滞在延長の理由

滞在延長の理由


パーダス「おい、おまえが連れているソイツはなんだ」

プリシラ「?………セビエですが?竜恵の里に取材に来ておいてそんn……」

パーダス「俺が言いたいのはそういうことじゃない。何でセビエを連れているんだと聞いているんだ」

プリシラ「今日取材した修行場で懐かれました」

パーダス「懐かれましたじゃ無いだろう。そのセビエは育ちきれば数あるドラゴンポケモンの中でも特に強いセグレイブになる。………今はまだ幼くてお前でも面倒見れるかもしれんがいずれは………。里のドラゴン使い達が一見すれば非合理にも思える修行をするのはなぜだと思う?」

プリシラ「ドラゴンポケモンはプライドが高いですからね。自分の強さを預けるに足る強いトレーナーの言うことしか聞きたくはないんでしょう」

パーダス「それがわかってるのなら何で連れてきた。普通のトレーナーの基準で腕が立つくらいじゃ………お前、まさか……」

プリシラ「はい。出張を延長してしばらくは里の変化について取材しながら修行を積みたいと考えています」

パーダス「…………ハァ。わかった。いいだろう。その代わり帰ってきたら今度は■■■に取材に行ってもらう。そのために今回みたいにタツヤ君達の手を煩わせないでもいいくらいの腕を身に付けて帰ってこい。出来ないとは言わせないぞ…………出来ないなんて言った日には………」

プリシラ「わ………わかってますよぉ。なのであの件だけは………」

パーダス「わかってんのならさっさと修業に行ってこい」

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