最強-参-

最強-参-


行為の最中にマジカルチンポを使われることは極力避けたかった。


まず下手すると男に戻れなくなるから。


幸い、この体になっても僕は別に弱くなってない、別に一生このままでも困らないくらいだ。


でも、男に戻れない理由が生徒にメス堕ちさせられたからっていうのは…躊躇いが勝った。


あと僕が生徒に犯されて敗北アクメによがり狂う変態教師だとは思われたくない。


………確かに僕は、自分にとって対等以上の強者を求めてたけど、こんな形でやってくるとは全く想像してなかった。


悠仁が僕を倒せるくらい強くなってくれたのはすげー嬉しいよ。


ただ…その…女にされた上に…負けて…エグいチンポ突っ込まれたりしたら…


もう僕、ぐちゃぐちゃになっちゃうんじゃないかなって…少し、ほんの少し気が引けた。


でもさ、生徒が僕のために全力を出してくれるんなら受け止めるのは教師として当然だろ?


いわば悠仁は挑戦者で僕はチャンピオンなんだから、ここで逃げたら腰抜け───


「いくよ、先生っ…!」


ごく浅いところで留められていた怒張が、その熱と硬度をさらに増し、暖かく湿った肉壺を掻き分けていく。


「!?まっ…て゛っ…う゛ぅ゛ッ♡っあ゛♡ぐう゛ッ♡」


最大出力の術式を併用した膣内への挿入。


顕現する、真のマジカルチンポ。


「はッ、はあッ、は、へっ、はへッ♡」

「ぅ…っ!先生っ…締めすぎ…!」


今の五条は、柔らかく細やかな肉襞も、最奥まで密に敷き詰められた起伏に富む媚肉も、その全てが性感帯であり、たったひと突きでおぞましいほどの恍惚を流し込まれた。


常人なら、そのたったひと突きで意識を失っていただろう。


「ッ……ぐっ…!♡ぅ゛うう゛♡」


自他共に認める美貌を歪め、涙を零しながら必死に歯を食い縛り、快感を噛み殺す。


「もうっ…負けちゃう?…」


そう耳元で煽りながら、最奥をノックするような小刻みなピストンを繰り返す。


虎杖の中には、好き勝手やりまくる恩師をめちゃくちゃにしてやりたいという衝動が、多かれ少なかれ確かにあった。


「…は、ぁ?」


明らかな挑発に、震える唇を動かし答えるが。


「勝つさ」


ボチュッ♡


「お゛ッ゛♡♡♡!!?」


容赦ない追撃に、大きな思い違いをしていたことを思い知らされる。


マジカルチンポの術式対象となった時点で、敗北は既に決まっていたのだ。


よってこれから行われるものは闘争ではなく、勝者が戦利品を漁る行為にすぎない。


「もうちょい…っ…強くするねっ…」

「あ───


五条悟の中にある"男"の部分を削ぎ落とす律動が開始された。


肉体の全てが、自身を犯す雄への奉仕へ総動員される感覚に、悲鳴のような嬌声を上げることしかできない。


「あ゛あぁあっ♡!っあ゛♡」


本来ならば、相対する者の命を容易く踏み砕く、長く伸びた眩いほどに白く強靭な脚。


それが秘裂に剛直を突き入れられるたびに情けなく跳ね、震え、ばたばたとシーツを蹴ることしかできない。


自身に敗北をもたらす強者であり、自身の本能が屈することを選ぶ雄でもある虎杖に、抵抗できず犯されているという状況。


本人が危惧していた通り、五条の中には充足と快感が複雑に絡み合う衝動が暴れ回っていた。


完全に思考を放棄できないことがかえって仇となり、"自分より強い男に犯されることで悦楽に浸っている"という自覚が生まれ始める。


(ちげえだろ…!僕は別にっ…負けて犯されるのが好きなわけじゃ…!)


「ん゛うっ♡!い゛っ゛…あ゛…♡!」


充血した乳頭をかりかりとくすぐられ、痛いほどに勃起したクリトリスを指先で扱かれる。


それは、肌を撫でられるだけで快感を得られるほど敏感な肉体には暴力的過ぎる愛撫であり、同時に自身の秘奥を犯されながらだというのに意識を失わないのは、天晴れと言うほかなかった。


「五条先生…っ」


ただ名前を呼ばれるだけで腰が甘く痺れてしまう。


「気持ち…いいっ…?」

「わかっ…てて…聞いてん、だろ…!んっ♡」


虎杖がぐりぐりと円を描くような動きで子宮口の周囲をなぞりながら、互いの吐息を感じるほどに顔を近づけると、五条は自然と舌を差し出し、口付けを深く受け入れる。


(あ゛ー………ダメだ………ベロチュー良すぎて……頭………回んね…)


「うぶっ♡んぷ♡…〜っ♡」


口付けと共に、子宮を揺らすような虎杖の動きに更に変化が生じ、怒張の奥から迫り上がるものを感じさせた。


それに呼応するように、逞しい背筋に手を回してひしと抱き寄せ、長い脚を絡ませ、全身で虎杖を包み込むように種付けを受け入れる体勢になる。


かつて自身が味わった射精の快感、その記憶が、"男としての共感"ではなく、"女として男を悦ばせるための情報"として五条の体にはたらきかける。


ああすれば、こうすれば、もっと、もっと気持ちよく射精してもらえるに違いない、と。


「出せっ…♡ぜんぶっ♡」

「先…生っ…!」


極限まで鍛えられた、濃密でしなやかな肉に体を包み込まれ、怒張には熱い濡襞が吸い付き、根本から亀頭に向かって、濃厚な精液を1滴残さず搾り出そうと蠕動する。


とても抗えず、抗う意味もない。


鈴口から吐き出された濁流が、ゴム膜の内側を激しく叩き始める。

それはそのまま避妊具を突き破り、相手を孕ませかねない勢いだった。


絶頂を迎えてなお止まらない律動、吐精のたびに跳ねる怒張が不規則に膣内を抉り、何度も五条に絶頂を迎えさせる。


吐き出された夥しい量の精液が、ゴムの膜1枚を挟み、子宮口を囲むようにべったりとまとわりついていた。


「あ゛…♡………ぅ゛………♡」


度重なる絶頂に制御を失った肉体は、潮吹きと共に失禁を迎え、その姿はプライドも、威厳も、男としての自我も、体液と共に全て流れ出てしまったかのようだった。


(もう…いいや…変態教師で…)


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