正当なる火事場泥棒

正当なる火事場泥棒


ネルの覚醒や更木剣八の乱入...大概あっちこっちにと大分場は混乱していたがノイトラがついに倒れ死んだ

「うーん...儂は守っておくだけで良かったから楽じゃったのう」

「だ...大丈夫かよダルヴァ?あいつの攻撃かなり威力あった上にあんだけもろに受けてたけど」

一護がダルヴァを心配して声を掛けるがダルヴァはなんてことは無いと肩やら体を動かしてアピールした

「儂ではあ奴を殺せんが同時に殺されることも無いくらいには硬さに自身があるんでのう」

「...ありがとよ 井上とネルを守ってくれて」

そう話していると更木剣八が一護に落としていた刀を拾って投げ渡し現世へと戻るように言ってきた

井上は回収し敵は倒したもうここに居続ける必要もないだろう


「悪いね 本トはこういう面倒なの 好きじゃねえんだけど」

(...速い 感知できる範囲がから一息に近づいてきたんじゃろうか?)

ダルヴァがそう考えている刹那に井上は挑発の男に攫われた

その後しばらくして藍染らにより黒腔を閉じられた上に空座町に向かうという天挺空羅が聞こえてきた

井上は第五の塔に置いていくらしい...井上を餌に戦闘を強いるためじゃろうな

死神は瀞霊廷に空座町のコピーを作りそこで隊長格が集い迎え撃つ算段を立てていると更木剣八がザっと説明した

「...よし!儂は少し単独で色々探るとしようかの」

「いや井上の所へは行かないのか?」

「黒腔ないんじゃから取り戻しても帰る法が無いじゃろう とりあえず黒腔を開く設備や研究資料でも探って見ておく方が良い」

一護もなんだかんだ治してもらったり守ってもらっていたのもあり提案に快諾した

「頼むぜダルヴァ」

「それなりに頑張ってくるぞ」

「た...頼むぜ?」

若干不安になりつつも一護はダルヴァを見送った その後ダルヴァはザエルアポロの研究室を守っていた従属官を掻い潜り時に倒し進み遂に得た!

「黒腔の資料はここにはないのう...自身の力の理解の為に十刃を調べていたみたいじゃな 良い知らせは無いが一度一護の所に戻るかのう」

第五の塔でゲロインが二人爆誕し一人ブ千切れながら吐いているとは夢にも思っていないダルヴァであった





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