油断はダメですヤコウ所長
ヤコウ「ユーマ〜wお前もやるようになったじゃねえかぁw」
ユーマ「ちょっ、ヤコウ所長!やめてください!違くって!」
ヤコウは、クルミちゃんを連れて来たユーマのことをおちょくっていた
正直、ヤコウは楽しんでいた。
だっていっつも厄介ごとを持ち込む奴が顔真っ赤にしてオドオドしてたら
楽しくなっちゃうよね!ね!
ヤコウ「いいっていいって、いやぁ〜青春だなぁ〜
そういやユーマ、お前って何歳なんだ?」
ユーマ「え?えっと、、、何歳だと思います?」
ヤコウ「うーん、10〜12くらいか?」
ユーマ「そうなんですね」
ヤコウ「じゃあ答えは何歳なんだ?」
この時、すでに手遅れであった事はヤコウにはわからなかった
既に、ユーマの手中にあった事など知る由もないのだ
ユーマ「いや、わからないんです」
ヤコウ「もしかして記憶喪失で忘れちまったのか?」
ユーマ「はい、今何歳かわからなくて、、、」
ヤコウ「そうかそうか、じゃあ大体小学生、、、っうぉあ!?」
ヤコウは、急な脚への衝撃に対応できず、その場に尻餅をついた。一体誰がやったのか?
だが、ヤコウも探偵だ。探偵で無くとも犯人は簡単にわかる。ユーマだ
ヤコウ「ユ、ユーマ?!急にどうしたんだ!?」
気が付けば、服の袖は、固すぎて取れず片付けるのが面倒で放っておいたフックに引っかけられて動かないし、片足を持ち上げられて立ち上がることも出来ない
ヤコウ「おい!流石に俺が保安部に連行される!やめろ!」
ユーマ「ボク、何歳かわからないんですよ?」
ヤコウ「、、、まさか、、、」
ユーマ「もしかしたらもう大人かもしれないんですよ?」
ヤコウ「だ、だが!小学生みたいな見た目なのに成人済みは流石に」
ユーマ「世の中には途中で成長が止まる人も居るんですよ?ボクがそうかもしれないじゃないですか?l
ヤコウ「ぐ、、、」
ユーマが顔を近づけてくる
それと同時にするりと服の中にユーマの手が入ってくるのが分かる
ヤコウ「ちょっ、おい!ユーマ、待て!落ち着け!」
ユーマ「どうしました、ヤコウ所長?さっきのボクより顔が真っ赤ですよ?」
ヤコウ「それはお前のせいでっ、、」
ユーマ「あ、皆さんが帰ってこないか心配してるんですか?それなら大丈夫ですよ
だって皆さん今は難解な事件の解決に忙しいんです。帰ってくる時に連絡を入れてもらうように頼んでいるので、それまで大丈夫ですよ。」
ヤコウ「おまえっ、、、っ、あうっ、、、」
ユーマ「ふふ、可愛いですね所長」
俺たちの関係はここから始まったのかもしれない
今でも、俺たちは仲良く探偵をしている
、、、え?どんな関係か?
それは、できれば自分で考えて欲しいな