格下海賊に〇されちゃうスモーカー中将の話
・モブスモ
・強姦
・嗜虐
・擬似排泄?
・直腸飲酒
「うっ、あ゛! っ、ん、あッ!!」
くぐもった嬌声と腰を打ちつける音が室内に響く。
スモーカーは四つん這いで、今日まで性器とも思っていなかったアナルを犯されていた。口には別の男のペニスがあてがわれており、体を男根で貫かれているような感覚に陥る。
体を暴かれてからどれだけの時間が経っただろう。絶えず行われる責めに、スモーカーの体は限界を迎えていた。
体力は残っておらず手足は痺れているし、腸内は海賊たちの精液とペニスに圧迫されて苦しかった。何より乱暴に欲をぶつけられるだけで、茹だる頭から思考力が奪われていく。
「ん゛ッ!! あっ! んぐ……」
喘ぐたびに離れる口は、休むことなくすぐ海賊のペニスを押し当てられる。
乳首まで勃起させて、スモーカーは性感に身悶えていた。
ピストンされるとアナルがかき乱されて、注ぎ込まれた白濁液がわずかに溢れる。それはシーツ代わりに床に敷かれたコートに垂れた。コートの「正義」が体液で汚されている。そのことに気を向ける余裕も、今はなかった。
「ん゛うッ!!」
前立腺の1番弱い所を擦られて、一際大きな嬌声が漏れた。
海賊たちに犯されて湧く怒りや屈辱、そして体が享受してしまう快感。全てが忌々しい。
まだ折れてはいなかった心で、そう呪った。しかしそれとは裏腹に、甘い痺れに体を震わせながらに怒る様は、男たちの欲をかき立てる。
ピストンをしている男が突然、スモーカーの背中を強く押した。
「ッ!!」
急な痛みに体がびくりと跳ねる。うっすらと赤くなった白い体躯は、赤青のさまざまな痣で花が咲くように彩られていた。
海軍中将"白猟のスモーカー"。正義感に溢れる強い海兵を従わせることは困難に思われたが、子どもを人質に取ったら、あとは簡単だった。現にスモーカーは遥かに格下の海賊相手に無抵抗で殴られ、今は逃げもせずに善い声で鳴いている。
そんな憐れで優しい海兵の頭を、口淫させていた男が急に掴んだ。
「んぐっ!! んっ……!」
喉の奥をペニスで突かれ、息苦しそうに呻く。長いことまともに閉じさせてもらえていない口からは、白い液体の混じった唾液が垂れていた。
男は腰を前後に動かし、ピストンの要領で喉を犯す。喘ぎながらもなんとか息をしていたスモーカーの舌は、嬌声のタイミングに合わせてペニスを押し戻している。
「まるでフェラしてるみてェだな」
「ん゛! ん"う"……!!」
その言葉にスモーカーは男を睨みつけるが、男からは悶える雌が潤んだ瞳を向けてくるようにしか見えていない。
実際、スモーカーは達しそうになるのを必死に堪えていた。アナルを犯しているペニスは乱暴に前立腺を刺激している。その暴力性にも関わらず体は快感を拾ってしまう。性感帯を擦られて、腰の震えが収まらない。
その時、口内のペニスが小さく痙攣した。とっさに顔を引こうとするが、掴まれていて叶わない。むしろ余計に深いところまで押し込まれた。
温かい口内でペニスが一際大きく脈打つ。同時に、熱いザーメンが喉奥に直接注がれた。舌で押し返すこともできずに、スモーカーは不本意ながらも嚥下した。
「う……」
ペニスを口から引き抜けば、屈辱感に塗れた呻き声が漏れる。しかし海賊たちにスモーカーを休ませる気などなく、下の口を犯していたペニスがまた奥を突いた。
「ひぐっ! ィ、が、あぁ……ッ!!」
脳天を貫く快感に、スモーカーが崩れる。腰を打ちつけていた男は舌打ちをすると、スモーカーの腰を掴んでピストンを続けた。
ペニスを出し抜きされる感覚に、体が甘く痺れる。その快感で何度絶頂を迎えたことだろう。男が達し、激しかったピストンも終わる頃には、スモーカーは涙を流しながら掠れた声で呻くだけになっていた。
四つん這いすら維持できず崩れる様は、土下座のように見えなくもない。
レイプを肴に酒を楽しんでいた1人が、その様子を見て酒瓶を片手に近づいてきた。
「珍しいな。お前もヤるか?」
先程までアナルを掘っていた1人が訊くと、男は首を横に振った。そして何やら耳打ちをする。
聞いた方の男はとびきりの玩具でも見つけたような顔で、床でへばっていたスモーカーを仰向けにした。
「う、ぁ……。はな、せ……」
苦しげなスモーカーは抵抗を試みるが、弱々しく首を振ることしかできない。
男はスモーカーの頭の方に回って、両膝裏を抱えるとそれらをスモーカーの耳元まで近づけた。
脚が大きく開かれ、局部が全て晒される。精液を出しきり微かに震えるだけのふにゃりとしたペニスと、注がれたザーメンが垂れるアナルを強調するような格好にスモーカーは涙痕の残る顔を強ばらせた。
「なに、しやがる……。クソッ……」
覇気のない声では威嚇のしようもなく、力なく体を捩ってみても惨めさが増すだけだ。
人一倍聞こえる耳に、海賊たちの嘲笑が届く。漏れ出たザーメンがまた「正義」のコートを汚す。
スモーカーは思う。無様だ、と。人質を取られたとはいえ、そういった卑劣な海賊を捕まえることこそが使命だというのに。
そんなスモーカーをよそに、尻の方に回ってしゃがみこんでいた海賊が、アナルの縁を優しく撫でさすった。
「ひっ……!」
思わず高い声があがる。
それを指さして笑う海賊たちの視線に耐えきれず、スモーカーは顔を背けた。その拍子に乱れた髪が顔に垂れる。白くて柔らかな髪は、汗でベタついていた。
そして次の瞬間、何やら固いものが腹を突いた。それはぐいと、腹を強く押す。
「うっ……!? ひっ、ふ、ざけ……!」
突如として弛緩する筋肉。不自然な倦怠感。それの正体に気づいたスモーカーは顔を戻し、抗議の声をあげた。
視線の先にあるのは七尺もある十手。先端に付けられているのは海楼石。
海賊の男はスモーカー愛用の十手で、また腹を強く押した。
スモーカーはその刺激に堪えきれず呻く。その呻き声に被さるように、下品な音も聞こえてきた。
スモーカーのアナルからザーメンが勢いをつけて零れたのだ。それを視認したスモーカーは必死に下半身に力を込めるが、海楼石で弛んだ穴はどうやってもザーメンを吐き出してしまう。まるでお漏らしする子どものようで、スモーカーの羞恥心はいっそうかき立てられた。
寝たままちんぐり返しなどさせられているからだろう。ケツ穴から出たザーメンの一部が垂れて、スモーカーの顔を汚す。射精されてからそれなりに経っているため、少しだけ冷たい。
しばらくしてザーメンは出なくなった。全てが出たわけではないだろうが、苦しかった腸内はだいぶ楽になったはずだ。しかしスモーカーはそれが全く嬉しくない。むしろ、こんな辱めを受けるのなら腹がザーメンで満たされていた方がいくらかマシだった。
体勢のせいでひくつくアナルが嫌でも目につく。何かを乞うように軽く開閉するそれが、ただ不快だった。
そして気がつく。酒瓶の男は先程までのレイプに参加していなかった。つまり、スモーカーの体に興味があるわけではない。だが、なぜかいまだに男はアナルを眺めて動かずにいる。
不審に思い様子を眺めていると、男はやおら飲みかけの酒瓶の口部をアナルに近づけて縁同士を軽く押し当てた。その奇怪な行動の意図をスモーカーが察するより早く、男は酒瓶をひっくり返す。酒瓶はネックが見えなくなるまで深くアナルに挿し込まれた。
「やめろ!」
とっさに叫んだが、その短い言葉を言いきるより先に、脳が揺れた。激しい頭痛が襲ってくる。言葉尻がどこかにたち消え、荒い呼吸音だけが残った。
スモーカーは歪んで回転する天井と酒を飲む自身の穴を見つめながら、腹のあたりが焼かれたように熱くなったのを感じていた。
アルコールの急激な摂取による気持ち悪さで抵抗したくても動けない。とうとう体の抵抗すら完全に奪われて、言葉通りの「無力な男」になってしまった。
男の蛮行に海賊たちの歓声があがって、より酷くなった頭痛が脳を殴る。強靭な体のためだろう。常人ならまず耐えられないような痛みであるのに、意識はまだ飛んでいない。それがこの地獄を長引かせた。
酒瓶の中身が消えると男はそれを引き抜き、栓の代わりとばかりに十手を突っ込む。長時間のレイプと酒でおかしくなってしまったアナルは、弛緩していながらも十手をきゅうきゅうと締めつけた。
ずっとスモーカーを押さえていた男は海軍中将が抵抗する力を失ったのを見て、やっと膝裏を離す。軽く浮いていた腰から脚までをコートに叩きつけて、また呻き声を漏らした。
「う、ぐ……」
「おい見ろよ。本当に何もできねえみたいだぞ」
男はそのままスモーカーを背中から抱いて、上体を軽く起こした。アルコールと海楼石で力の入らないスモーカーは、ぐったりと海賊である男にもたれかかる。目の縁にはじわりと涙が滲んでいた。
いまだにぼやけた視界で、スモーカーは誰かが近づいてくるのを捉える。その人物は目前までやってきてから、ふいに視界から消えた。
スモーカーが困惑していると、突然乳首に熱っぽい息がかけられた。
ぞわりとしたくすぐったいような気持ち悪いような感覚が、神経を撫でる。
視界から消えたのはスモーカーの胸元まで頭を下げたからだ。そう理解するより先に、今度はざらりとした舌が先端をつついて、撫でて、脳に
「ひ、ィっ!?」
──電流が流れた。
スモーカーは顔を真っ赤にして海賊を睨みつける。しかし当の男はそんなこと気にせず──むしろどこか楽しそうに乳首を舐めあげた。
「あッ!」
高い声色にギャラリーがどっと笑う。大きな笑い声が頭を割るような頭痛を生んだ。快感と痛みが混ざりあって、混乱したままスモーカーは喘ぐ。
海賊は口の中で乳首を弄びながら、空いている方も指先でさすった。
「ん、う……! ひゃっ、んあ!!」
やまない頭痛に涙を流しながら、女のような嬌声をあげることの惨めさたるや。
吸われ、舐められ、歯を立てられて。自由の利かない体を震わせて、脳が勝手に快感を享受する。それと同時に頭痛まで脳で処理されて、スモーカーのキャパシティを超えてしまう。
屈辱感だとか羞恥心だとか、感情が文章として成立する前に思考が途切れては脳内で絡まって沈殿する。
安定しない視界の端で嘲笑う海賊に、今なお吸収されているアルコールと十手による圧迫感。気持ちいいのと、気持ち悪いのと、痛いのと、悔しいのと。
何と何が繋がって、どう認識しているのかすらわからなくなってくる。
そうこうしているうちに海賊たちの慰み者であるスモーカーのペニスは、次第に緩く勃起していった。
そんな面白そうなものをみすみす見逃す海賊たちではない。
スモーカーのペニスにふわりとした軽い布が被せられた。次にぬるい粘液が垂らされて、布が亀頭に貼りつく。
しかし痛みと快楽にしか集中できなくなっているスモーカーは、そのことに気づいてはいない。
それをいいことにスモーカーを後ろから支えていた男が、布をゆっくり右に擦った。
「ひ……ィッ!?」
瞬間、性感が体を跳ねさせて、悲鳴に近い嬌声があがる。
自分で叫んだのが頭痛を悪化させたのだろう。スモーカーは何かに耐えるように歯を食いしばっている。
そして痛みの引かぬ間に布が今度は左側に擦られた。
「ああッ!! ッ、ぐ……!」
神経を直接嬲るような快感に啼いて、痛みに脳を握り潰されては呻く。乳首の責めも終わってはおらず、途絶えぬ快感に全身を痙攣させる。
布が右に行き、左に行き、また右に行き。緩慢な動きであるはずなのに声すら抑えられず、性感と頭痛とが同時に襲いかかってくる。
もう何往復か布を擦る頃には、黒目が瞼に見え隠れするようになっていた。それでも意識を手放さないのには流石としか言いようがない。
しかしこれではマンネリというもの。布で虐めるのは楽しいが少し変化が欲しいと考えた男は、スモーカーの耳に口を近づけた。
当のスモーカーは叫び声と呻き声を交互に発しながら、男の腕の中でビクンビクンと跳ねている。
スモーカーの耳に酒臭い息がかかる。軽い呼吸の音と共に、空気が少しだけ後方に流れて
「あーーーーーーーっ!!」
男が、叫んだ。酒焼けしたバリトンの凶弾。
頭が割れるような痛みが、後頭部に集中する熱が、白黒と暗転と明転を繰り返す視界が。
思わず仰け反る。息が絡まる。そして叫ぶ。
痛みが増す。増して、また叫んで、また続く。
涙も唾液も鼻水も、全てを流して叫ぶスモーカーの股間に、男が手をやった。両手で布の両端を軽く押さえる。そして亀頭を擦った。
「ひぅ……ッ! あッがッ!!」
もつれた息の嬌声と悲鳴。しかしその暴力性は先程までの数倍はあるだろう。
頭痛を悪化させるだけだというのに狂ったように声をあげるスモーカーを、男は揶揄する。
「どうした中将? 何がそんなにイイんだ?」
そう。あくまで揶揄しただけ。男の中ではタチの悪い冗談のつもりだったのだが。
「うっ……! ちんっ、ちんぽ弄られて、ェ……ッ!! 気ィ狂う……! あッ!!」
スモーカーは「質問」に応えて、その声にまた苦しそうに顔を歪めた。その焦点はだんだんと合わなくなっている。
アルコールを大量に摂取したせいだろう。どうやらおかしくなってきているらしい。
さらに布を左右に動かす。
「ああッ! や、え゛っ! もっ、やめ!! ぐっ……!!」
叫ぶような嬌声をあげながら、やめてくれるよう懇願する。普段ならありえないような痴態を晒すスモーカーに、海賊たちはさらに欲情した。
先程まで乳首を弄んでいた男が、アナルの十手まで手を伸ばす。そして十手をずるりと引きずり出した。
「あっ! イッ!! やあ゛!! っあ、こ、擦るな! あ、え゛!!」
力の入らない体を必死に捩るが、その抵抗はささやかなもので簡単に抑え込まれてしまう。
十手を完全に引き抜く寸前で止めて、また挿し込む。前立腺を擦られて痙攣するスモーカーに構わず、十手を往復させて、何度も何度も執拗に嬲る。
スモーカーのペニスがぴくりと跳ねた。
それを見た男は、より速くペニスに布を擦りつける。
「あぁっ!! ぃぎっ! だ、ッえ!! だ、めだっ!!」
アナルの締めつけがキツくなり、十手の存在感が増す。
「えー、何がダメなの」
治まらない頭痛に、心を抉るような屈辱感に、体を支配する快楽に。
「中将だって勃起してるのにさ」
何もわからなくなるほど茹でった脳に。
「今さら何がダメなの」
それでも、
「もっ……! っあ!!」
本能的にわかっていること。
「も? どうした?」
越えちゃいけないラインとか。
「漏れる!! あッ、いっ!! は、な、してくれ!! ひッ!! も、だめだ!!」
情けなく懇願するスモーカーに事情を察した海賊は、より強く、より速く、布を往復させた。十手を抜き差ししていた海賊も、責めを乱暴なものにしていく。
「あ、えッ! な、んでっ……!!」
筋肉が引き攣る。汗が噴き出す。脳が痺れる。ペニスが震える。
激痛と快楽を処理した体は、それらに従順に反応する。頭はとうに回らなくなっていて、耳元で叫ばれたあたりからトリップしていたのだが、ふと足元が目に留まった。
──白い。
スモーカーの体液で黄ばんだ白。
そして力強い「正義」の二文字。
「あ……」
嬌声ではない声が久々に口から漏れた。どこか怯えたような声色は、スモーカーが正気を取り戻したことを意味していた。
何をしていた? 何を口走っていた?
我に返ったスモーカーだったが、抵抗しようにも海楼石と酒で体に力は入らず、痛覚も性感も遮断はされない。
「あっ! ああッ!!」
布で擦られ中を弄られ、痛みと快感が脳天を貫いて、ペニスが一際大きく震えた。
布がさっと避けられて、一瞬意識が飛ぶ。
「あああッ!! 〜〜ッッ!!」
嬌声と同時に勢いよく潮を吹いて、スモーカーは絶頂した。
白い体躯に赤青の痣。乱れた髪に濡れた顔。半開きの口に、震える黒目。
揺らぐ視界の中で、「正義」に新たな染みができているのが見て取れた。
──体液塗れのスモーカー中将が発見されたのは、それから3日後のことだった。