食べるから、これからも頑張っていこうぜ!」
「ありがとう……お姉ちゃん、お兄ちゃん。私もっとお料理頑張るね」
俺と風に慰められて目じりに涙を浮かべていた樹がようやく笑った事で、俺も風もほっと息を吐いた。
やっぱり樹は笑っている方が良いよな……と俺が思っていたところで、樹が思い出したように呟いたのだ。
「……あ、そういえば腹痛用のお薬はピンクの瓶で合ってたよね?」
「えっ!? それって……」
「どうした風? 違う薬だったのか? でも俺も風も具合は良くなったじゃんか。むしろ元気が有り余るくらいな……」
樹の持ってきた薬が間違っていたのか?
腹痛で頭が回らなかった俺たちは樹に手渡された薬をそのまま飲んだのだ。
でも薬を飲んで俺も風も腹痛は治まったし、無茶苦茶元気になったよな。……そう、身体が熱いくらいにみなぎってるし、俺のほにゃ棒も……んんっ!?
「そ、そのね……樹、その薬は……男性用の超強力なほにゃ力剤なの……身体を良くする作用もあるから痛み止めにも使えるはずだけど……これはその、男性のアソコが1日中元気になっちゃう強烈なヤツで……」
「ええっ!? ご、ごめんなさいっ!」
風が顔を赤くして俺の下半身の膨らみを見つめる。
樹も手で覆ってはいるが指の隙間から見ているのがバレバレだ。
俺の一部は痛いくらいに膨張してズボンを破りそうなくらいになっていた。
ヤバイ、さっき俺はそのほにゃ力剤を飲んだ。
流石に1日中効果が続くとは思えないが、この昂ぶりからして間違いなく長時間のほにゃほにゃで風と樹を滅茶苦茶にしちまうのが分かる。
流石にそれは不味いし、部屋に引きこもって解毒剤を大赦ワイが作ってくれるのを待つしか——
「ワイ♡ 我慢しなくてイイの♡ 溜まった欲望は吐き出さなくちゃ、ね♡」
「元はと言えば私のせいだよ。だから私はお兄ちゃんにオシオキして欲しいな♡」
「アタシと——」
「私に——」
「「——たっぷり射精して♡」」
俺が悩んでいた間に服を脱いだのだろう。
色っぽい下着姿になった風と樹に厭らしく誘われた俺に我慢なんてできるわけがない。
寝室に行くのも待ち遠しいとばかりに恋人2人を満遍なく味わうべく、そのままほにゃほにゃを始めたのだった——
・・・・・・・・・・・・
「ワイ~~っ♡ もっとアタシのおっぱい吸ってぇ♡ 乳首でイかせてぇ~~っ♡ はあっあああぁ~~~んっ♡」
「お兄ちゃん~~っ♡ 私のおっぱいも吸ってっ♡ あっ♡ ひゃあんっ♡ ふあぁあああ~~~んっ♡」
——風の敏感な乳首と樹の感度の良い乳首を交互にしゃぶりついた。
「れろぉ♡ ちゅぷっ♡ ワイのおちんぽビクビクしてる♡ んちゅう♡ じゅぷっ♡ ぢぅるるぅ~~っ♡ ん、ひもちいい?」
「ちゅぷっ♡ ちゅ♡ ちゅ♡ 好き♡ お兄ちゃんのオチンポ好きぃ♡ ちゅう~~っ♡ おっきくてかっこいいよぉ♡」
「いつもアタシと樹をあんあん泣かせるワイの雁高オチンポ♡ 好きよ♡ んちゅう♡ ちゅぷっ♡ ぢゅるぅ~~っ♡ んっ、ひゃんっ♡ ワイの射精すっごい♡ あむっ♡ ちゅるっ♡ んっ♡ んくっ♡ おいし♡」
「ふわぁ、お兄ちゃんのほにゃ液ぃ♡ れろぉ♡ ちゅう~~♡ ちゅう♡ じゅぽっ♡ ぢゅるぅ♡ んくっ♡ ゴクッ♡ ごくんっ♡ もっと頂戴、お兄ちゃん♡」
——風と樹が美味しそうに俺のほにゃ棒に奉仕する姿に俺は一度ならず何度も達したが、まるで萎える気配は無かった。
「ワイ気持ちイイ? アタシのおっぱいの中でたくさん射精して♡」
「お兄ちゃんの指しゅごいのぉ~~っ♡ アソコじゅぽじゅぽされてイクっ♡」
「んっはああぁ~~んっ♡ またびゅーびゅー出てるっ♡ んふっ、まだまだ凄い量ね♡」
「まっへぇ♡ またくるぅ♡ ああっ♡ いくうぅ♡ イク~~~っ♡」
——風の豊満な牡丹餅に包まれて我慢することなくほにゃ液を放ちながら、樹の花弁の中を指で激しく抜き差しした。
「ワイっ♡ アタシもう我慢できないのぉ♡ 早くワイの入れてぇ♡ ズポズポしてぇ♡」
「お兄ちゃん♡ 私のオマンコもう準備できてるからぁ♡ エッチな涎止まらないのぉ♡ オチンポでふさいでぇ~~♡」
「~~んああぁ~~っ♡ やらあっ♡ 指じゃないのぉ♡ オチンポ挿入れてぇ~~っ♡ ひゃあん~~っ♡」
「はぁああああぁ~~~ん♡ お兄ちゃんの雁高オチンポしゅごい~~っ♡ 入っただけでイクの止まらないぃ~~♡」
——よりエッチなおねだりのできた樹の愛液で潤ったマンコをほにゃ棒で突きながら、忘れて無いぞとばかりに風の感じる膣内のスポットを指で弄んだ。
「んあ゛あ゛ああぁ~~~っ♡ きた~~っ♡ ワイの極太オチンポぉ♡ ひぎゅうぅ♡ アタシのにゃかぁ♡ えっぐい雁でひろげりゃれるのぉ~~っ♡ イクぅ~~っ♡」
「んちゅうう~~っ♡ ちゅ♡ ちゅう♡ んむっ♡ れろっ♡ ちゅりゅっ♡ んむぅ~~っ♡」
——樹の中へと大量に注いだ後に、待ちわびて熟成された風のふわトロなマンコをほにゃ棒で味わいながら樹の可愛いお口にたっぷりと口付けを行った。
「らめえぇ~~♡ イキにゃがら繋がってるところぉ♡ 樹にみせちゃダメェ~~~♡」
「お姉ちゃんのオマンコぉ、お兄ちゃんのオチンポを美味しそうに咥えててすっごいエッチだよぉ~♡」
「お゛ほぉ~~っ♡ 射精してぇ~~っ♡ さっきみたいにアタシの中ぁ♡ ん゛あ゛あっ♡ ひぐぅ♡ いっぱいにしてぇ~~っ♡」
「あっ♡ お兄ちゃん♡ 私もっ♡ はやくぅ♡ またオマンコに欲しいよ~~っ♡」
——膣内射精でイったのにまだまだ精液が欲しいとばかりに強くほにゃ棒を締め付ける風が後背座位で突き上げられるのを見せつけられて、興奮した樹がほにゃ液の入った蜜壺を指で搔き回し始めた。
「ワイっ♡ だめぇ♡ アタシのおっぱいぃ♡ そんなに強く揉んじゃダメェ~~っ♡ また大きくなっちゃうからぁ~~♡」
「んお゛っ♡ お兄ちゃんのぉ♡ オチンポ気持ち良いのぉ~~♡ い゛っ♡ いぐぅ♡ またイクのぉ~~っ♡
——風の立派な牡丹餅を両手で鷲掴むように揉みしだきながら、樹のきつきつなマンコをほにゃ棒で掘り進んで何度もイかせた。
「んむっ♡ ちゅう♡ ちゅぱっ♡ ちゅむっ♡ んっ♡ あむっ♡ んふぅ♡ んんっ♡ ちゅるっ♡ ちゅぷんっ♡ んっ……ぷはっ♡」
「じゅぷっ♡ じゅるっ♡ ぢゅるっ♡ ぢゅるるるっ♡ んぐっ!? んっ♡ んくっ♡ ん゛っ♡ こくっ♡ ごくんっ♡ ——ぷはっ♡」
——風とイチャラブなディープキスをしながら、樹の小さな口でほにゃ棒をしゃぶって綺麗にして貰った。
「あっ♡ やあんっ♡ 吸って♡ ワイ~~っ♡ んあ゛っああ~~ん♡ アタシのミルクもっと吸って~~っ♡」
「あひっ♡ 腰止まらないのぉ~~♡ にゃんかいもイってるのにぃ♡ ひぃんっ♡ 気持ち良いのおさまらないのぉ~~っ♡」
——母乳薬を飲んで母乳が出るようになった風に膝枕された状態で授乳されて美味しいミルクを味わい、俺の腰に誇った樹が騎乗位で舞を踊る様に腰を振った。
時に片方を、時に両方と同時に交わっては大量のほにゃ液を何度も放った。
風も樹も全身に俺のほにゃ液を浴びて身体どころが髪まで白く染め上げられていた。
風と樹の子宮の中はとっくの昔に俺のほにゃ液で満たされていたが、それでもなお注がれる俺の多量のほにゃ液のせいで妊婦のように腹を膨らませた。
俺はそんな2人に興奮すると、さらに激しくほにゃほにゃを行うべく風と樹を幾度となく絶頂させた。
夜が明けて太陽が沈み、さらに夜が明けて沈んでも俺たちのほにゃほにゃは終わらない。
新しい朝を迎えても俺は愛しい2人の蜜壺を突いていた——
「ん゛おっ♡ お゛ほおぉ~~っ♡ イクっ♡ またイクぅ~~っ♡」
「はぁっ、はぁ。イったな風……。じゃあ次は樹だっ!」
「~~っ!? んぐぅ~~っ♡ お兄ちゃんらめぇ~~っ♡ いっひゃあ♡ わらし、私ぃ♡ もうイったのぉ♡」
「みたいだな。じゃあ次はまた風の番だなっ!」
「んほぉ~~っ♡ ワイのおちんぽぉ♡ 無敵すぎぃ♡ こんにゃの敵わないのぉ♡ あっ♡ あっ♡ いく、いく、いきゅうぅ~~っ♡」」
すでに何十回と出したか分からないが俺のほにゃ棒は未だ萎えることは無かった。
腰が抜けて動けない風と樹には俺から口移しで水や食べ物を食べさせたし、どちらかと交わっている時にはどちらかが休めたが俺はそうもいかない。
体力は薬のおかげで有り余っているとはいえ、さすがに何十時間とほにゃほにゃを続けたせいか俺は眠気が辛かった。
ほにゃ欲を抑えきれずにここまで続けてきたが、俺だけでなく風と樹もそろそろ体力の限界だろう。
次の射精を最後にしようと、子宮の入り口を突き上げてやるだけで容易く達した風からほにゃ棒を抜き出すと、再び樹のマンコへと挿し込んだ。
「ひぎゅうぅ~~っ♡ お兄ちゃん♡ まってぇ♡ 私ぃ♡ イクの止まらないのぉ~♡」
「知ってるよ樹。くっ、これでもかってばかりに締め付けてるもんなっ」
「だってぇ~~♡ んあっ♡ お兄ちゃんのオチンポぉ♡ 気持ち良すぎなんだもん~~っ♡」
絶頂しすぎて愛液まみれで締め付ける樹のマンコはとんでもない気持ち良さだった。
指一本でも強く締め付けてくる樹のきつきつマンコは入れている俺だけが気持ち良いのではない。
入れられている樹も俺のほにゃ棒で押し広げられながら、雁高で気持ち良い所の膣壁をごりごり擦られて法悦の極みに達しているのだろう。
「お兄ちゃん~~♡ んはぁ♡ 好き~♡ 大好きぃ♡」
「はぁ、くっ、俺も好きだ樹ぃ!」
「んくぅ♡ おにいひゃん好きぃ~~っ♡ すきぃ♡ ぃいぃ~~っ♡」
樹の可愛らしい声で好きと伝えられたらもう止まれるわけがない。
俺は樹の小さな身体を抱きしめると耳元で愛を囁いた。
「あひぃ~~~っ♡ お゛っ♡ お゛おっ♡ イクっ、イクぅ、イってるのぉ~~っ♡」
「樹ぃ! 樹っ! 中に出すからなっ!」
「きてっ♡ 射精してっ♡ 私の中っ♡ お兄ちゃんのでいっぱいにしてぇ~~っ♡」
舌を出して蕩けた表情をしている樹に興奮してピストンを早めると、樹の嬌声が大きくなった。
止めとばかりにほにゃ棒を一度抜き、最奥まで一気に突き刺した。
「射精すぞっ! 樹ぃ~~っ!!」
「イクぅ♡ イグっ♡ いっぐうぅ~~~っ♡」
「うっ、ぐうぅ~~っ!!」
どぶっ、どぶっ、どぶっ、どぷっ、どびゅるるるうううぅ~~~ぅ、どっぷぅ、どぶぅ、どびゅ~~っ、どぷんっ!!!
「ふぁあ゛あ゛あああああぁぁ~~~~~~んっ♡ いっくう゛う゛うううううぅ~~~~~っ♡♡♡」
すでに満たされているはずなのにまだ新しいほにゃ液を飲み込もうとする樹の子宮にこれでもかと言わんばかりの大量のほにゃ液を注ぎ込む。
樹はあまりの快楽に気を失ってしまったが、子宮の入り口がもっと注いでといわんばかりにほにゃ棒の先に吸い付いてくるのが厭らしくて全く射精が止まらなかった。
このまま最後まで出し切りたいと言いたいところだが、隣で俺と樹を羨ましそうに見つめていた風を放って置けるわけがない
「風、いいな?」
「へっ? きゃっ、ワイ、まっ~~~んはぁあ゛あ゛あああぁ~~んっ♡」
樹のマンコから名残惜しく想いつつも離れると、射精したままのほにゃ棒を正常位で風のマンコへと入れ込んだ。
樹の強く締め付けて射精を促す気持ち良いマンコとも違う、一本一本のひだがほにゃ棒に絡みついて離さないとばかりに貪欲にほにゃ棒を欲しがる風のマンコの快感に終わりかけて弱くなっていた射精の勢いが増す。
どびゅ~~っ、どびゅるるるるうぅ~~~っ、どぷっ、どぶんっ、どびゅるうぅぅ~~っ!!!
「ひゃああぁ~~んっ♡ ワイっ♡ まってぇ♡ どぷどぷ射精しすぎぃ♡ もうお腹いっぱいなのぉ~~っ♡」
「うっ、くっ、けどっ風のマンコはもっと欲しいって締め付けてんぞ! 違うのかっ!?」
風のマンコは何時も俺のほにゃ棒を締め付けて離さない。
そんな愛情溢れる風のマンコを悦ばせるために射精しながらも突き上げる。
どびゅ~~っ、どびゅ~~っ、どぷんっどびゅるるるるるるうううぅ~~~~っ、どぴゅうぅ~~っ!!
「んあ゛ああっ~~っ♡ そうなのぉ~~♡ ほしいぃい♡ いつでもどこでもぉ♡ ワイの雁高おちんぽ欲しいのぉ~~♡」
「風っ! ああっ! 何時でも入れてやるからなっ!」
「ん゛ほおぉ~~っ♡ うれしぃ~~♡ ワイっ♡ ワイ~~っ♡」
叩きこむような挿入で風の最奥まで押し込んで、ぐりぐりと腰を押し付けて行う射精が堪らなく気持ち良い。
風も絶頂が止まらないのか、腰をくねらせながらも俺を離さないとばかりに抱き着いて柔らかく豊満な身体でしがみ付いてきた。
そんな風が愛らしくて、喘ぎ声を上げる風の口を塞ぐように奪った。
「んむ~~っ♡ んちゅむっ♡ じゅるうぅ♡ ぢゅりゅぅ♡ んっ♡ んっちゅううう~~っ♡ ~~~っぷはっ♡ ワイっ♡ 大好きぃ♡」
「うっぐっ、くううっ、好きだ! 風っ好きだっ!」
「アタシもすきぃ♡ ひゃあんっ♡ ワイ~~♡ 好き好きぃしゅきぃ~~♡」
キス後の満面の笑みの風を見て余りの可愛さで一瞬腰の動きが止まったものの、愛しい風と好きと言い合うたびに昂ぶりが増していった。
射精している傍から陰嚢で作り続けられているのか、噴水の様な射精が止まらない。
それどころか善がっている風の姿に雄としての優越感を覚えて腰を振るのが早くなった。
「あひぃん~~っ♡ ら゛めっ♡ ワイっ♡ 射精しながら突くのダメェ~~っ♡ 気持ちよしゅぎてすぐイクのぉ~~♡」
「うぐぅっ、イっていいぞ風ぅ! 何度でもイケっ!」
「おっほお゛ぉ~~っ♡ ん゛っ♡ イグっ♡ ワイに種付けしゃれてぇ♡ アタシぃ、イっちゃう゛う゛うううううぅ~~~~~~っ♡♡♡」
風の子宮口に亀頭をめり込ませると、俺は腹に力を入れて溜まっていた全てを注ぐ勢いで射精した。
「孕めっ風ぅ! 樹と一緒にぃ! 俺の子を産めえぇぇ———っ!!」
「ひゃい゛ぃ♡ ワイの赤ひゃんっ♡ 何人でもっ♡ 産むぅ~~っ♡ ~~だからぁ♡ アタシといつきをぉ♡ 孕みゃせてぇぇ~~~~~~~~っ♡♡♡」
どっぷぅ、どびゅうううううぅ~~っ、どびゅりゅりゅるるるるううううぅ~~~~っどぷっ、ごぷっ、どぷんっ!!!
「ん゛あ゛あぁ~~~~~~~っあ゛あ゛あああああぁ~~~~~~っん~~~~~っ♡♡♡」
これまでで一番長いといえる射精を樹と風の中で出し切って満足感が溢れた。
そしてぷつんと糸が切れたかのように俺の身体から力が抜ける。
何とか風に凭れ掛かるのは避けたもののシーツに沈めた身体が重い。
眠気が限界で目を閉じたら眠ってしまうのが分かった。
何故か未だ天を指すようにほにゃ棒が昂っていることに薬の恐ろしさを感じたが、俺はもう眠い、寝る。
せめてこれだけは言っておこうと最後の力を振り絞って俺は言葉を紡ぐ。
「風……樹ぃ、愛してる……」
——微睡みかけた俺の耳に「アタシも愛してるわ」「私も愛してるよ」という声が聞こえたような気がする。
目を閉じた俺は両頬に柔らかい感触を感じると、泥のように眠ったのだった——
・・・・・・・・・・・・
「れろぉ♡ ちゅぱっ♡ ちゅるぅ♡ ちゅうっ♡ ぢゅるぅ♡ ちゅっ♡」
「じゅっぷ♡ ちゅぱっ♡ ちゅ~っ♡ じゅうっ♡ れろっ♡ ちゅっ♡」
——長い眠りから覚めての寝起きはやっぱ心地良いなぁと思っていたら、心地よく感じていたのは俺のほにゃ棒だった件について。
「……何やってんだ、2人共?」
「んっ♡ ちゅうっ♡ あら、おはよう。ワイ♡」
「ぢゅるっ♡ ちゅ♡ おはよう。お兄ちゃん♡」
キスをするかのように俺のほにゃ棒の亀頭の先を美味しそうに味わっていた風と樹に俺は疑問の声を上げた。
風も樹も俺のほにゃ液で真っ白に染め上げた裸体ではなくしっかりと衣服を纏っているが、その表情はほにゃほにゃをしたときと同じく淫靡なままだ。
「ワイのオチンポがまだ元気だからお世話してたのよ♡」
「お兄ちゃんたら眠っている間もずうっと勃ちっぱなしだったんだよ♡」
「だから気持ち良くしてたの♡」と答える樹がペロッと出した舌には白いゼリーの様なものが見えた。
「あれだけ射精してくれたのにまだまだ量も多くて濃かったわ♡」と答える風は臍下当たりを掌で撫でていて艶めかしい。
それらを見て俺の喉がゴクリと鳴ってほにゃ棒も太さを増したのが分かる。
思わず2人に手を伸ばしそうになって——
「でも先にワイのご飯にしましょうか。いっぱい寝たからお腹空いてるでしょう? ワイの好きなのたくさん作ってるわよ~」
「お兄ちゃんお腹ペコペコだよね? いっぱい食べてね」
「お、おう。すっかり腹ペコだな」
思わず肩透かしを食らう羽目になったが、俺には分かる。
これは間違いなく……。
「——食後はアタシたちとたっぷり運動しましょ♡」
「——まだ効果が切れてないんだからオシオキは続行だよね♡」
「ハァ♡」と色っぽい吐息を漏らしながら蕩けた表情を隠さない風と樹に、この後のことを期待してほにゃ棒はさらに硬く大きくなるばかりだ。
どうやら俺たちのほにゃほにゃはまだまだ続くらしい。
あれだけほにゃほにゃしたというのにまだまだほにゃ欲の治まらない2人を満足させる為の体力を付けるべく、俺は目の前の滋養強壮な食材をたっぷり使った料理へと手を伸ばした。
——まったく俺の恋人たちは仕方が無いなぁと思いながらも、そんな所もまた愛おしいのだと俺は笑みを浮かべたのだった。
END