無色透明ifローさんのえちなSS

無色透明ifローさんのえちなSS

UA2

※注意事項※

無色透明ifローさん。170に滾ったので書いた。えち系あまり書いた事ないので下手くそ。

ごめんね!そくすをSEXの言い変えだと思ってたんだ!!触手はまた別に書きます!!

いつも書いてる無色透明ifローさんとは別軸。あっちは幸せになるから……こっちは知らん。

捏造お薬使ってます。そんなにえっちくないよ!!

誤字脱字はお友達。








 清潔なシーツの上で人形が体をくねらせる。肌を上気させた人形を組み敷き、腰を押し進めた。散々慣らしたそこを精一杯広げて受け入れてゆく姿は売女の様だ。

 サイドテーブルの上には、使用済みの注射器がいくつも転がっている。常人であれば、副作用で発狂していてもおかしくは無い量を投薬したが、これに心はない。問題はないだろう。

 本能のまま快楽を受け入れる姿は獣の様であるのに、そうとは思わせないのはやはり漏れ出る声に何の色もないからだろうか。


「はッ……ぅ……、っあ……」


 己の荒い息と、押し出される吐息の様な喘ぎだけが部屋に響く。

 初めの頃はいうことを聞かない悪い子だったが、今ではぬかるんだ胎の中が俺の剛直にしゃぶりついて来るようになった。腰を引けば引き留めるように絡み、押し挿れれば歓喜と共に迎入れ、抱擁する。他人であるはずの人形と己の体温が一体となって溶けるような感覚に、もっともっとと奥へと腰を突き動かした。

 骨が軋む音と粘膜のねちゃついた感触が俺達が一つになる錯覚を生み、俺を悦楽へと堕としてゆく。


「気持ちいいなァ、ロー。もっと欲しいだろ?なぁ?」


 答えなんて求めていなかった。人形自身が吐き出したものでびたびたになった腹の上をかき混ぜて、べったりと手についた精液を舐めとる。青臭くて苦い、酷い味だ。しかし、ローの命の証であるということだけで興奮に口元が歪んだ。

 彼の頬を涙が伝う。微笑んだまま泣く姿に虫唾が走ったが、深く息を吐くことで抑えた。


(別にいいじゃないか。これが泣こうが笑おうが。)


 どうせ俺のものなのだ。こうして俺の下で喘いで、精を吐き出して一つになっている。それだけで俺達は特別なんだ。

 だって、俺が愛しているのだから。


 人形の目尻に浮かぶ涙を吸い取り、唾液まみれの唇に噛み付く。熱く熟れた口内を余すとこなく辿り、鈍い反応を返す舌を絡め取って甘く食むと喉の奥でまた一つ嬌声が溶けて消えた。

 呼吸さえ奪う勢いで嬲り尽くすと、死を感じ取った彼の身体が暴れだした。そんな細い四肢をばたつかせた所で逃れられるはずもないというのに。哀れでか弱くて実に愛らしい。

「フフ、フフフ……」


腰を動かしながら、今日つけた傷跡を舌先で抉る。甘い血の味に脳の芯がグラグラと揺らいだ。滑らかな肌に歯を立てて、溢れる鮮血を啜ればナカが痙攣して締め付けられた。


「ふ……ぁ……、……ッ……」


 透き通った金の瞳が俺を映す。


「そうさ。それでいい。お前は俺に全てを与えられて、全てを俺に寄越せばいい」


 相変わらず返事はない。部屋の中に嬌声と俺の声が響く。虚しさから目を逸らして、ただ目の前の快楽だけを追った。


 わかっているとも。どれだけこの人形を食らった所で、求めるものは得られないのだと。

 それでも俺は、貪り続ける。

 今夜も、飢えと渇きは収まらなかった。







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