無頼のアサシン
クラス:アサシン
真名:カルミネ・クロッコ
出典:史実
性別:男
身長/体重:195cm・140kg
属性:悪・混沌
筋力:B- 耐久:B- 敏捷:C 魔力:E 幸運:B+ 宝具:EX
クラススキル
・気配遮断:D+
「暗殺者」のクラス別能力。
サーヴァントとしての気配を断つ能力。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
無頼のアサシンの場合、何度も脱獄してきたその経歴から、脱出時にプラスの判定がかかる。
保有スキル
・仕切り直し:C
戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。
また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。
投獄されては脱獄し、森の中で追跡を躱し、戦場を渡り歩きながらも生き残ってきた生存能力がスキルとなったもの。
・無頼のカリスマ:C+
本来誰の下にもつかないような悪漢、ならず者をまとめ上げ、2000人もの配下を従えるようになった暴力的なカリスマ。
・略奪者:A
兵か民かを問わず侵略し、略奪してきた凄惨な生涯がスキルとなったもの。何かを奪う行為に補正がかかり、相手に恐怖を植え付ける。
宝具
『 無頼の総大将(ジェネラーレ・ディ・ブリガンティ)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
無頼のアサシンが生前従えた傭兵盗賊団を召喚し使役する。2000人を超える数を擁するが、霊格はどれも英霊には届かない程度。
召喚する配下の強さはステータス平均がCのサーヴァントから人間の兵士程度までで調節でき、弱くなるほど消費する魔力は減る。目安として、一般的なマスターであれば上記のサーヴァント並の配下を2体まで召喚できる。
だがこの宝具の真価はアサシンらしく人海戦術によるマスターの強襲、暗殺である。下限一杯の強さの配下であれば、上記のマスターでも100人程度を同時展開できる。
ただし召喚時の服装は年代相応のものなので、現代に即した衣服を用意する必要がある。また、基本的にならず者なので召喚時は不衛生。
▼概要
19世紀イタリア統一直後、南イタリア山岳地帯の盗賊団を統率して新政府勢力に抵抗した山賊。
約4年間の略奪と逃亡生活の間に彼はこの時代で最も恐れられた無頼の輩となり、その首には2万リラの賞金がかけられた。
山賊でありながら民衆の英雄とも目されている。
黒目黒髪の人相の悪い大男。性格は自己中心的で冷酷。凄惨な幼少期からくるソシオパスでもある。
ただしある程度の人間性はあり、身内への情は篤く、裏切りをひどく嫌っている。特に家族愛に対しては強い共感を見せる。
聖杯に託す望みは「座での酒池肉林」。現代に蘇ったところで自分の欲望は叶わないだろうことは察しているので、こういう望みになった。
「おう、今回はお前が雇い主か? まぁいいさ、報酬を弾めば協力してやる。ただし、部下の指揮は俺が執る。いいな?」
「妹を大事にできねぇ奴はクズだ。あ? 俺の妹を、だよ」
「わりぃが育ちが悪いんでなぁ。馬鹿でもわかるように命乞いしてくれるかぁ?」