気になる情報が多すぎる…!
初見の読破後の感想が今回のタイトルです。
これは…!?と思う描写や明らかにこれは今後の伏線か…?!と思われる描写まで盛り沢山ですしおすし。登場人物達がどんどん合流して情報がどんどん明らかになっていくのに新たな「これは…?!」ってなる情報がお出しされるの…たまらねぇな!ってなりますね。
今回はロビンちゃん視点。場面は遺跡からの脱出劇から始まります。
崩落。轟音と共に崩れ埋もれゆく遺跡。ロビンちゃんからしてみたら業腹ものの所業でしょう…着々とシーザーが一味達からヘイトをお買い上げしてらっしゃる…ツケは…高いぞ……
そしてロビンちゃん達もまた『竜』と遭遇しましたね。
同時に背後から迫る遺跡から這い出た『獣』とその戦闘。
『獣』との戦いでもたらされたのは「ゾロの覇気もほとんど効かず、刃が通るのは秋水のみ」と中々に手厳しい情報。
『獣』とは何か?と問うゾロにトゥールさんは答えます。
…「知られるべきではないものだ」と。
そしてトゥールさんからトンタッタ達へ声が掛けられる。
トゥールさんが紡ぐ言葉は、まるで一種の符号の様で。
それは祈りの言葉であり、何かの口上…「呪文」の様にも感じられて。なんと言いますか、空気が変わったなって印象を受けました。
トゥールさんの言葉を受けたトンタッタ達の武器も仕掛け武器の様に変形してるし…これはトゥールさんの「言葉」によって変わったのか…?「母なる眠りの守り手」たるトンタッタ達とトゥールさんの紡いだ「言葉」…これは関係が気になる所です。後さりげなくカブ君がいましたね。
「月夜に響く鬨の声」から続く一文が非常にお気に入りです。
さてさてロビンちゃん達は先に『竜』と遭遇し戦闘を始めてたナミさん達と合流。他にも「お侍さん」こと錦えもんさんに「トンタッタの戦士さん」ことレオ君、スモーカーさんにドレークさんと中々の大所帯に。
十手がスモーカーさんの手に戻ったり、たしぎちゃんとスモーカーさんのやり取りにも目が離せません。
ロビンちゃんの視点での目に見える情報の整理も何気にありがたい。ロビンちゃん察しと洞察が鋭いからスムーズに情報が此方(読者側)に流れてきますね。
そんなこんなしてたら『竜』がこちらに突っ込んでくるー?!と思ったら今度はそれを遮る様にルフィとウソップがお得意の一撃と共に合流。ますます人が増えた…!
ルフィ達はシーザーを追い掛けてる途中でした。ナミがシーザーの名を聞き訪ねようとした瞬間、『竜』の炎のブレスが炸裂するもそれを切り払う錦えもん。それに関心を示す剣士組。このわちゃわちゃ感とスピード感…ワンピースだ…!
ゾロの一言によりルフィ達はシーザーを追ってコロシアムへ。それを傍目で見ていたスモーカーもたしぎとドレークに指示を飛ばします。スモーカーさん、正しい判断だと思います。
先刻のナミとゼウスのやり取りからも見て取れますが、どうやら『竜』がもたらす雷はただの雷ではない模様。ゼウスが怯え痛がるとは…どんな雷なのでしょうね?
ロビンちゃんの思考と推測の後、ロビンちゃんとフランキー、サンジとブルックとレオ君とのやり取りに胸が温かくなります…!レオ君はトゥールさんと共に戦う仲間の元に向かいます。頑張れ…!
さてと後はあの『竜』を下ろすだけだと意気込むゾロ達に「待った」を掛ける『お侍さん』こと錦えもんさん。ロビンちゃんの推測ではあの『竜』に関して何か知っているのだろうと思われますが…?
スモーカーさんと錦えもんさんのやり取りはこの時点ではとっても意味深…伏線も伏線ですね。さてスモーカーさんがいう「竜」は恐らくカイドウさんだと思うのですが…錦えもんさんは「お主の言う竜はかの地に呪われている」と断言しました。竜に呪いのキーワードと言えば葦名の地が浮かびますが…果たして…?
そして錦えもんさんから明かされる驚愕の事実。
錦えもんさんが探していた息子とは、今眼の前に立ちはだかる薄紅色の鱗持つ『竜』である…。
最後の『竜』の姿を保てなくなりつつある息子君の苦しげな描写が胸を締め付けます…
素敵な物語をありがとうございます…!これからどうなっちゃうんだ…?!息子君よ助かってくれ〜!