無色彩終響室 カラーレス・リフレイン
Fate × セカイ イベント特異点 (個人のまとめの為、情報の偏りや見落としがあるかもしれません。ご了承ください)
【イベント概要】
メインストーリーの中盤、突如黒ミクの襲撃を受けたレオニード。その最中に一歌は黒ミクの力によって謎の空間へと強制転移させられる。
見知らぬ部屋で目覚めた彼女は、部屋のパソコンにいた『初音ミク』と出逢い、道中で助けてくれた『花のお兄さん(マーリン)』or『翅の生えた王子様(オベロン)』or『物語に出てくるような騎士王(プロトアーサー)』と共に元の世界への帰還を目指していく。
――この旅路の果てに、貴方は残酷な真実を知ることになる。
けれど目を背けてはいけない。昏き水底へと落ちた彼女の"星"になりたいのならば、貴方はその絶望と悲しみに向き合わなければならないのだ。
さぁ、幕を上げて。そして、無垢なる少女の旅路に輝ける祝福を。
【登場人物】
●星野一歌
突如教室のセカイへ襲撃してきた黒ミクによって謎のセカイに一人で転移させられる。レムレムルートか実体含めての誘拐ルートか二種存在。前者の場合は現実世界で眠り続けることに。
基本的にはキャストリアと離れ離れ状態。セカイ式礼装は使える。転移先で出会った『初音ミク』とお助けサーヴァントと共に紆余曲折ありながら帰還を目指す。
本人は『ミク』とマスターの再会や自分たちと歌うことを楽しみにしていたのだが、終盤で『初音ミク』が真実を思い出したことで仲が決裂。彼女と仲直りすることなく別れてしまうこととなる。
帰還する際には病院で目覚めるルートや、レオニや現時点で救助済みのバチャシンが眠っている一歌に演奏を行うことで道しるべの光となり、病室から連れてこられた教室のセカイで目覚めるルートもある。
マーリンルートだと本来ならこのセカイの出来事も忘れてしまう筈だったが、彼の手助けによって記憶を保持して帰還。黒幕の真実や消せない罪、それでも彼女を救いたいと願う想いと向き合うキッカケとなる。
●『初音ミク』
一歌が最初に目覚めた誰かの部屋のパソコンにいたバーチャルシンガーソフト『初音ミク』。一人称は"ミク"で、一歌を"いっちゃん"と呼ぶ(咲希のモノマネをした一歌の影響?)。
パソコン越しから一歌に話しかけるが、本人曰くそれ以前はそういったことは全くできなかったらしい。帰ってこないマスターをずっと待っており、部屋から外の世界の様子を一切知らなかった。
マスターに会いたがっており、それを聞いた一歌が一念発起して彼女を連れて外に旅立つことになる。以後は一歌のスマホ内に存在。他のバチャシンと同じようなホログラム出現は多分できない?
あくまでソフトなので自力で歌うことも出来ない。また、一歌にマスターと似た面影を感じてもいる。
――その正体はシブヤを特異点へと変え、音楽を奪った元凶『初音ミク(黒)』の在りし日の姿
旅路の終点で全てを思い出し、一歌を想う気持ちと音楽への憎悪で揺れ動き、結果として憎悪を選んで一歌に立ちはだかる最後の"敵"となる。
全てが終わった後、一歌へは「またね」を言えないまま別れることとなった。消滅したかは未定。
●お助けサーヴァント
キャストリアと離れてしまった一歌を代わりにサポートする代理サーヴァント。今まで出た案だとマーリンとオベロンとプロトアーサーが存在。
・マーリン
花のお兄さん。フードを被って正体を隠しており、自分についても『花のお兄さん』と呼ぶように言う。
基本的には一歌たちの危険をそれとなく退けながら見守るスタンス。それはそれとしてうっかり危険に遭遇して一緒に逃げたり庇ったりすることもあるにはある。
実は『初音ミク』の正体に気づいており、敢えてそれに触れていない。本人曰く『既に綴られた物語は変えられない』
それでも旅の終わりには、黒ミクと敵対しても尚彼女を救いたいと願う一歌の想いに応え、彼女にほんの少しの"手助け"をして現世へと送り出すこととなる。
・オベロン
王子様の皮を被った終末装置。出会った当初は王子様だったのか、最初から虫だったのかは諸説あり。
主を失って魔猪の氏族状態なキャストリアに救援要請を送られ無理やり飛ばされたルートと、本人も知らず巻き込まれたルートがある。
基本的にマーリンよりはハードモード。明確な手助けは少なく、一歌自身で進んで見つけていく要素がより強くなると思われる。
・プロトアーサー
ビーストを探している王子様。プーリンがビースト案件を感じ取って派遣されたらしい。
道中でお互いの大切な人の話をしたり、基本的に仲睦まじい様子となる。
●初音ミク(黒)
突然教室のセカイやレオニたちを襲撃し、圧倒的な力で蹴散らした全ての元凶。この時点では正体を隠しており、一歌たちもそれが初音ミクであることを判断できなかった。
サーヴァントですら『脅威ではない』としながら、何故か一歌に並々ならぬ憎悪を向けており、彼女の精神を時空の彼方へと消し飛ばして立ち去った。……だが、その実一歌を完全に消し切れてはおらず、彼女の精神は『黒ミクが無意識に創り出したセカイ』へと飛ばされることになる。
一歌に憎悪を向けた理由は、キャストリアや取り戻した『一歌のミク』と共に仲睦まじく曲を作っているのを偶然観測してしまい、今の自分が失ってしまった輝きに感情を揺さぶられてしまったから。一歌には憎悪や嫉妬、悲しみと複雑な想いを持っていたと思われる。
本人は気づいていないが、一歌を自分のマスターと重ねて見ている節がある。
『初音ミク』であることを捨てた彼女は、最早"ミク"という自称は使わない。"私"と名乗り、己を"コレ"と示すだけである。
【場所】
●無色彩終響室 カラーレス・リフレイン
黒ミクが無意識に創り出していたセカイorセカイのカケラ(暫定)
安全地帯の見知らぬ部屋から始まり、一歩外に出れば危険なエネミーが徘徊する魔境が存在する。所々に門番が存在しており、一歌たちの旅路を阻む。そして、彼らの苦しくも楽しい旅路の果てに待ち受けるのは――
●見知らぬ部屋
黒ミクに飛ばされた一歌が最初に訪れた生活感のある部屋。
部屋にある初音ミクのポスターやグッズ、置かれた楽器、DTMや"初音ミク"の入ったパソコンが特徴。実は在りし日の『黒ミクのマスター』の部屋が再現された場所でもある。
【その他の概念もろもろ】
・一歌がレムレムしている場合、病院で眠り続けることに。ユニット外の皆も入れ替わりでお見舞いにきてくれる。一歌が目覚めたらそれはもうめっちゃ喜ぶ
・復帰後にミクとの歌を投稿し、多くの人に希望を与える一歌
・カラーレス・リフレインでの経験を胸に、黒ミクを救いたい想いと向き合う一歌。『その救済はエゴである』と告げる奏や『大切な人を傷つけた黒ミクを許せるか』と提示する司など、色んな人達がこの問題に向き合っていく。
・一歌をいっちゃんと呼ぶようになる『初音ミク』
・ここから出たらレオニや一歌のミクと歌う約束をする『初音ミク』
・マーリンルートで最後に餞別として"一輪の花"をもらう一歌。その花を手に目覚める。グランド仲間な太公望さんはその花を見てマーリンに気づく一場面もあり。
・一歌のミクと黒ミクはバージョンが異なる可能性(初期やアペンドの黒ミク、V4XやNTの一歌ミク)
【最後に】