【気まぐれ更新】作品に触れる時のススメ

【気まぐれ更新】作品に触れる時のススメ

あくまで一ユーザー(素人目線)の感想なので参考にならない。
ペンタブ操作の気持ちよさを知るとなかなか抜け出せねぇ……。左手はキーボードに添えるだけ


更新履歴:

2023年8月29日 その他の欄を作った。書き忘れたが、外部サイト(主に俺がここで紹介したサイト等)にコメントするとき「ここから来た」とか掲示板の話を出すんじゃねぇぞ。『世界一優しい掲示板書き込み講座』を読んだお前らならわかるよな?

2023年8月27日 【気まぐれ更新】作品に触れる時のススメ 開設

気が向いたら更新して日付が変わるかもしれねぇ。


【はじめに】

『世界一優しい掲示板書き込み講座』を始めてそろそろ一か月が経とうとしている。そこで、せっかくの機会なのでスレ主が作品に触れる時に見る(見たい)ポイントを適当にまとめてブチ込むことにした。スレ主の主観の感想文なので参考にならない。元のスレがスレなので『ブルーロック』主軸の内容になる。あくまで素人目線なのでぬるくいくぞ。


原作 ブルーロック本編

・絵

漫画作品で一番最初に目に映る要素。キャラクターの描き方(体、表情)や背景、エフェクト・演出、構図等の表現の仕方、全体的なデザインを見ると様々な発見がある。ブルーロックマンはいつ見てもトポロジーが美しいな。


・話の内容

どの作品も最初に「どんな話なのか」がちゃんと分かると見る側も継続するよな。話の作り方も色々あるみてぇだから物語論とかについて調べるのもおすすめだ。作者の引き出しがとにかく多いのでファンブック等で記載されていた作品とそれらの関連作品を調べていくと自然とクリエイティブに関する教養が深まると思う。

『ブルーロック』はざっくり言うと、主人公潔 世一が「世界一のストライカー」を目指す物語。今後作品が完結したら分解して13フェイズやプロットにしても面白いだろうな。展開の仕方が良い意味で予想を裏切るので今後も期待。


「ブルーロック入寮~vs.U-20日本代表編」

集められた300人の高校生FWに絵心が語った内容は、プロの世界を目指す者に刺さる内容が多い。彼らはプロを目指す人間としての心持ちを知っていく。

「ネオエゴ編」

ブルーロックで生き残った選手にU-20日本代表選手が加わり、海外クラブチームと共に試合を繰り広げていく『新英雄大戦』での話。ブルーロックスはプロの世界に足を踏み入れていく。出場枠の席の奪い合い、カネとビジネス、プロ選手が辿る道…等々非常にシビアでリアリティのある展開に毎週の更新が楽しみとなっている。ネットの各地では日々議論が白熱していて、そこも含めて非常に面白く興味深いものだ。

「-EPISODE 凪-」

『ブルーロック』の裏主人公凪 誠士郎の物語。日々を無気力に退屈に生きていた彼は同じく退屈な日々を過ごしていた御影玲王と出会いサッカーを始める。ブルーロックで出会ったストライカーたちとの交流を通して彼はどのように変化していくのかに注目。本編では描かれなかった場面や心情の補足等が楽しみな要素だ。


・主人公について

恩師から教わったことになるが「物語の主人公は欠点を抱えている。それをどう乗り越え、どのように成長・変化するのかを書いていくのが物語」だそうだ。よく言われるが、最初から完璧な状態で続けると物語は展開しない。そこで、何らかのアクシデントや物語の目的が作られる。そして「物語の主人公は見る側が「共感できる要素」を持っていないといけない」らしい。主人公に共感できる要素が無ければ周囲の登場人物(狂言回し)が担うこともあるが、最終的には主人公にもこの要素を入れる必要があるんだと。たしかに潔 世一(俯瞰して分析→吸収→アウトプット)や凪 誠士郎(無気力な一面や玲王との約束に対する姿勢)が現代人らしいと思った。所々に出てくるセリフや心情等に共感を抱く者も少なくはないだろうな。


アニメ TVアニメ『ブルーロック』

アニメ版『ブルーロック』では3DCGをふんだんに使用している。そこに関する内容にも触れていくぞ。これは各企業の守秘義務等の事情から叶わねぇことだが、制作で使用された素材やデータをじっくりと見たい……。CGWORLDとか関連書籍で取り上げられたら是非購読してぇところだ。

※このイラストはあくまでイメージなので実際の現場とは違う。


・アニメーション

作画についてはあれこれ言われてるがここでは省く。OP、EDのクオリティが良かった。ライバルリー編辺りのOPにあったLive2D使ってそうな挙動をしてるカットがカッコよく魅せられていたと思う。黒に彩度高めのカラーは映えるな。その前の辺りのEDで使われた退廃的なコートが良かったので使用したデータでもレンダリング・コンポジット(静止画)だけでもいいから見てみたい。


・エフェクト、撮影(編集)関係

作画でアニメの全てが決まる訳じゃねぇ。エフェクトや撮影といった編集していく工程もアニメを魅力的にする魔法のひとつだ。写真でも動画でも生の素材をそのまま使うよかある程度加工すると良いってこともある。加工はいいぞ、肌が綺麗になる。


この動画が参考資料としてとても分かりやすい。この作品も原作が本当にすごい。

実はあんなところやこんなところもエフェクトが使われている。
カメラワークの微調整が与える影響は実は相当デカい。


ブルーロックで使われてそうな所の例(あくまで素人目線のスレ主の予想)

(3Dモデル作るの)死んでも嫌っすね。
上手下手は演劇で使われる言葉だな。アニメ業界では重要視される。
3Dカメラワークに合わせて2D作画をヌルヌル動かしてるのは本当にすごい。
馬狼の覚醒したプレーに対する気合いの入りようがすごい。メイドもすごかった。
スレ主は「あでぃしょなる・たいむ!」の作り方が好みに刺さる。


・3DCG

最近のアニメでは3DCGの使用がメジャーだ。コイツの強みはやはり「X.Y.Z軸の360度で構成されている」という点。このおかげで表現の幅が広がったり、ある程度業務の負担が軽減される側面がある。ただ、3Dには3Dの苦労があるので一概にそうとは言えないが……。


利点の例

・背景を3Dで作れば好きな構図、画角で撮影が出来る。

・車やプロップ、モブやモンスターはある程度作っておけばシリーズ通しての使用や

企業間での共有もできる。

・3Dアニメーションと2Dアニメーションの使い分けでアニメーターの業務負担を減らす(でもアニメーターは忙しいし常に人手不足)

あまり寄りで撮らないシーンやカットではわざわざ描かんでも3D班に任せればいい。モーションデータがあれば他のところに流用が出来て便利。

モーションキャプチャーを使えばちゃんとした動きを撮れる。(ただし、そこに持っていくまでには修正する工程は必須)


ブルーロックでの3D使用例(あくまで素人目線のスレ主の予想)

体が綺麗に出来ていてリグも使いやすいモデルは素晴らしい。本当にいい脳ミソしてる。
実際に使われた(そして今後使われる)3Dモデルのデータが見たい。


PWCの方はプレイしてねぇが、ミニキャラのキャラクターモデルをセルルックにして上手くデフォルメできているところはえらいと思った。


その他 なんか適当に突っ込んでおく

ゲーム関連はここがおすすめだ。

桜井政博のゲーム作るには - YouTube


開発者向けイベントとして「CEDEC」というイベントが毎年開催されている。今年も「CEDEC2023」が開催されて、各メディアがネット記事を出している。俺も全てを見て全てを理解できる訳じゃねぇが、見るだけでも面白いぞ。最近発売されたFF最新作の発表もあってその内容がリガー関係の話だった。気になったヤツはぜひ検索して自身が気になるタイトルがあれば見てみてほしい。


さいごに

アニメやゲーム等、世の中に出ている作品は様々な制約(納期、データ、その他諸々の事情)がある中で制作・販売されている。作り手側の努力はもちろん必要だが、ユーザー側もクリエイティブに関することやその手の商業の大変さを少しでも知ることが出来れば、余計な争いやトラブル(作品に対する感想・考察・評価、ファン活動、創作活動等クリエイティブに関すること)を回避することに繋がる。

『世界一優しい掲示板書き込み講座』とここを読んでくれたお前らにはこのことを忘れないでほしい。娯楽は生きていくうえで優先度が最も低い位置にあるが、あればそれだけ人生を豊かにする素晴らしいものだ。誰かや何かと優劣を競い合いたくなるのが人間の性で、実際そうやって進化を遂げていることは事実だ。だがその前に「純粋に物事を楽しむ」ということも出来ることを忘れないでほしい。

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