深夜配信【サングラスチャレンジ】

深夜配信【サングラスチャレンジ】


閲覧注意:R18

アレな配信している怪銃注意

時系列、口調迷子

リスナーモブ×ヴィト



深夜3時、映像電伝虫がぱっと画面を投影する。

映し出されたのはベッドに腰掛けるスーツを着こなしたサングラス姿の長身の男。

隣にはマスクをした上半身裸の男が一人。

「こんレロー♡ 今日もリスナーさん呼んで楽しむレロ~はい、意気込みをどうぞレロ!」

元気よく画面に向かって両手を振り、怪銃は傍らの男の肩をポン、と押した。

「…さ、サングラスチャレンジ絶対成功させます!」

拳を握った男が上擦った声で告げると、コメント欄は大いに盛り上がった。

『今日こそ見せてくれ!』『期待してる』『B3000 サングラスチャレンジきちゃー!!』

にまにまとそれを眺めながら怪銃は長い指をするりと滑らせ、自らの瞳を覆う濃いレンズのフチを撫で上げる。

「お前たち懲りないレロ、そう簡単に見せないレロー」

べぇっと悪戯っぽく長い舌を出して、視聴者を楽し気に挑発した。

「精々頑張るロレロ、楽しませてね?」

そのままマスクの男の顔を両手で包み込み、ちゅっ♡ と額に口付けを落とす。赤くなった男に抱き着きながら、耳元に色気を乗せた熱い息を吹き込んだ。




一部の幸運な高額投げ銭リスナーが参加できる配信で、最近ある挑戦が流行り出した。

通称『サングラスチャレンジ』。

全裸どころか喉の奥、アナルの襞まで余すところなく配信に見せつけておいて何故かサングラスは頑なに外さない彼が、正体を無くすほどイキ狂った時にだけ覗くその秘められた瞳をどうにかして配信に乗せるという挑戦だ。

いくら激しく揺さぶられてサングラスがズレても、冷静な腕がそれを定位置に戻してしまう。

どんなに乱れているように見えても少しでも理性が残っていればガードが発生するため、なかなか高難易度なミッションである。見えないと余計に見たくなるもので、いつの間にかリスナー参加型配信では恒例の挑戦と化していた。

あの怪銃を瞳を気にする余裕もなくぐっちょぐちょに追い詰める栄光を手にしたいリスナーが後を絶たず、大量の投げ銭が飛び交ったのは言うまでもない。




むにっ♡ かりっ♡

「ん゛ッ♡ ふ、ぅ…♡」

配信画面には男に背後から抱き締められ、背中を預けながらびくびくっ♡ と何度も体を跳ねさせる怪銃の姿が映る。

ぎゅうっ♡ ぐりっ♡♡ くりくりっ♡

着たままのシャツの上から胸の肉を寄せ、揉まれ、先端を弾かれ、かれこれ20分ほどこの状態が続いていた。

くにゅっ♡ ぐにゅっ♡

シャツの上からわかるほど主張するように尖った乳首を指先で柔らかく捏ねられて、彼は緩い刺激に翻弄され困ったようにもじもじと膝を擦り合わせて後ろを振り返る。

「ねェ、もう乳首、いいからぁッ♡ ちんぽ、欲しいレロ…♡」

「おっぱい堪能中なので邪魔しないでください」

「え゛ー…」

火照った赤い顔でおねだりしてもスルーされ、怪銃は心底残念そうに唇を尖らせた。

『B1000 我慢できない怪銃かわいいね』『俺だったら今のでブチ込んでた』『あいつ職人の目をしてやがる…』『B5000 生おっぱい見せてよ!』

流れるコメントにちらりと目をやって、続行を期待しているリスナーが居ることを確認したのか、彼は浅く息を吐いて後ろの男に体を預けて脱力した。

「ちんぽは我慢するレロ…だからぁ、直に触って?♡」

甘えるようにすりすり♡ と可愛らしく男の首に額を寄せた瞬間、嫉妬のコメントと投げ銭が大量に飛ぶ。

勝ち組と化した男はマスク越しでもわかるほど頬を真っ赤に染めて、ボタンが飛ぶのも構わず渾身の力で怪銃のシャツを開いた。

むにぃっ♡

「…、ぁ゛ッ!♡」

僅かに滲んだ汗でしっとりした胸全体を包み込んで手のひらでやわやわ揉みしだく。

筋肉を解すだけの動きがもどかしいのか、怪銃は男の腕を引いた。

「っ、…もっとちゃんと触っ、…う゛ァ゛っ!♡♡♡」

しかし、乳首を避けくるくると円を描くように乳輪を撫でられ、情けない力の抜けた声が漏れる。

すりっ♡ くにくにっ♡ ふにゅっ♡♡

「…うぅ…っ♡ …ッぁ♡ やだぁっ…足りな…ッ♡♡」

直に揉まれ撫でられても肝心の先端には触れられず更に焦らされ続けて、漏れ出る喘ぎ声は若干涙声になり始めた。

はっ♡ はっ♡ と荒い息を吐き、長い舌からぽたぽた零れ落ちる唾液が胸元を汚す。

ついに耐えきれず、自らの指をそこへ這わせようとした瞬間

ぎゅぅう~~~~っっ!!!♡♡ ぐりぐりぐりゅっ!!!♡♡♡

「ひっ!?♡ うぅ゛っ!!♡♡♡ っ、へ…ぉ゛ッ♡ 嘘っ、イ゛くッ…~~~~!!♡♡♡♡」

突然、親指と人差し指で扱くように両乳首を引っ張られ、びくびく…っ♡♡ と全身を痙攣させ怪銃は大きく仰け反った。

後頭部が男の肩口に埋まり、赤く充血した乳首が配信画面側に突き出される。

「……はッ♡ あ゛ンっ♡♡」

長い絶頂の余韻に感じ入り未だに体を震わせながら、それでもサングラスが定位置からズレていないか長い指だけで確認をしていた。

「はー♡ はぁっ…♡ 乳首だけでっ♡ イッちゃったレロ…♡♡」

ふにゃっ♡ と蕩けたように画面に向かって笑えば、投げ銭がまた飛び交った。

『B10000 乳首イキできてえらいね♡』『今日のチャレンジャーは乳首職人だったか…』『B5000 おっぱいありがとう』




「今日かわいいパンツ穿いたのに汚れちゃったレロ」

後ろから男に抱かれたまま、スラックスを脱がされる。

宣言通り、画面に見せるように膝を立て開脚した状態で晒された下着は、レースで縁取られた布面積の狭い黒い紐パンだった。フロント部分が吐き出した精液で濃い色に染まってしまっている。

『B5000 エッッッ』『ぐちょぐちょになっててかわいい~♡』『B3000 おぱんつありがとう』

怪銃は肩を落としたが、コメントには好評なようで「あれ?」と不思議そうに首を傾げた。

そうこうしているうちに、パンツの紐を解かれて濡れたただの布切れと化した下着が一度吐き出して落ち着いたそこをべちゃり、と音を立てて覆う。

「ぇ…? なにレ…、ッんぁ!?♡♡」

後ろを振り返る間もなく、そのまま手のひらで握り込まれ、繊維が擦れるのを構わずに擦り上げられ怪銃から甘い悲鳴が漏れた。

ぐちゅっ♡ ごしごしゅっ♡ ごしごしごしっ♡

「い゛っ!?♡♡ イッたばっか…♡ なのにぃ…!♡ キツ…い゛ぃ…っ!♡♡」

ぶんぶんと頭を振って快楽から逃げようとするが効果はなく、亀頭ばかり重点的に責められて敏感な箇所への苦しいほどの刺激に口からは嬌声がひっきりなしに溢れ出した。

ごしゅごしゅっごしゅ♡ すりすりしゅりっ♡♡

「だめっ♡♡ それ、や゛ぁっ♡♡ …ひ、ぐッ!♡♡♡」

濡れた下着は先走りを吸ってぬるぬると湿っていき、更に怪銃を追い立てる。

ぐちゅちゅっ♡ ごしゅごしゅっ♡

「ほ…ぉ゛ッ♡♡ 無理っ、ぃ゛、ん゛♡♡♡ 漏れ、ちゃうレロっ!♡♡ ま、待っ…!♡♡♡♡」

がくがくがくっ♡♡ と膝が震えて握られたパンツに濃い染みが広がっていく。溢れるように滴るのは透明な液体で、潮を吹いたのが配信画面越しでもわかった。

ぐちゅんっ♡ じゅぶっ♡ にゅちにゅちにゅち♡♡

「やだ、やだや…ぁ…♡♡ も、イッたからッ!♡♡ イ゛ッたの…ぉ゛お゛♡♡ …んぎッ!?♡♡」

動きは中断されず、問答無用で激しく先端のみを扱かれ、水音は増していく。

ぶちゅぶちゅ♡♡ にゅちゅにゅちゅにゅちゅ♡♡♡ ぐちゅちゅっ♡♡

「や゛め゛…ッ!♡♡ また、漏れッ…ぉ゛ッ♡ ぉああ゛あ゛ア゛ッ!?♡」

全身がびくびくんっ♡♡ と激しく痙攣して、長い舌が宙に突き出される。布が吸収しきれなかった潮が、ぼたぼたと脚とシーツを濡らしていった。

僅かにかちゃっと硬い音を立ててサングラスが動いたが、瞳が露出することは叶わなかったようだ。

「あ゛…っ♡♡ んぉ゛…ん゛…っ♡♡♡」

短時間で何度も絶頂に追いやられた怪銃はくたり、と力なく男へと凭れ掛かる。

汗と涙と唾液でぐちゃぐちゃの顔で荒く呼吸をして、サングラスごと覆うように額に大きいその手の甲を押し付けた。

『グラサン死守してんじゃねー!』『B3000 上手に潮吹き出来たね』『B20000 そのパンツください』

「はっ…へ…ぇ゛…♡ …ニョロロっ♡ しぬ…かと思ったレロ…♡」

ぱたっと腕をシーツに落として賑わうコメントに舌を出してから、掠れ始めた声で呟いた。

「……ちんぽやめときます?」

へろへろになった怪銃を気遣うように男は小声で囁く。推しが疲れ果てるまで責めるのはやりすぎたか、と申し訳なさそうに反省していた。

「ちんぽのためにやってんのにそりゃないレロ!!」

が、心配は無意味だった。怪銃はそういう男だった。




ばちゅんっ♡ ぐちゅっ♡ ぱんっ♡ ぱんぱんっ♡♡

「あっ♡ んあ゛ッ♡ ちんぽッ♡ ちんぽきもち、い゛ぃっっ♡♡」

全裸に剥かれ脚を開かされて、背面座位で何度も腰を下から打ち付けられる。

漸く挿入されたそれに嬉しそうに吸い付くアナルが画面から見えた。

ぬぷっ♡ ずっぷん♡♡ どちゅん!♡♡♡

「あ゛ッ、ぁっ!!♡♡ お゛くッ、好きレロっ♡♡ ひっ♡ んお゛ッ!♡♡♡」

自身の重さで深くまで刺さるのが気に入ったのか、奥を開けるように自らも腰を振っていた。

男は乱れる怪銃を更に喜ばせようと、先ほど苛め抜いた胸の先に手を伸ばし、きゅうきゅうっ♡ 指で摘まんで転がした。

「んえ゛っ!?♡♡ いっしょは、むり゛レ…ロ!!♡♡ ひぉぁ゛あ゛ッ!♡♡ おがしくな゛っちゃう゛…!♡♡」

乳首への刺激と速くなるピストンに為す術がなく、彼は苦しそうに頭を振るが口角は上がっていて、口内からはみ出した舌が満足げに唇を舐めるのが見えた。

「ぉ゛おおっ♡♡ ん゛ぅっ!?♡ もぉ、ッ♡♡♡ イぐっ♡ イっちゃぅレロっ!!♡♡♡」

ごっっちゅんッ!♡♡

びゅるるるる~~~~~♡♡♡ びゅくっ♡♡♡ びゅる゛っ♡ どぷぷっ♡

「ん、ぐっ♡♡ ぁあ゛ッ!!♡♡ イ゛ッく♡♡ ん゛ぅっ、ぉ゛お、ぉ゛────ッ!!!♡♡♡♡♡♡」

深く抉られ最奥で種付けされ、絶叫のような嬌声を上げながら怪銃はびしゃびしゃっっ♡♡ とシーツの上に薄くなった精液を漏らすように吐き出した。

絶頂に仰け反った拍子にほんの少しだけズレたサングラスの奥から真っ赤に染まった目元、涙の溜まった目尻、きらきらと輝く白目が覗いた。

「は、ひっ♡ んん゛っ♡ ふ…ぅ゛~~~~~……♡♡♡♡♡」

しかし、すぐに頭は伏せられ、瞳を見ることは叶わなかった。

少しの間、体に残る快楽の余韻に身を震わせ無理矢理息を整えるように声を漏らしながら深呼吸を繰り返す。よろよろとサングラスの位置を正してから顔を上げ、怪銃はにやりと画面に向かって笑みを零した。

「っ、は~…♡♡♡ 今回ちょっと、ッ…危なかったレロ…♡♡ ん゛ぅ!♡♡」

膝を立てて甘い声で男のちんぽを引き抜くと、ごぷっ♡♡ とぷっ♡♡ と脚の間から白い精液が零れ落ちる。

重い体を引き摺って、男の腕を叩き配信画面に背を向けるように座らせると、するりとマスクを奪い取って首元にしがみ付いた。

「残念だったね~でも、すごく楽しかったレロ♡」

そのまま、固まる男を無視ししてちゅうっ♡ とお礼の口付けをすれば、コメント欄は悲鳴、嫉妬、賞賛等の投げ銭の嵐。

上半身が真っ赤になった男の背中越しに、ばいば~い、と機嫌よく手を振って配信は終了した。




後日、怪銃の元にプレゼントとして複数のサングラスが届いた。

目元をガード出来そうなサイズの大きいもの、今使用しているものと形は似ているが若干レンズの色が濃いもの。様々なそれを配信に映しながら彼は首を傾げた。

「お前ら見たいの? 見たくないの? どっちレロ?」

『見たいけど見せたくない』『チャレンジ続いて欲しいじゃん』『俺だけに見せてー!!』

複雑なリスナー心が理解できず怪訝な顔をしたが、楽しんでいるならいいか、と自己完結をし結局その日もいつも通り怪銃の配信は続いていった。



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