楽しみと喜び最終章
あの『出来事』から2週間が過ぎた。
ウタは今でも手に残る感触を感じつつあの時の自分の感情がいまだに理解できずにいた。
生き物を殺して喜びを感じた自分に…
トントン!
「ウタ?そろそろ約束の時間じゃないか?」
突然ドアノックされて驚いたウタはゴードンのセリフから大事な用を思い出し慌てて外出の支度をした。
大変⁉︎ヤマトさんのお昼のお弁当届けに行かなきゃ!
ヤマトは一週間前に注文した部品が届いてから船の修理を再開していた。彼女の話だともう間も無く修理が終わるそうだ。
修理が終わったらあの人とは別れる事になるかもしれない…
そんな不安に陥っていたウタは昨日の晩その不安を紛らわすためそしてせめてもの思い出作りのために彼女にお昼の弁当を作ってあげることを提案をした。
「そうかキミの手料理食べれるなんて楽しみだな!ありがとう!」
ヤマトは快く了承してくれた。舞い上がったウタは朝4時に起きてしまったほどだ。
ウタは朝のうちに作った少し不恰好なサンドイッチとコーヒーを淹れた水筒をバスケットに入れ彼女の船がある海岸へと走って向かった。
「ヤマトさーん!」
海岸で作業をしているヤマトを見つけてウタは声をかけた。
「やぁウタ!ちょうどお腹がぺこぺこだったよ!」
ヤマトはキリがいいと休憩に入り船べりに二人で腰掛けヤマトはウタが作ったサンドイッチを頬張ってた。ヤマトはそれを何度もおいしい!と言ってくれウタは照れながら喜んでいた。
二人で食後のコーヒーを飲みながら談笑していてウタはふと疑問に思ったことを口にした。
「そういえばヤマトさんはどうして旅を?」
旅の話は聞いていたがなぜ旅をしてるのかは聞いてなかった。聞かれたヤマトは答える。
「うん?まぁ僕の趣味…『楽しみ』を満足させるためかな?」
「『楽しみ』?」
それは何なのか?そう尋ねたらヤマトは少し困ったような顔をして頬をポリポリとかいて言葉を濁した。
不味かったかな…?
嫌われたと思ったウタが不安な顔をしてると眩暈がした。ヤマトが慌てて抱き止める。
「あ…////」
「大丈夫かい?」
「ごめんなさい昨夜あまり寝つきが悪くて…」
ウタがそう言うとヤマトは船の自分の自室で休むように言った。
「今日は泊まり込みのつもりだったからシーツは替えてある。安心して。」
このままだと彼女の邪魔になると感じたウタはその言葉に甘えることにした。部屋の場所を教えてもらい船内に向かう直前ヤマトはウタに意味ありげに言った。
「ああそれから部屋の奥の『扉』は開けないようにね…」
ウタは彼女の部屋の扉を開けた。そこは少し散らかりながらもスッキリとした部屋に感じた。本棚には読んだことがないような世界の国々のことが書かれた本や海図が書かれた本昔図書館で見たワノ国語で書かれた読めない本が置かれており本棚のそばにベッドがあった。ウタはそのベッドに寝転がる。
ここにヤマトさんが…
そう思って思わずシーツの匂いを嗅いでしまった自分にウタは赤面してしまった。
バカなことを考えずに早く仮眠を取ろう。そう思ったウタはふと部屋の奥の扉が開いていたのを見つけた。
「この扉って…ヤマトさんが言ってた…?」
開けるなと言われた扉が開いていてウタは好奇心に駆られる自分を振り払ってその扉を閉めようと近づいた。
「…なにこの匂い?…ッ⁉︎」
妙な匂いに気づいたウタはその匂いが何か気づいて思わず口元を手で覆った。
この匂い…あの時の…子牛の…『血の匂い』⁉︎
間違いなくあの時の子牛を殺した時に感じた血の匂いにウタは動揺した。
なぜヤマトさんの部屋で?なぜヤマトさんは開けるなと言ったのか?なぜその扉の奥から血の匂いがするのか?
疑問が噴出しながらウタはその扉の奥の部屋に入る気持ちを抑えられずその扉に手をかけた。
部屋の中は真っ暗でよく見えない。
「っいた⁉︎」
手をかざして部屋の中を探っていたウタは何かに手を傷つける感覚に襲われながらも机の上のランプに気づきランプを操作して照らす。
「ヒッ⁉︎」
その部屋はまさに地獄絵図とも言うべき光景だった。部屋中の壁や天井にはドス黒い液体がかかったような血の跡塗れであり壁にはあらゆる形の刃物や鈍器が飾られてる。おそらくこれに触れて手を怪我したのだろう。部屋の隅には血まみれのゴミ箱があるが中身を確認する勇気はない。そして部屋の真ん中には拘束具が取り付けられた血だらけの椅子が置かれていた。
「見ちゃったかー…」
突然後ろから声がして思わず手に持っていたランプを落として震えながら振り向く。そこにはガッカリしたような見られたくないものを見られたような顔のヤマトがいた。
「ヤ…ヤマトさん…コレは…⁉︎」
震えながら尋ねるウタにヤマトはいつもの口調で答える。
「コレが僕の『楽しみ』だよ…」
ヤマトは淡々と答えた。自分の生まれついての加虐性のことを。ある時おでんという男の死に様を見て己の欲望を理解できたことを。その後虫や動物に飽き足らず人を拷問し殺し続けたことを。そしてこの旅もその楽しみを満足させるためのものだったことを…それを呆然と聞きながら恐怖するもウタは心のどこかで別の感情が芽生え出していた。
「安心して?君には手を出すつもりはないよ?」そう言いながらヤマトはウタに近づく。
殺される…⁉︎
そう思うも足がすくみ動けない。伸ばされる手に思わずウタは目を瞑る。一瞬頭に思い浮かんだのは自分を捨てた父か…ゴードンか…それともフーシャ村のあの少年か…
次の瞬間ウタは優しくヤマトに抱きしめられた。
「…ごめん…ごめんよ怖がらせて…!」
ウタは驚いた。自分を抱きしめてる彼女の腕が震えてることに。
「知られたくなかったこんなこと…僕のこと嫌いになっただろう?修理できたら僕は出て行くから安心して?」
自分のことを気遣いながら謝りこの島から出て行くことを伝える彼女にウタは思わず
「そんなことない…!私…ヤマトさんのこと嫌いになんてならない!ヤマトさんまでいなくなったら私…!」
泣きながらヤマトの言うことを否定し抱きしめ返した。このままだと自分の前から彼女がいなくなると感じて。
そしてウタは彼女の秘密を知ってしまった代わりに自分の秘密を伝えた。自分は海賊赤髪のシャンクスの娘であること。その父がかつてこの島で栄えた国の財宝を奪うために自分を利用して国を滅ぼし用済みになった自分を捨てたこと。その後屍の人生を送っていた時にヤマトに会えて救われたことを。
それを抱きしめてるウタから見えないように何かを思案する顔をしながら自分の秘密を明かしたウタに優しく言う。
「そっか…君も寂しかったんだね…大丈夫…僕は君を一人にはしないよ。」
その言葉を聞いてウタは彼女の胸の中で泣いた。
子供のように。
その後ヤマトは拷問について初心者のウタでもわかりやすく説明してくれた。飾っている道具の使い方。拷問の種類ややり方。その時どんな気持ちなのかを。
拷問の説明に怖いと思いつつ子供のように嬉々として語る彼女に思わず笑みが浮かんだ。そしてあの時感じた別の感情の正体に気づいた。
『羨ましい』という感情だと
「ん?どうしたんだいその手?」
説明していたヤマトがウタの左手の甲の傷に気づく。
「あ、ランプを探してた時にそこの道具で…」
言い切る前にヤマトはその手を取りその傷に口付けた。
それに驚き止めるように言う前にヤマトは傷口を優しくなぞるように舌を這わせる。
「ん⁉︎…ふぁ////」
その感触にウタは思わず感じてしまい恥ずかしさから右手で口を塞ぐもヤマトは舌を這わすのをやめない。
「ふぅ…ん…く…⁉︎////」
その感触に身を震わせながら耐えるウタ。気づくと机に置かれてたハンカチかスカーフのような布を巻いていた。それには何か見たことないマークが描かれていたがウタは気にしなかった。
「コレでひとまず大丈夫だ!このまま帰ってゴードンさんに手当てしてもらうといい。」
簡単な手当てを終えたヤマトがその手を優しく撫でる。
「ありがとうヤマトさ…」
「『ヤマト』!」
「え?」
「ヤマトでいいよ!ぼくたち『友達』だろう?」
ヤマトにそう言われた嬉しさのあまり胸を抑えながらウタは
「はい!『ヤマト』!」
と答えた。
頬を紅潮させながらウタはゴードンに手当てしてもらうために城に帰っていた。
「さて…コレからどうなるかな?」
ヤマトはまるで悪戯を考えた子供のような笑みを浮かべていた。
「コレをヤマトくんが持ってたのか⁉︎そうなんだなウタ⁉︎」
城に帰った後ゴードンに手当てしてもらうために左手を見せた途端ゴードンの顔がどんどん青ざめていった。
このマークは⁉︎
間違いない…!かつて国王だった頃世界会議の場で危険な海賊の対策を各国で話し合われてた時に見た百獣海賊団のマークだ!
血相を変えてこのマークのことを問いただすゴードンにウタは困惑した。
そしてヤマトのものだと答えるとゴードンはウタの手を引っ張り突然のことに抗議するウタの声を無視して電伝虫がある部屋に連れて行った。
鍵を施錠し何度も部屋の扉や窓の鍵を確認した後ゴードンが話出す。
「いいかいよく聞くんだ…あの子は…ヤマトくんは『海賊』だ!」
「え?」
突然の話にウタは困惑した。
あの人が…ヤマトが…海賊…?憎んでる父と同じ…?
「まさかアレを狙って…あ…いやなんでもない⁉︎とにかくここにいなさい!海軍に連絡するから安心するんだ。私が必ず君を守ってみせる!」
困惑してるウタはゴードンの言葉を聞いた途端頭の中がクリアになる。
なんて言った…?あの人を…ヤマトを海軍に引き渡すの…?守る?何から?私を…私を…また閉じ込めるのか⁉︎この牢獄に!!!!
電伝虫を操作してるゴードンの後ろ姿を見ながらウタの心が今まで押し殺してた怒りで埋まっていった。
そしてゴードンは海軍の通報番号を押そうとした瞬間。
後ろから歌声が響いた。
「やめろ…やめてくれウタ…目を覚ましてくれ…」
ウタワールドに作られた再現されたヤマトの拷問部屋の拘束椅子にボロボロになったゴードンが拘束されていた。
ゴードンはウタを必死に説得するも10年分の鬱憤が爆発し怒りに支配された彼女には届かない。
「うるさい!!!!」
ウタは叫ぶとヤマトの拷問の本に描かれた拷問官を模した使い魔に持たせた棍棒で殴らせる。
「グハァ⁉︎」
加減などわかるわけがないウタが命じた一撃一撃にゴードンの身体から骨が折れ肉が潰れる音がする。
その様子を見てるうちにウタは自分の心臓のドキドキをそして下腹部が熱くなるのを感じだした。
「た…頼むウタ…」
「あの人は…あの人はあいつらとは…!シャンクスなんかとは違う!!!」
再びゴードンを痛めつける。その度に身体が熱くなり火照っていく。何…この気持ちは何?
「違う…違うんだウタ…シャンクスじゃ…シャンクスじゃないんだ…」
「え…?」
ゴードンが告白する。エレジアを滅ぼした張本人はこの国に封印されていたトットムジカという楽譜の魔王だと言うことを。ウタはそれに利用され魔王を目覚めさせてしまったことを。そしてシャンクスは娘と国民を守るために戦い国が滅んだ罪を娘に着せないために自ら罪を被ったことを。
今まで父を…シャンクスを憎むことで自分を保ってたウタはその場に立ち尽くす。
なにそれ…?なにそれ…
じゃあ…私の10年はなんだ…?無実の父を…自分の罪を代わりに背負った父を責めていた自分は…
何?
「ウタ…!君は何も悪くない!全て私が…
「うるさアアアアアアアアアアあいいいい!!!!!」
頭を抱え現実を拒否したウタが絶叫した瞬間使い魔が振るった棍棒がゴードンの口を叩き潰した。
「ブグゥワアアア!!!???」
顎と歯が粉砕したゴードンは悶絶する。
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!」
ゴードンの返り血がウタの顔に降りかかった。
「ぐううう…ふ…ふだ(ウタ)…やべ…」
うまく喋れない口を痛みを耐えて説得しようとしたゴードンは顔を上げた。
そしてウタを見て驚愕した。
ウタはゴードンの返り血を浴びてその血を拭いもせず…涙を流し…笑っていた。
「ふ、ふふふ…ヒヒッ…アハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」
返り血を浴びた瞬間血の匂いを嗅いだ瞬間痛みと苦しみで悶絶するゴードンを見た瞬間ウタは全てを忘れて突然爆発した快楽に飲み込まれた。左手で頭を押さえ右手は胸を鷲掴みにし股下からはトロリとした愛液が溢れ出していた。
コレが…!コレがあの人が言ってた『楽しみ』なんだ!こんな気持ちのいいことがこの世界にあったなんて…さいっこぉ…!
彼女は狂ったように笑いながらゴードンを痛めつける。加減なく振り下ろされる棍棒によりゴードンの腕は折れ肉は削げ血が噴き出す。
「グワアアアアア!!!???」
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」
「…う…んん…」
いつのまにか眠っていたウタは石床で寝転がった状態で目覚めた。外は真っ暗で夜になってた。
身体が熱い…熱に浮かされながらもボーとした頭で周りを見渡す。
私…何してたんだっけ…?
ふと電伝虫が置かれたテーブルの椅子に座ってるゴードンを見つけた。
「ゴードン…私…今まで何を…?」
ウタが彼の肩に触れた瞬間
ガターン!
彼の身体は床に転げ落ちた。
「ゴードン⁉︎…ヒッ⁉︎」
慌てて駆け寄ったウタは彼の顔を見て驚愕した。彼の目はカッと見開き白目を剥いており半開きになった口からは大量の涎が流れ息をしてなかった。
「イヤアアア…⁉︎なんで!?どうして⁉︎目を覚ましてゴードン…!」
ウタは泣きながら彼の体をゆするが反応はなく冷たいままだった。
「あ…!」
彼女は思い出す。狂ったようにゴードンを痛めつける笑ってる自分を…断末魔の悲鳴を上げるゴードンを…
「私が…?」
殺した?
ころした?
コロシタ?
殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺した殺したころしたころしたころしたころしたころしたころしたころしたコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタコロシタ
私が…
ゴードンを…
『殺した』んだ…
「あああぁぁあああああああぁぁああアアイアあああああアア!!!!!!!!!!」
ウタは自分の頭を両手で抱えて泣きながら絶叫した。
バリン…!
何が砕ける音がする。
バリン!
自分の思い出が壊れる音が…
バリン!
父たちとの思い出が…
バリン!
フーシャ村での思い出が…
バリン!
『彼との誓い』が…
バリーン!!!
「アハ…アハハハハハハはハハハハハハハハ…アハハハハハハ!!」
全てが砕け散った後残されたのはあの時の快感だった。楽しかった…!心から楽しかった。ヤマトの言うことは間違ってなかった!コレは救済なんだ!私は…救われたんだ!!!
彼女は笑いながら身体の熱を鎮めるためにフラフラと自室に向かった。床に転がってるゴードンを放置して。
彼女が出て行った後廊下の角にもたれて一部始終を見聞きしていたヤマトは嬉しそうな顔をしていた。
ああ…!やっぱりぼくが見込んだ通りだ!彼女はぼくと同じ人種だ!ぼくと同じ存在が他にいたなんて⁉︎コレは…運命だ!
「それに…」
ヤマトは保管庫でくすめた手に持ってる『古びた楽譜』を見てニヤリと笑った。
コレはいい手土産になる。彼女を連れて行ってもあのクソ親父に文句は言われないだろう。
後はウタが自分について来るか?
だがそれはすぐに忘れた。彼女の答えは分かりきってたからだ。
その夜自室に戻ったウタはベッドに飛び込むと自分の胸を揉みしだき乱暴にもう片方の手で自身の秘部を掻き回した。あまりの乱暴な手つきに処女膜が破れベッドが血で汚れてもその痛みすら快楽に感じ獣のような喘ぎ声を上げ何度も何度も果てた。
次の朝ボケっとしたまま自室の備え付けの簡易シャワーで体を清め髪を整えお気に入りのワンピースに着替えると食堂に向かった。
「やぁおはよう!勝手にキッチンを使わせてもらったよ!」
そこにはヤマトが食事をしていた。テーブルには二人分のハムエッグとパンといった簡単な朝食が置かれていた。
「昨日はお楽しみだったね…!城中に君の『歌』が響いてたよ…?」
ニヤニヤしながら言うヤマトにウタは思わず顔が真っ赤になって俯いた。
ヤマトはそれを見ながら言う。
「実は船の修理が今日で終わりそうなんだ。修理が出来次第この島を離れるつもりなんだけど?君はどうする?」
ゴードンのことを何も聞かないヤマトにウタは疑問に思わない。知ってるのだろうと彼女は察した。そして彼女の問いに対する答えは既に決まっていた。
「私は…」
2年後ワノ国
「ウタ⁉︎何でそんなところに…⁉︎歌手になる勉強をしてたんじゃ⁉︎」
12年ぶりに再開した幼馴染がヤマトのそばに寄り添う私を見て驚いてる。彼の体は古傷だらけで辛い目にあってきたと感じた。そして彼があの男の帽子を被ってることに苛立ちを感じた。必死に自分に呼びかける彼を見てウタは決意する。
ルフィ…
アンタも辛い目に遭ってたんだね…
でも大丈夫!
私がヤマトに救われたように…
今度は私がアンタを『救って』あげるから!
終