『昼寝』
ウタは昼ご飯を食べた後にルフィを探していた。そろそろシャンクス達の所へ戻るのでよりずっと居たいので探してると甲板で寝ているルフィを見つけた。いつもならサニー号の頭の上にいるのだが今日はこっちだったようだ。
「ルフィ・・・ぐっすりだね」
ウタはぐっすり寝ているルフィの頬を軽くつついてみるとルフィは少し身じろいしたが起きなかった。
「ふ~ん・・・まぁそんな日もあるか・・・」
ルフィと遊べないのは少し残念だがこうもぐっすりと気持ちよく寝てると見ているこっちも微笑ましくなってきてウタは隣で同じように横になってみて自分も段々と眠たくなってくるとルフィの動いてるお腹に目がいった。ゆっくりと呼吸して動いてるお腹をウタは軽く触ってみるとポヨンポヨンとゴムの感触と人の暖かさの両方を感じる不思議な感触がした。
「なにこれ・・・面白い・・・」
ウタは少しその感触で暫く遊んでみると段々と手が胸の方に来た。こっちはお腹よりは硬いがそれでもゴムのような感触があった。
「へぇ〜、不思議な体〜」
ウタはそう思うと体を180度横に向けてルフィの胸に頭を置いた。硬いが柔らかい低反発みたいな感触でウタはルフィの体の上を少しゴロゴロと転がってみた。
「ふふ、なんか気持ちいいなぁ・・・世界に私だけのルフィ枕・・・はルフィに悪いか・・・」
ウタはそうやって少し笑いつつも段々と眠たくなってきてそのまま眠った。
〇〇〇
「ヨホ?おやおや・・・微笑ましいですね〜」
何気なしに甲板に来ていたブルックは起こさないように少し離れた所から寝てる2人を見ていた。
「若いっていいなぁ・・・ヨホホホホホ・・・」