深夜にラーメンを作るクロコダイル

深夜にラーメンを作るクロコダイル



サー・クロコダイルは深夜一時にラーメンを作ることにした。深夜のラーメンという背徳感を覚えながらクロコダイルは鍋を火にかける。←ここまで人力

「クハハハ、深夜のラーメンってやつはどうしてこうも美味そうに見えるんだろうな」

独り言を言いながらも手際よく準備を進める。まずは冷蔵庫から卵とネギを取り出した。次に冷凍庫からは肉団子を取り出す。それらの食材を一口大の大きさにして小皿に取り分ける。最後に中華スープ用のお湯を用意する。これで準備完了だ。

「さて、始めるか」

クロコダイルはラーメン作りを始めた。まずは中華スープをお玉ですくい小皿に入れる。最後に茹で上がった麺を入れればラーメンの完成だ。

「ここで背脂を入れるのも、ありだな」

クロコダイルは少し考えた後、背脂を入れた。そして仕上げにニンニクと唐辛子を入れる。これで味に変化をつける。チャーシューは奮発して五枚も入れてしまった。海苔と煮卵を入れる。出来上がったラーメンを持っていくと部下たちが集まってきた。

「ボス、何作っているんですか?」

「まあ、ちょっとした余興みたいなものだ。ダズ、お前深夜に食うラーメンの美味さを知っているか?」

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