新時代勝負~三日目~

新時代勝負~三日目~


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昨日も一昨日もルフィのいいようにされてしまった。それもこれもルフィがあ、あんな……耳舐めるとか反則だし変態じゃないの!?

舐められてイク方が変態……なわけないでしょ! 舐める方が変態よ! 変態!!

だから、今日は禁止カードを切る!

「ルフィ! 今日の勝負は耳への攻撃は禁止ね!」

あんなの病みつきに違う違うルフィが調子に乗って常套手段にする変態になっても困るから、ルフィのためを思って禁止にする。

いやうんほんと、あれ気持ちよかっ……じゃない、あんなの反則だから。ダメ、絶対。

「へっ? 昨日勝ったの俺だろ……なんでウタが条件出して……」

「い・い・か・ら! わかったでしょ!! わかったは!?」

ルフィをぎっと睨み圧力をかける。ふふ、この迫力にルフィは臆して無言になってしまった。

いやあ、私だっていざって時はこわいんだって"わからせ"ちゃったかなぁ~?

「うん。まあいいけどよ……」

やった! ふふ、あんなに怯えちゃって……大丈夫、耳への攻撃がなければ勝負はやさしくイカせてあげるからね♡

「よし! じゃあ今日も行くよ! よ~い……3、2、1、……0!!」


「……」

勝負開始と共にまたもやルフィの先制攻撃。

あれ?なんで毎回ルフィが先に攻めてくるの? はやくなんひっ!?

「あ、あれ? あれれ? ちょおーっとまってルフィ???」

「イヤだ。またねえ」

「えっ、そんなせっしょうぅ゛っ!?」

ゴリュッ……とルフィがそこに力を込めてきた。それだけで体がはねる。

「はやっ……だめ、それっ、そこ……ぉ……♡」

「……」

「ひぐっ♡ん……は、あっ!?♡ふっ♡ふっ♡」

グリュッ……ゴリッ……コリコリ……

微妙に場所を変え、力加減を変え、千差万別と錯覚するようにルフィが執拗に攻めてくる。

なんで、こんな……こんなっ……!ァ……♡

「やっ……ぃやっ!……ルフィィ……そこっやぁ♡だっぁ♡きん、しぃ……♡そこ……アッ……きンッ……ひぃっっ……♡」

耳は禁止したはずなのになんでなんでなんで……?

「でもここ耳じゃねえぞ……ウタ……」

再びゴリッとルフィが刺激してきて体が大きく跳ねる。あ、ヤバいき……♡

「ッ!!!!!???……ン゛ッ♡・・・ン゛ン゛ン゛ゥアッ♡……ァ……?」

「おっと、まだイカせねえぞ? ウタ……もうちょっと頑張ろうな!」

「えぁ……?♡ なん、なんっで……ぇ?♡」

もう少しでイケそうだったのに。なんで?なんで止めるのぉ……。あと、もうちょっとだったのに……。あ、でも先にイッたらまけだし、これでいいのかなぁ……?

「お、ちょっと余裕出来たみたいだな。そんじゃあ、と」

グリュリ゛! とまたもや強い、しげき。

「ふお゛っ♡ん゛っ……♡あっ♡あっ♡また、イッ……♡」

「ふう……」

「あっ♡あっ……うぅ~……」

また、お預けされる。

「……」

「んぅ゛♡……あぁあ゛ぁぁ~……」

また波が落ち着いてきたとおもったら強く刺激される。

「……」

「も゛っ♡いかっ♡いかせ、へぇ……♡」

落ち着いたら、刺激が。

「……」

「や゛あ゛ぁ~あっ♡も、や゛ぁ~……!」

おちつくと、しげき。

「ごべん……ぅっグスっ……なひゃいぃ……♡……も、もぉ♡……めいれっ♡……めいれひ♡ひない゛っ♡ン゛っァ……あ♡しませっン゛がらぁ♡イギッ♡いか、ひへ♡いかひぇてえぇ♡い……くだ、ひゃっ♡……アッ♡」

何度も何度も絶頂寸前まで追いやられては寸止めされ、クールダウンしたらまた追いやられ……。

本来与えられるはずだった最高の快楽をずっとお預けされた私は体も心もドロドロだった。いや、精神すらも。

そうしてすべてがドロドロに煮崩れた私が謝罪と懇願をするとルフィは満足したのか、待てに対する良し! を私に言い渡してくれた。

「よし! 次はねえからな?ウタ……」

次はないぞ、と最後通告。次はない、ということは今回"は"赦してくれるということだ。

その証拠に、十分に、いや十二分に濡れた私に自身をあてがい……ズッ……ブッ……と、勝利者の証を突き立てるように私の中に入ってきた。

「ア"ッ……!?アッ……アッ……アッー……アッ、ヤ゛アァ♡」

それだけでイってしまう。イカされてしまう。

これまでお預けされていた分、いやそれ以上の快感が私を絶頂から降ろしてくれない。

「る゛ふぃ゛♡つよっ♡つよひっ♡それ、つぁ♡アッ♡アッ♡よすぎぃ!?♡る゛ぅ……♡」

あまりの刺激に視界がちかちかする。頭の隅に残った理性がこれ以上は危険だと囁いている。

「強すぎるって……いれてちょっと動いただけだぞ? ……あ! あー! そーかそーか! 強すぎる、じゃなくて『よすぎる』かー! なら、期待に応えないと、な!」

強すぎる快感とルフィのピストンで遮られた私の言葉をわざとらしく聞き間違え、さらに強く激しく動くルフィ。

「やっ♡ほんっ♡ほんとぉ♡にぃ……♡だめ゛っ♡もどっ♡もどれにゃ♡くうぅ……♡……う゛あ……?」

本当は電気で頭をばちばちされているんじゃないかって、そうおもっちゃうくらい白くてあたまがビリビリして、やめてっていってもるふぃはとまってくれなくてほんとにもうわたしがきえ――。

「あ゛ぁー……♡ぁぅえ……?♡……ぁー……♡」

「ありゃ、また気絶しちまった。…………」

ぐちゅぐちゅ。ぐちゃぐちゃ。うごいてる。

「う゛っ♡ふっ♡……んぁっ♡あはっ♡あっ♡ぁ……♡」


三日目。ウタ、敗北。

罰ゲーム。明日、同じ条件で再戦。


ウタ通算戦績

3戦0勝3敗


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