柏崎の高校生の挑戦記

柏崎の高校生の挑戦記

小倉凌


こんにちは。はじめまして。

柏崎市の高校3年生 小倉凌です。自分の人生17年間で1番濃密だった昨年度のことについて書こうと思います。


【第1章 Startup Weekend(以下SW)との出会い】

まず、1番の転機だったのは2018年10月に柏崎で開催された「Startup Weekend柏崎」です。


“スタートアップウィークエンド(SW)”は、金曜夜から日曜夜まで54時間かけて開催される、「スタートアップ体験イベント」です。週末だけで参加者は、アイディアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができます。

わたしたちは、スタートアップが最初の一歩を踏み出すためのプラットフォームを目指しており、開発者やビジネスマネージャー、アントレプレナー、デザイナー、マーケター等、さまざまなスキルの人々を結びつけ、アイディアが現実になることを願ってます。

(https://nposw.org/より引用)


そこでは、行動力の塊のような大人ばかりでものすごい刺激を受け、自分も何か行動に移したいと思いました。


【第2章 「の〜あくせる。」結成と挫折】

SWに参加した高校生の仲間と共に結成した「の〜あくせる。」


そして、地元“柏崎”を盛り上げるために何かイベントをやろうということになりました。


そこで、柏崎夢の森公園で“ピザと自然を使ったアクティビティのイベント”「ドロキノコ森のモォグモォグピザ」を開催して、2日間で100名以上の方に来ていただきました。


そこで出た利益を元に次は商店街を盛り上げたいと考え、イベントを計画し、商店街の方々にプレゼンしました。


しかし、その返答は「NO」。そして、提案とは方向性が違う代替案を突きつけられました。

僕等は悩みました。「そこまでしてやる必要があるのか」「本当の目的は何なのか」「誰のためにやるのか」


そこで気づいたことは、自分等のやろうとしていたことは商店街の方々にはやってもらう必要がなかった、つまりやろうとしていたことと相手のニーズが乖離していたのでした。


そこで、実際やりたいことは何だったのか改めて考え直しました。そこで、出た結論は、「自分たち自身が体験して変わることのできたSWを同じ高校生に体験してほしい」というものでした。

それが2018年年末のことでした。


【第3章 SWの開催】

4月になると受験生で忙しくなるということで、僕等に残されたのは2019年3月までの3ヶ月間。


目標が定まってからは、一切の迷いはありませんでした。

ほぼ毎週のようにどこかへ宣伝やギルドハウス十日町のハルさんとの打ち合わせ、協賛のお願い、資料作成等、今までにないほど必死に駆け回りました。


そして、無事開催に至り、イベント最終日の高校生の晴れ晴れとスッキリした笑顔は今でも忘れられないです。

sw最終日の集合写真


最後に、昨年度の数々のチャレンジの元でたくさんの人に支えていただきました。ありがとうございました。

ぜひ受験が終わったら、また仲良くしてください!











Report Page