本番
「まだ終わりじゃねえぞ。そこに手ついて尻をこっちに向けろ。“ちんちん”だ」
一息ついたウタに、ルフィは更にそう指示した。
ウタは言われるがままに“ちんちん”すると、遊具に手をついてルフィに向かって尻を突き出す。
「キュウ~ン……」
早く早くとおねだりするように、フリフリと尻を振るウタ。
ルフィは敢えてその誘いに乗って、形が良く柔らかな尻肉を鷲掴みにする。
それを掻き分けて広げてやると、サーモンピンクのクレバスがヒクヒクと物欲しそうにうねっていた。
すっかりグチョグチョに濡れそぼっていて、淫靡な甘い香りを漂わせていた。
「こっちもすっかり涎ダラダラだな」
言いながら、ルフィはそっとウタの秘密の花園を指でなぞる。
「きゃんっ♥️」
ウタは身体を跳ねさせた。
どうやら慣らす必要はもう無いほどに、準備万端らしい。
だらしなく欲しがるウタのそこに、ルフィは自らのそれを宛がった。
「行くぞ」
ルフィはウタの耳許で優しく囁く。
そうして、ゆっくりと剛直を割れ目へと挿入していった。
「きゅふううううううううううんっっ♥️♥️♥️」
自分の中に入ってきた愛しいご主人様の感触に、ウタは歓喜の声を上げる。
ルフィの巨根は易々とウタの肉壺を抉り、一番奥深くまでたどり着いた。
「動かすぞ……!」
ルフィは抽挿を開始する。
最初はゆっくりと。徐々に激しく。
「気持ちいいか、ウタ?」
「きゃんっ♥️ くぅんっ♥️」
「ああ、おれも気持ちいいぞ」
甘やかに鳴きながら、潤んだ目で自分を見るウタにルフィは答える。
それは嘘偽りのない言葉だった。
もう数え切れないほど肌を重ね合わせているというのに、ウタの肉体にはまるで抱き飽きる気配がない。
それどころか抱けば抱くほどに、ますますのめり込んで行っているような気さえしてしてくる。
ウタの膣内がよほどの名器なのか、あるいはお互いの身体の相性が良過ぎるのか。
恐らくは両方だろうとルフィは考える。
自分はこれから先、もしも彼女以外の女を抱いたとしても、これほど深い快感と満足感を覚えることはないだろう。
無論、ウタ以外とこういうことをするつもりは毛頭無いので、考えるだけ無駄なのだが。
「ウタはっ、ここがいいんだ……よな! ほら、どうだ!?」
「くふぅんっ♥️♥️」
知り尽くしたウタの弱いところを刺激してやると、ウタはますます昂った風に声を漏らした。
元々感度の良いウタではあるが、今日は特に敏感な様子だ。
屋外、それもルフィとの思い出がたくさん詰まった公園の“ひみつきち”でこのようなことをしているというのが、スパイスになっているのだろう。
その表情はとろとろに蕩け切っている。ルフィは更にスパートを上げた。━━が、そこで、
「ビンクスのぉ~さけを~♪ とどけぇ~にゆ~くよぉ~♪」
調子っ外れな歌声がどこからか聴こえてきた。
ルフィとウタはビクッと肩を揺らして動きを止める。
視線を道路の方に向けると、フラフラとした足取りの人影が歩いているのが見えた。
どうやら会社帰りの酔っ払いのようだ。
「んん? なんだぁ、誰かいるのかぁ?」
酔っ払いもこちらの気配に気付いたのか、怪訝な様子で公園の様子を伺っているようだった。
ルフィはひやりとしたものが背中を流れ落ちるのを感じた。
距離があるし、向こうからは木陰になっているので見られてはいないだろうが、この状況はかなりまずい。
もう少し近付かれたら自分たちが何をしているのか完全にバレてしまう。
どうすればいいかと無い頭を捻っていると、
「わんっ! わんわんっ!!」
ウタが鳴き声を上げた。
「な~んだ、犬かぁ」
どうやら納得したらしい酔っ払いが、また調子の外れた歌を口ずさみながら遠ざかっていく。
気配が完全に去ったのを察知してから、ルフィはほっと一息ついた。
「ウタ、お前よく咄嗟にあんなの思いついたな! 偉いぞ!」
ルフィはウタの頭を撫でる。
ウタはムフーッと得意気に鼻を鳴らした。しかし、すぐにグイグイとルフィに向かって尻を押し当ててくる。
「ああ、そうだな。続きするか!」
「わふんっ♥」
そうして、二人は再びまぐわい始めた。