無いならつくる…
iitoco!!会員 いわさき あつこステンドグラスで雑貨を作ったり、
革作家さんとコラボして
「ステンドグラスと革のアクセサリー」を
つくったりしています。
この一年の振り返りと思いながらも、
年の瀬に改まって、
私って何を作りたいのかなぁと、
再度考えてみることにしました。
もともとステンドグラス(雑貨)に興味を持ったのが
もう20年以上前に旅行で行ったロンドンの、
のみの市で一目惚れした、「押し花の鏡」。
写真立てタイプもあったかも?
「こんな鏡見たことない!ステキ♪」と、すぐに購入を決めました。
うれしくてホテルに帰って、バスルームにかけた時がこの一枚。
その後、そのトランクは成田で飛行機を降りたらロストバゲージになっていて…泣
(まあ、これはおまけの話です…笑)
後日届いたトランクを開けたら、鏡が割れていて…泣。
もう一度買いに行くわけにも行かず、
諦めきれず、
それを自分で作るしか方法はない…と、
たどり着いたのが、「ステンドグラス」でした。
なので、私がもともと作りたいステンドグラスは、
公共施設などにある色とりどりの鮮やかな
絵を描いたような豪華なステンドグラスではなく、
生活で気軽に使うことが出来る雑貨としてのステンドグラスです。
生活の道具や、身につける…、手軽な存在の物を作りたいと思っています。
タイトルからは大分それましたが、
「無ければつくる」というのに戻ると、
このガラス玉のことです。
倉敷の先生の所で習ったときにいくつか買ってきた、このいろんな模様のガラス玉。
作品に加えるとなんともいいアクセントになり、
「ナギット」というのですが
先生からわざわざ送ってもらうしか方法がなく…泣
これまた、「無いならつくる…」と
「フュージング」というガラスを
溶かす技法を探し当て。
革作家M子氏の協力と後押しのもと(笑)
手軽にレンジで作れる「炉」を手に入れ、
アクセサリーや雑貨製作の幅が広がりました。
それが、今ご好評をいただいているワークショップでも体験できます!
「あれが欲しいのに、どうしても無い…」という事象が、
私のスキルアップや、製作意欲の源なのかも?と、思っています。
そしてそんな「フュージング」で、もう少し大きなパーツをステンドグラスに使いたいなぁと思っていたら、電気炉を安く譲っていただけるお話が舞い込んできました。
これまたM子氏同席の場所でしたね。
このように2人でいて偶然が重なる現象を「cocoiroミラクル」と呼んでおります…笑
来年は電気炉を使って、もっと制作の幅を広げていけたらと…。
どこに向かっているの?と言われたり、自分でもわからなくなる時はありますが
その時その時に関心のあることをやっていくのだろうと思います。
でも結局のところ、「ガラスが好き、ものづくりが好き」という事からは
ブレていないので、
このままの私で行こうと思っております。
皆様、来年もよろしくお願いいたします
いわさき あつこ