SSじゃないぞ








どっかの無人島であれこれと散策しながらデートしてて

あっとか言いながらガサガサとその辺の茂み入ってったルフィ子が

「見て見てトラ男!でっかいカエル!」とか言いながらヨコヅナ並の大きさのカエルを腕でぐるぐる巻きにして捕まえてきて

「随分とでかい蛙だな。……バラし甲斐がありそうだ」

「食べたらおいしいかな?」

「食うことしか頭にねェのか」

みたいなどっちもどっちな会話してほしいし

「?? なんで笑ってるの?」

「いや。昔……故郷にいた頃、蛙持ってて同級生に引かれたのを思い出した」

「……」

「なんだその渋い顔は」

「え?うーん、いや」

「言えよ」

「……昔、焼く前のカエルかじってエースにお嫁のモライテがないって言われたの思い出した」

「ふ、行かねェんだからいいだろ」

「行かないけどバカにされてるのは分かるの!」

って楽しそうに話してるのが見たいし互いのそういうちょっと変な一面を普通に受け入れ合ってる二人に気ぶりてェ…


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