昔あったこと
ある村になんの魔力も持たない一人の村娘がいました。この村娘は虐待を受けており、ある日村娘は死んでしまいました。
しかし、この村娘を助けた神がいました。その神の名前は青龍、木と春を司る神様です。青龍は自身の魔力で村娘の体の細胞を無理矢理成長させ、なんとか生き返らせることができました。
ですが青龍の魔力で成長をさせられている体、その魔力がなくなれば体はまた動かなくなっていきます。そのため青龍は村娘に常に魔力を注ぐことにしました。
神の魔力は強大です。体を生かし続けるという力技を常にしていても余分な魔力が出てきました。青龍はそれを村娘に使えるようにして、そして村娘は魔法使いにまりました。
青龍は人の人生を心行くまで精一杯生きてほしいと思っているので、例外を除いて寿命による死以外は認めません。事故にあったら蘇らせるし、人に殺されたら殺したやつに死を与えてから蘇らせます。
「木(もく)
「春」の象徴。木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長・発育する様子を表す。」
―ウィキペディア「五行思想」より