カーリーが立香の妻の一人に加わった数日後のこと。

カーリーが立香の妻の一人に加わった数日後のこと。



「くっ……♥はぁ、私は、何故♥このようなことを……っ♥」


サーヴァント達へ与えられた個室のベッドの上、ドゥルガーは1人で慰めを行っていた。

身体は汗でびしょ濡れとなり、シーツの上に愛液で水たまりが出来てしまうほどに興奮してしまっていた。

理由は何故か?そんなもの一つしかない、自分と霊基を同じとする女神、カーリーが彼に堕ちてしまったからだ。

彼女の中で、2人の逢瀬を覗き見る間、ドゥルガーはどうしようもなく興奮してしまった。快楽の動機を切ったことを後悔し、あの規格外の男根(リンガ)で狂わせられたいと、堕ちて彼の妻となりたいと、シヴァの妻でありながら、そう思ってしまったのだ。


(ですが……駄目ッ♥例え、彼女(カーリー)と霊基を変わっても♥開発され切った身体は変わらないからといっても♥彼に求められてもいないというのに、そういう状況(堕ちてもよい理由)もないのに♥彼へ媚びてはならない♥)

(私は女神♥シヴァの妻たる殲滅女神ドゥルガー♥例え、人の身であろうと♥本体であらぬ影の身であろうと♥例え、伝達者相手であろうと……っ♥堕ちる、わけにはぁ♥)


頭では駄目だと理解できる、だがどうしても妄想は止まらず、自慰を行う手も止まらない。

彼の優しい笑顔を想像するだけで、彼のたくましい肉体を想像するだけで、彼の大きなおちんぽを想像するだけで、彼に求められる記憶をカーリーの記憶を再生する度に子宮はきゅんきゅん♥と疼いてしまい、胸の奥が切なくなる。


「伝達者♥立香っ♥りつかぁ♥」


彼を求める声は止まらず、その名前を呟く度に指の動きは早くなり、何度も絶頂するも、その心は満たされず、愛しき伝道者の顔が思い浮かんで求めてしまう。

あぁっ♥自分にも堕ちる理由があればよいのに♥カーリーのように、自分から堕ちることが出来ればどれほど楽なのだろう♥


「~~~っ♥」


何度目かも分からぬ絶頂を迎え、ドゥルガーは息を整えながら……ふと、それを思い出した。

ヴィシュヌ神はかの宿敵、神とアスラ、人と獣、昼と夜、室内と室外、地面と空中、そしてあらゆる武器で傷つかぬ無敵性を持つヒラニヤカシプを破る為、神性を捨て、獅子の頭を持った獣人、ナラシンハと成り、夕方の玄関にて、地面でも空中でもない己の膝の上に彼を乗せて、その身を引き裂いて打ち破ったという。

何が言いたいのかと言えば――。


(……理由さえあれば♥彼に抱かれていても問題ない♥)


そう、理由さえあればいいのだ♥

なんだっていい、カルデアでは打倒できない、自分と彼の子供でしか打倒できない強力な悪鬼。それが何れ、彼の目の前に現れると嘘を付こう♥

いや、嘘ではない♥これは神託だ……ここではない、自分自身から授かった神託♥事情を知れば、彼はきっと自分のことを抱きしめてくれる♥この胎に熱い精液を流し込み、子を孕ませてくれる♥

気兼ねなく、彼と結ばれることが出来る……そうと決まったらやることは一つだ♥


「……早く、伝達者の部屋に向かわなくては♥」


先程までの葛藤はなんだったのやら、艶やかな笑みを浮かべてマスターのいる部屋へと駆け出すのだった。


・・・


同時刻、立香はマイルームにて提出予定のレポートを作成している最中であった。

微小特異点での出来事を思い出しながらキーボードを打ち込んでいると……ふと、マイルームの扉が開かれる。


「……伝達者、入りますよ」

「ドゥルガー?別にいいけど……ん?」


マイルームへやってきたのは自身の妻であるカーリーの別側面、ドゥルガー。

彼女のことを笑顔で出迎えた立香だが、ふと違和感に気が付いた。

カーリーやパールヴァティーのような自分の妻達とは違い、彼女は立香に対して一線を引いた態度で接していた筈だった。

だというのに今日の彼女は何処か落ち着きがなく、白い頬は紅く染まり、瞳も潤んでいるように思える。

普段とは全く違う態度の彼女の様子に首を傾げていると、ドゥルガーは赤面しながら、まるで恋人に甘えるように、餌を前にお預けされた犬のように、抱き着き、甘えてくる。


「いったいどうしたの?」

「これは……♥実は神々より神託を受けたのです♥これより人では殺せず、霊では殺せない悪鬼が現れると♥ですから伝達者よ♥」


視線を逸らしながら、まるで分かりやすい嘘を付く子供のように、それを告白する。


「貴方の妻として♥貴方の子を産むものとして♥どうか……私を抱いてください♥」


その言葉を前に立香は驚いたような表情を一瞬見せ、次に意地悪な笑みを浮かべる。

恐らく、彼女の言葉は嘘……自分に抱かれたいがために吐いた虚言なのは直ぐに理解できた。

嘘だというのなら少しからかっても……いや。


「駄目……ですか?」

「駄目じゃないよ、ドゥルガーが良いなら直ぐに相手してあげる」


まるで怒られた子犬のようにしゅんとする彼女の姿を見て、我慢できなくなる。


「んっ♥ちゅば、れろぉ♥でん、たつしゃ♥り、つかぁ♥」


唇を奪い、ベッドの上に押し倒すと、そのまま彼女の服を脱がしていく。

直前までオナニーをしていたのだろう、汗と愛液でべったりと濡れている下着を剥ぎ取り、むわっ♥と芳醇な雌の匂いを放つ豊満な肉体を愛撫していく。


「あっ♥ひぃぃい♥や、やめて、ください♥その、意地悪は辛い……ですっ♥」


乳首を強く摘まめば甘い声をあげ、秘所を指でなぞればびくんっ♥と身体を震わせる。

あぁ、これはダメだ。意地悪しないつもりだったのにこんなに可愛い姿を見たら、少し虐めたくなってしまう。


「ドゥルガーのオマンコ、すっかりと準備万端だもんね。そんなに俺とセックスしたかったの?」

「そ、それはその……♥神務を果たす為、ですから♥準備をしておくのは当然の――ンォオっ!?♥そこ、だめぇえっ♥」

「その割には随分と嬉しそうだよね、本当は神務とか関係なしに俺に抱かれたかったんじゃない?」

「ち、違いますっ♥私は、本当に神務の為……っ♥あ、ぁあああぁぁぁ~~~っ♥♥」


霊基を同じとするカーリーとは違う弱点、膣口の入口近く、ざらついたGスポットを軽く擦り付けただけでドゥルガーは大きく仰け反りながら絶頂する。

潮を吹き出しながら、舌を出してアヘ顔を晒す彼女の姿を見て、更に嗜虐心が擽られるが……そろそろ自分も我慢できそうにない。

上着を脱ぎ捨て、ズボンと下着を降ろして、現した規格外の剛直を前に、ドゥルガーはごくりっ♥と喉を鳴らした。


(これが……私の膣内に入るのですね♥)


あれだけ絶頂したというのに子宮は精液を欲して疼き、愛液は留まることなく溢れ出る。

早く欲しい♥あの逞しい肉棒で♥人の身で殺戮女神(カーリー)を堕とした魔羅で子宮を満たしてほしい♥


「んっ♥」


握り拳よりも大きな亀頭が膣口に触れ、ゆっくりと挿入されていく。


「おっ♥ん゛ぉ゛おおっ♥これ、これが欲しかったんです♥指じゃ届かない場所に届いてるっ♥私のオマンコ、伝達者の男根(リンガ)の形に広がっている♥好き、すきぃ♥♥立香、愛していますっ♥♥」

「……全く、さっきまでの態度は何処へ行ったんだか。これはあくまで神務なんでしょ?それとも……本当は神務とかじゃなくて俺に犯されたいだけだったりとか?」


半分ほど入れたところで腰を止め、意地悪で、楽しそうな笑みを浮かべる立香の姿を見て、ぞくりっ♥と背筋が震える。

あぁ、そうだ♥この人はそういう人なのだ♥普段は優しく、誠実なのに♥セックスの時はどうしようもなく意地悪で、沢山の女を毎晩のように喘がせて、何百回も絶頂させて、自分以外の沢山の人妻サーヴァント達を寝取って、屈服させてきたのだ♥

だったら……仕方がない♥当女神が屈服するのは当然のこと♥女として、偉大なる雄に♥新たなるシヴァなりし者の妻になるのは当然のことなのだから♥


「はいっ♥当女神は伝達者に抱かれたくて嘘を吐きました♥カーリーが羨ましくて、パールヴァティーのように犯されたくて♥ブリュンヒルデのように支配され、クリームヒルトのように喘がされたい♥カーリーの中で私はずっと見ていました♥貴方が私達を、妻達を♥その偉大なる肉棒を以て愛する姿を♥」

「だから貴方の妻にしてください♥貴方の妻の一人にしてください♥貴方の子供を孕ませてください♥貴方の妻として、私は貴方を愛しています♥」

「……そう、だったら!」


一度燃え上がった情熱という炎は決して止めることはできない。

細い腰を掴み、どっちゅ!と勢いよく腰を打ち付けて子宮を押し潰す。


「こひゅ……♥ま、待って♥待ってくださンッ♥すぅぅ……けほっ♥これ、以上は♥」


一突きする毎に肺の中の空気が絞り出され、息をしようと肺を大きく膨らませても、その度に快楽で押し潰されてしまう。

呼吸ができず、意識が飛びそうになり、びくびくと全身を痙攣させ……それでも彼女は幸福を感じていた。

あぁ♥今、自分は愛されている♥伝達者に、シヴァならぬ新しい夫である彼に、激しく愛されて求められている♥

それはドゥルガーにとって何よりの喜びであり、神の身ならぬ人の身において最上の悦楽であり。


「本当は止めてもいいの?辛いのなら一度、止めるけど」

「〜〜〜っ♥嘘、嘘ですからっ♥止めないでください♥どうなっても構いませんっ♥この命は、体は♥全て貴方のもの♥立香の思うが儘に♥貪り、支配してください♥」


男根(リンガ)を抜こうとする腰を両足で挟み込み、絶対に逃さないと言わんばかりに力強くホールドし、女神としてのプライドをあっさりと捨てて蕩けた瞳で必死に懇願する彼女の姿を見て立香は笑う。


「そこまで言われたら仕方ないよね」

「んぎぃいいっ♥イクッ、イグゥうううっ♥子宮、潰されて♥おちんぽの形覚えさせられてぇっ♥屈服するの気持ち良すぎますうぅぅ♥好き、大好きぃ♥もっと当女神の雑魚マンコっ♥♥交尾を見ていただけで墜ちたクソ雑魚マンコ♥♥立香のおちんぽでぶち壊してぇえぇぇ♥♥♥」


今までとは比べ物にならないほど、下腹部に男根(リンガ)の形が浮かび上がるほどに激しい交尾。

雌の喜びが心を満たし、ちっぽけなプライドを守る為の、この数日の我慢はなんと下らないものだったのだろうと思うほど、幸福がこの身を包む。


「射精すよ……!」

「だ、射精してくださいっ♥女神の卵子を♥貴方の精液で犯して♥肚を満たして♥どうか貴方という偉大な雄の子を孕ませてっ♥♥」


遂にその瞬間は訪れた。

おちんぽが一際大きくなり、大量の精液を吐き出して子宮を一瞬にして満たす。


ぶっぴゅ!ぶりゅりゅりゅ!びゅるるるるぅぅぅううっ!!どっぴゅ、どぴぃ!!どりゅりゅりゅうぅぅぅぅ!!!


「~~~~~っっ♥♥イグ、膣内、にぃ♥♥射精、されて……♥♥あつ、すきぃ♥♥イグ、ひぐぅ……♥♥♥」


まるでマグマのように熱く、粘っこく、濃い精液で子宮が満たされて声にならない絶頂を迎える。

肉を持たぬサーヴァントの身でありながら、肉を持つ疑似サーヴァントの子宮は優秀な精子を喜んで受け入れ、貪るようにおちんぽに吸い付き、媚びきったアヘ顔を晒しながら、何度も潮を吹き出してはイキ狂い、膣内は痙攣を繰り返す。


「はぁはぁはぁ……♥これ、が……人の身による性行為っ♥なんて素晴らしい……んぉおっ!?♥」

「駄目だよ、ドゥルガー。俺が一発くらいじゃ満足できないのは知ってるだろ?あと最低でも九回は相手してもらうから覚悟してね」

「……はいっ♥どうか当女神の体を、貴方の思うが儘♥♥好きなだけ貪り、孕ませてください♥♥♥」


子宮から子種が溢れるほどに射精したというのに硬さを保つ男根(リンガ)を前にし、ドゥルガーは心躍らせ、再び体を重ね合わせる。

……その後、提出予定のレポートを書くのを忘れたまま妻達との逢瀬の時間となり、結局、レポートを提出し忘れるという失態を犯したのは言うまでもない。

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