「斬打魔」概要

「斬打魔」概要


前日譚~

1:生前の世界における死者数の増加により、生前の世界(地界)と死後の世界(天界)を繋ぐパイプ間で魂の流通許容量をオーバー(オーバーした分は脱落し、死後の世界へ到達できない) ボトルネック解消のため、天界の支配者によって中間の世界(留界)と、その支配者(ドラゴン二体)が設置される

2:地界の支配者は自然(人間以外の生物のみが生息するエリア)界と人間の世界を分断 また、天界へ流通する魂の量を管理(=人間の寿命を管理)
※留界において人間は生殖ではなく自然発生によって誕生する(=生物ではない)ため生物と分断する必要がある 肉体は老化しない

3:人類の人口増よりも開拓の方が早く進み、分断境界にまで居住地が発展
分断結界により発展が阻まれる

4:核兵器を含む分断結界の攻撃が行われるも、効果なし

5:魔法による支配者の討伐によって分断境界と寿命の概念が消滅 

6:支配者は「分断結界の崩壊」と「自身の殺害」を指揮した人類の指導者を「魔王」として、復讐を誓い地界に転生
※通常の生物は死亡によって上位の世界に転生するが、支配者は天界から留界に派遣するために「志望によって下位の世界に転生する」性質が与えられている(=殺されて留界に送られた)

7:支配者は死に際に、眼球一つにつき自身の半分の死骸を封印し、目の数だけ人間の肉体を創造 これらを棺に封入する
「魔王」はこれを回収 支配者が自身へ向ける意志を受け取り、自身が抱える文明を保ちつつ自死する方法を模索する

現在~

8:主人公一行(6人)が死亡 支配者と以下の契約を結ぶ
・主人公一行のうち4人は留界で「魔王」を殺害
留界にて「眼球」「肉体」を贈与される
・主人公一行のうち2人は支配者の依り代となり、留界に逆流転生するためのエネルギーを回復する足掛かりとなる

8:「魔王」が主人公一行と合流し、主人公へ自死の意を伝える
主人公は「魔王」を殺害するには実力不足であることを知り、戦闘組織である「冒険ギルド」への加入を決意

9:師匠(支配者の討伐を行った人を含む)と出会い、冒険者ギルドでの訓練を積む

10:「魔王」が持つカリスマを利用した国家転覆騒動が発生
師匠との付き添いで初の合同任務に向かう

11:魔王本人の介入により、騒動が収まる

12:騒動を経て魔王を保護する風潮が興り、親衛隊が結成される

13:主人公一行が親衛隊と対立
主人公以外と親衛隊全員が共倒れし、主人公が魔王に対する反抗勢力として生き残る
※主人公以外の一行は、肉体の機能によって、地界へと逆行して転生 支配者と同じ性質

14:魔王の殺害を試みるも、反射反応によって阻まれる

15:ギルドの規則に違反し、服役 その間修行

16:魔王との再戦

17:国家転覆の罪を受け止め、死亡 地界へ

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