無限追いかけっこに迫る苦難辛苦

無限追いかけっこに迫る苦難辛苦

稲生・紅衣・メメ・虎屋のスレ主
左高校生(?歳) 右20歳(147㎝)

私たちは今虚圏へ来ています...井上さんを助けるために!

そんなこんなで浦原さん経由で虚圏へ殴り込みに来た

一護 石田さん チャドさん カワキさん そして私の5人ですわ

今は最初の出待ち野郎どもを倒して妙にでかい砂漠をみんなで練り歩いているところですわ!

「暑いですわぁ...NEETには過酷な環境過ぎて現実逃避したいですわ」

「残念だが作戦中にお酒はあげないよ 君には尸魂界での戦いで前科がある...それにあれば私が呑む」

「「「両方呑んだらダメだろ」」」

男三人連中が妙に息があったツッコミを披露していた

このカワキさんはどうやら...相当な一護さんガチ恋勢らしく 私が初対面で一護さんの一言にブチ切れて持っていた刀を首に突き立てた際に『虎屋翼を排除するカワキさん』の映像が第六感によって流れてきました

つまり...一護さんに何かあったら即ブッコロな超ホットな感じの純情な感情をお持ちなのではないかと!私も男ですが石田さんにはガチ恋ですので気持ちはなんとなく分かる気がいたしますわ!

ヤバい奴に狙われたネルたつ

しばらく行くと辺りが少し騒がしい…音の方を見やればなにやら小さな影がでかい虫?と二人に追われているのが見えた

男三人が「考えるのは後だ!助けるぞ‼」と言っていたが私は妙案を思いついた

「石田さん!カワキさん!チャドさん!...一護 私にいい考えがある!」

「なんで俺だけそんな呼ぶの嫌そうなんだよ!」

一護がなんか文句を言ってますが放っておいて作戦を説明する前にさっさと決行する

「わかった 失敗した時のフォローは私がしよう」

「カワキ⁉何の説明もないのにいいのかよ!」

「彼なりに勝算あっての事だろう?最悪それを踏み台にして行動すればいい」


作戦は実にシンプル!私のマインド・スイートで全員無力化ですわ!

「走っているそこのみんなー!お菓子あげるね!落としたら駄目だよー!」

ちょっとかわい子ぶりつつこちらに向かってくる4人にキレイに包装された手製の御菓子入りの箱をパチンコで撃つ

「なんかキレイな箱でヤンス!」「お菓ス!」「走った分の栄養補給!」「バワァ!」

箱を開ければあら不思議♬のたうつ触手!冒涜的な極彩色!濛々と立ち込める煙!

「絶対碌なもんじゃないでヤンス⁉」

まぁリアクションは置いといて

「味は保証するから"是が非でも食べて"」

全員涙を顔に浮かべつつ手に持ち口に菓子?を突っ込む 既にマインド・スイートは発動している※¹

「あっ確かに美味しい」「バウ」

じゃあ後はおとなしく尋問を受けてもらう時間である

「"動くな" 許可なく喋るな" "真実以外を口にしたならば自害せよ"」

先ほど強制されてお菓子を食べさせられたからか状況を直ぐにつかんだ4人はガタガタと震える事すら出来ず恐怖を佇まいから滲みだしていた

「見事な手際だね...この後の情報収集もかなり迅速に行えそうだ」

カワキさんが褒めつつこちらに近づいてきた 無論完全武装で

「なぁ...これ完全にやり過ぎなんじゃねぇの?」「俺もそう思うぞ一護」「流石に僕も同意見だ」

この後ネルの説明を聞いてさっさと命令は解除された...前途多難である

※1マインド・スイート:虎屋翼の完現術 "手製の菓子"を相手に受け取らせることで発動する 相手の肉体を掌握し命令された通りに従わせる

Report Page