SSじゃなくて妄想文
何もえろくないけど若干の下ネタがあるので注意
「じゃ、それで決まり!トラ男はやくお祭り!お祭り食べ行こ!」
「祭を食うな」
とか言いながらしれっと手つないでお宿の外出てっちゃうから
「ま、あいつらにとってはいつも通りではあるんでしょうけど…」
「会えば一緒に寝てる訳だもんなァ」
「なあ、ずっと気になってたんだがトラ男って枯れてたりすんのか?」
「んなわけあるか!本気だしたキャプテンすげーんだからな!」
「そうだそうだ!百人斬りだってできんだからな!たぶん!」
「へェ」
「ゾロは何ワクワク顔で刀抜いてんだ。そっちの意味じゃねーって」
「そもそもこういうのって普通は女の子の方がドキドキするもんだろ?問題はキャプテンじゃなくて麦わらの方にあるって」
「ルフィは女の子じゃなくてルフィよ」
「いやそれはそうなんだろうけどさ…」
とかなんとかハト麦クルーが話しててほしい
「ふーーご飯おいしかった!」
「相変わらずあの量がどこに入ってってんだか」
「ん、この辺!」
「そりゃいくら空っぽとはいえ頭にまで詰めてるとは思っちゃいねェが」
「なんか失礼なこと言われてるのは分かる」
ってじゃれつきながらハト麦でご飯食べた宴会場出て並んで廊下歩いてローの部屋に行くんだけど
適当な話しながらスッて襖引いたら妙にムーディな薄ぼんやりした照明に少し甘いにおいの香、大き目のお布団一組に枕元には謎の小箱と数枚のタオル…みたいな状況になってて
(なんだこの…連れ込み宿みてェな状態は…!)って硬直するし
(クソッなんだってこんな…女将が要らねェ気でも利かせたのか?いや落ち着け…!そもそも麦わら屋ならどうせ今に『おふとん~!』とかアホみてェに叫びながら滑り込む。おれは適当なツッコミでも入れてあのろくでもねェ物が詰まってそうな箱を処理すればいい、だ、け……)
(……なんだその顔は。何故赤くなってる。まさか、まさかとは思うが、その手の知識が一切ないこいつまでこの妙な雰囲気に流されてるとでもいうのか……!?いやあり得る!こいつの催眠耐性の弱さはお墨付きだ。牛も赤い布に興奮するらしいが、それなら単純かつ動物的感性のこいつがこの空間に呑まれない道理はねェ。クッ、やめろその無駄に緊張した顔!おれの浴衣の裾きゅって握るな!!)
ってポンのコツになってとりあえず二人してお布団に座ったはいいものの互いに無言のまんま別方向見てその後数分かたまっててほしい、なお朝まで特に何も起こらない
翌日の朝に明らかに寝不足ですって顔した二人が妙な雰囲気引きずったまんまもそもそ朝食食べててクルー全員(((((何かあったの…!!?!?)))))ってなっててほしい
しかし次会った時にはそんなこと忘れて普通にキャッキャ楽しく話して一緒に寝てるから周囲はずっこける
そんな感じの一幕が見たい見たい