無題.....倒れたキッドを呆然と見つめていたが、我に返ると周りを見回し人影がないことを確認した。そして闇に紛れるようにして自分の家まで戻ると、取るものもとりあえずすぐにまた家から飛び出した。行くあてはわからない。とにかくここから逃げたかった。先のことは後で考えることにした。今はどこかでしばらく身を隠すべく、駅へ向かうと最終電車に飛び乗った。→→→ >>54-3へ