机の下のアリアーヌ
「貴方、アリアーヌを見てない?」
部屋を訪ねてきたラビュリンスに見ていない、と言うとやれやれといった表情で
「もしアリアーヌがここに来たら私が探していたと伝えて頂戴。」
そう言い残し、ラビュリンスは部屋を後にした。
「…嘘、ついちゃいましたね?」
足元から声がする。声の主はまさに今の今、ラビュリンスが探していたアリアーヌの声であった。
「でも仕方ないですよね〜。机の下で旦那様のオチンチンしゃぶってる。なんて言えませんものね?」
悪魔らしいいたずらっぽい笑みを浮かべて、アリアーヌは亀頭を一舐めする。
「姫様が探してるからもう行こうかな〜?なーんて、ふふ、冗談ですよ?」
「旦那様も収まりがつきませんし…何よりこんなに美味しそうなオチンチンを我慢なんてできませんもの♪」
そういうやいなや、アリアーヌはぱくりとその亀頭を咥え込む。
「はぁ、むっ…んっ…ちゅっ…じゅるっ…♥」
アリアーヌは主人の好みを全て知りつくしている。まずはたっぷりの唾液をまぶして、性器をヌルヌルのテラテラにコーティングしていく。
「じゅるっ…じゅるっ…ズズゥッ♥」
それが終わると先走りと自身の唾液が混ざったカクテルをわざと音をたててすすり上げて。性器を最大まで勃起させる。
快楽に呻く主人に優越感を覚えつつ、側に生えた角を掴むように促す。
暖かい主人の手を感じながらアリアーヌも主人の膝を掴んでイラマチオの体制を整える。
そのまま、快楽を貪るための容赦無いイラマチオ。普通の人間ならもはや苦痛であろう行為だが悪魔であるアリアーヌにはその限りではない。叶うなら一生こうしてしゃぶっていたいとすら思うほどだ。
そうしてついに、喉奥へと大量の精が放たれた。アリアーヌは吐き出された精をこぼさぬように喉を鳴らして飲み下していく。
「ごきゅっ…♥ごきゅっ…♥んっ…♥あー♥」
見せつけるように口を開けて、全て飲み干したことをアピールするアリアーヌ。その頭を主人に撫でてもらう事で一連のルーティンが終わる。
「さてと、姫様をこれ以上待たせるわけにはいきませんね。」
机の下から出てきたアリアーヌは何事もなかったように部屋を後にする。そして、ドアを閉める間際、「また、お伺いしますね?」と言うと、姫の元へと向かったのだった。