【海水漬けの羽は、浮いたか?沈んだか？】

「さて、C区L社の支部の羽さん達こんばんわ。C社傘下Ca社、その一陣が弊社の崇高なるCEOその一名の命令従い避難誘導に参りました。

ちなみに、今回の救援にはC社は関係しておらずCa社CEOによる緊急時ゆえの慈善事業の一部となります。信じるも信じないもご自由に、外部から見た際現在L社は、機能を停止しております。

まぁつまり………あり大抵に言えば折れたと見えましょうか。

さて…………落ちる羽か、舞い浮かぶ羽かそれを選ぶのはお前達だその選択を決める権利は俺たちにはない。お前達のみにある。

そのまま墓標のように沈むもよし、愚かに微かに見える光を目指し人を踏み血に滑り落ちるもよし。

結局のところ言いたいのはお前達を助けるCEOはそんな愚か者どもを救うほどの余力はない、たがここから出ることに必要な行動が分かっているならば話は別と。

何をしようと出してやるってさ。せいぜい………いや、上も無茶を言うここに来た時点でここにいる俺も同じ状況だせいぜい生きて愚か者だと罵ったお偉いさんに文句のひとつでも言ってやろうぜ？」