棘 設定資料

棘 設定資料

未定

能力について

・能力者とは、これまでの人間の一歩先を行く生き物。進化と呼べる位置づけにある

・能力者にはそれぞれ別の形の「因子」というものが存在し、それによって演算を行い、能力を行使している。

・能力者の因子は死ぬ間際活性化し、能力者自身の細胞を活性化した因子に変化させる。

・死ぬ間際といっても、条件がある。それは、能力を使っていない場合に限るということだ。能力を使っているときは因子をフル稼働しているが、活性化しきっておらず、因子を活性化させる余裕もない。よってその場合、遺体が残る。

・活性化した因子は、それまでと比にならない能力で現象を引き起こし、一分程度経過した時点で、能力者は死亡し、体細胞の成分でできた砂状の何かになって消えていく。

・定義としては、能力は正式には最適化という現象を指す。世間一般で使われるものではなく、この世界での全く別の用語である。

・最適化の定義は、因子を持っているかどうかであり、死に際の覚醒こそないものの、この世界のゴキブリも最適化を受けた生物に該当する

・町の能力者(茂、加奈を除く)に関しては、後天性のため、他人の脳をいじる能力者によって前頭葉の一部を因子に置き替えることで可能としている。(一般人でも能力因子は保有している)

・加奈と同じく身体能力、免疫力の向上、異能力の発現がみられる。

・銃弾1発を耐えきれる程度の棘を体の表面に作り出すことができる。

・町の中心人物の男から勉強と戦闘技術を教わる

・父からもらった漫画を愛読している

・本人の知る同年代が現実に加奈しかいなかったうえに漫画の主人公の影響を受けたためかなり痛々しい性格になっている

・前半では漫画の主人公の髪型をまねるようになるなどそれが垣間見えることが多々

・学校には行っていないが村長に割り算までは習っているので小学生レベルの算数と高校生レベルの国語力が備わっている

加奈

・対象の直感や違和感を操作させることができる。

・能力により自分が隠れるつもりであれば相手の視界から消えることも可能

町について

・創設者は未来の見える男

・創設者の男の策略によって、能力の暴走を引き起こされた、女性作家によって、細部までコピーされた生物のいない町がつくられる。

・町のつくりは、町の内側と外側をつなぐ出入口を除き、見えない壁が存在し、でたらめな空間となっている。一般的な物置部屋程度の部屋に、半径2㎞の町が存在している状態。

・マフィアの協力で、生活資材を支給するルートや人の住める環境の整備が行われる。前提としてわすれてはいけないのは、作家によってつくられた空間は、かなり完成した状態にある。環境整備は細部のみであるということ。

・日本人の28歳男女25組が1990年の大地震のどさくさに拉致されて集められた小さな町

・集められた人間たちには投薬、脳への干渉により、身体能力、免疫力の飛躍的な向上、良心の喪失、異能力の発現が起こる。

・人間たちには50人全員が余命を10年に変更されたことが伝えられる。

・余命を伸ばす方法となる薬を未来が見える男は開発しており、成分の関係できっちり一年、若々しい健康体を保つものとなっている。

・これを手に入れる方法は、町の中で、死者を出すことである。死者がいることを創設者が確認すれば、一人の死者につき、町民全員に一年分の薬が報酬として与えられる。

・このルールに対して、1話でいう茂の先生が他の町民に対して、子供を産んで殺さないかと提案する。

・妊娠から出産までのチャートを先生が勉強して、永久に生き続けられるループを作り出す。

・産む→殺す→一年後にまた産む→殺すって流れ

・そこで生まれた二組の双子の片方が茂、もう片方が加奈である。町民たちが自分たちの状態を把握するための手立てとして、加奈と茂を育てて観察することにした。

・あと、もちろん自分の子供を殺すのは倫理観が欠けててもきついものがあるので、心の健康の維持のために婚約した相手のことを自分の名誉よりも大切なものだと思い込み、妻もしくは夫にふさわしい人間になるという目的で、上っ面だけの親らしい行動を実行している。体に良いと聞いたことのあるものを無理矢理にでも食べさせる、適当な漫画本を買い与えるなどなど

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