月島 黒崎家にて
紅衣のスレ閲覧注意
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「思っていたより遅くなったな...一護はもう帰っているだろうし"どう"なるかな」
月島は紅衣を処理した後に紅衣を銀城へ適当に送っておいた。銀城も襲われれば銀城の立場にも信憑性が出るだろう。
黒崎家には明かりがついており賑やかな様子が見て取れる、とはいえ一護にとっては地獄そのものだろうね。
「お邪魔します、一護はいるかな?」
...そういって僕は見知らぬ地獄へと乗り込んだ
『月島...!てめェどういうことだコレは!』
「そう怒らないでよ一護...みんながどうして『なんでみんな服を脱いでんだよ⁉一体何が目的なんだ!』
何を言っているんだ...?僕が君に見せているはずの地獄絵図はそんなものじゃないはずだ。
そうしていると一護の妹である黒崎遊子がこちらを伺ってきた...全裸で
『...どうしておにいちゃんも月島さんも服なんて着てるの...?なにかあったの?』
『下がってろ...俺はいまコイツと話があんだよ。』
「...あり得ない。彼女に挟んだ中で露出癖など微塵もなかったはずだ...」
考える。どうやら扉の向こうには全裸の人間が数人見える。ある種の桃源郷というべきなのかもしれないが、僕にとってここは己の支配下から逃れ牙を剥いた地獄だ。
思い至る事象の中に全裸の男が股間を光らせているが...それくらいしか思い浮かばない...
そうやって一護を無視して考えているとぞろぞろと人が集まってきた
「やぁみんな遅れてごめんね!一護とはちょっと別件でね...」
『み...みんな、やっぱり全員全裸なのかよ...!』
一護が煩いがここは一度下がって能力の確認が必要だ...
『月島さんも一護もおかしいよ!』『月島さんは全裸であることこそが正しいと言っていたんだ...なのに服を着ているなんて一体何が...⁉』『一護と月島さんが喧嘩しているのも服を着ているのが悪いんだよね!自分で脱げないなら私たちが脱がすよ!私たちの"恩人"だもの!』
言うが速いか皆が一斉に服に手をかけて親の仇のように破っていく...昔本で読んだことがある、地獄に入る時には服を剥かれてその服から生前の罪の重さを測るのだと。───今この場は一護と僕にとっての地獄の始まりなのだと そう確信した
裏話
月島「...僕に挟まれている振りをするなら全裸になる必要が出てきた。難しいなら本当に挟むけど必要そうかい?」
リルカ『つまり一護の前で裸にならないといけないの...?しかも恥ずかしさとか顔に出しちゃダメ⁉なんてもん引っ掛けれてんのよ月島ァ!あの奇天烈変態をなんでほっとかなかったのよ~!』