教えて!アリスせんせー!第二回
アリス「パンパカパーン!初めましてですね、先生!」
コユキ「えっ、第二回ですよね?初めましてではないんじゃないですか?」
アリス「初めましてですね、先生!」ズッ
コユキ「いや、ですから・・・」
アリス「初めましてですね、先生!」ズズッ
コユキ「初めま」
アリス「は・じ・め・ま・し・て!ですね、先生!」ズズズッ
コユキ「あっ、ハイ・・・ソウデスネ」
アリス「このコーナーはですね!」ズズズッ
コユキ「近いです!近いです!せんせー!」
アリス「おっと、失礼しました」スン
コユキ「はぁ・・・」
アリス「改めまして、このコーナーはバッドエンドに陥ってしまった先生を救済したり、ちょっとした裏設定を解説していくコーナーです。残念ですがコーナーの名前は今は言えませんが・・・」
コユキ「いや前回言って」
アリス「い・ま・は・い・え・ま・せ・ん・が!」ズズズッ
コユキ「あっ、ハイ、スミマセン」
アリス「いずれ明かされる時は来るでしょう!」スン
コユキ(前回のことを、相当気にしてる…)
アリス「さて、コユキ!今回、先生のどこが悪かったか、わかりますか!」
コユキ「あっ、そこは簡単です!シロコさんを置いて、真っ先にアビドスに向かったことですよね!」
アリス「正解です!そう、怪我人を放置するなんて言語道断です!おまけに今のアビドスは言わば魔王城。ラストステージに武器も持たずに行くなんてハッキリ言って自殺行為と言わざるを得ません!」
コユキ「脱出したシロコさんがズタボロになってた時点で普通じゃないのも伺えますからね」
アリス「その通りです!ついでに言いますと現在のアビドス全体には、特殊なジャミングがあるせいでタブレットなどの電子機器は一切使用できません」
コユキ「アビドスに入った時点で外との通信は不可能というわけですね!」
アリス「大正解です!ですので先生!ここはアビドスに突撃したい気持ちをグッと堪えて、ひとまずシロコさんを優先して助けを求めましょう!」
コユキ「けど、どこに助けを求めればいいんです?」
アリス「いい質問です!怪我人の治療で真っ先に思い付くのは、救護騎士団があるトリニティ総合学園や救急医学部があるゲヘナ学園ですが、個人的には脱走して追われる身であるシロコさんの安全も考えて、セキュリティが万全なミレニアムサイエンススクールをオススメします!」
コユキ「おぉ…自然な流れでミレニアムを勧めてます…」
アリス「というわけで、今回の授業はここまでです。ちなみにですけど、このコーナーはすべてのバッドエンドにあるわけではないことを先に言っておきます!」
コユキ「そうなんですか!?」
アリス「予算が足りないんです!」
コユキ「予算なら…仕方ないですね…」
アリス「はい!気を取り直してこれにて第一回、無事成功しました!」
コユキ「えっ!?ですから、今回は第二回で、第一回はぐだぐ」
アリス「それでは先生!次のコーナーでお会いしましょう!」
コユキ「あっ、アリスちゃ」プツン
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(SSまとめ)