教えて!アリスせんせー!第三回
デン!『教えて!アリスせんせー!』パッパラパッパッパー!
アリス「パンパカパーン!お疲れ様です、先生!本編でアリスが先生とエンカウントしたことによって、ついにこのコーナー『教えて!アリスせんせー!』を堂々と名乗れるようになりましたー!」
コユキ「エンカウントって敵じゃないですから…それはともかく、おめでとうございまーす!」パチパチパチパチ
アリス「ありがとうございます!では改めまして、このコーナーの紹介をしたいと思います!このコーナーはバッドエンドに陥ってしまった先生のために教師のジョブに就いたアリスと!」
コユキ「生徒役の私、コユキが!」
アリス「先生が本編に戻った際、今度はバッドエンドにならないための様々なアドバイスや、本編では明かされてない裏設定や裏事情を先生に対して暴露するコーナーです!」
コユキ「身も蓋もないですせんせー!?もう少しオブラートに包んでください!」
アリス「というわけで早速暴露話を」
コユキ「アドバイスの方を優先してください!今回のバッドエンドで驚いてる先生もいると思いますので!」
アリス「それもそうですね!実際のところ、今回が初めてのバッドエンドという先生も多いと思います」
コユキ「ノア先輩の持ってきた契約書にサインしたら即洗脳装置ですからね…やっぱりノア先輩は怒らせると怖いです…」(ガクブル)
アリス「今回、先生の何が悪かったかコユキわかりますか?」
コユキ「秒単位で指摘してくる過去の発言…少し物の位置がズレただけで何を持ち出したか聞いて来る声のトーン…」
アリス「コユキー?」
コユキ「的確なお仕置き…金庫刑(誤字に非ず)…」
アリス「…教育的指導!光よ!」
コユキ「うあぁああああ!」
ドカーン!!!!!
プツン
しばらくお待ちください
パッ
アリス「先生の何が悪かったかコユキはわかりますか?」
コユキ「契約書を読まなかったことです…」囧
アリス「正解です!先生ならわかると思いますが、キヴォトスでは約束事が一番力になります。生徒の頼みとは言え契約書は隅から隅まで読みましょう!」
コユキ「でもノア先輩、なんでこんな凶行に及んだんですか?」
アリス「コユキならわかると思いますが、この時のノア先輩はなりふり構っていられないほど焦っています!」
コユキ「なんでなんです?」
アリス「後々判明しますが、原因はシロコさんです」
コユキ「?」
アリス「正確には『アビドス出身』の生徒が来たことが問題です」
コユキ「あっ、そういうことですか!?」
アリス「というわけですので、この時のノア先輩はやられる前にやる精神に支配されています!何だったら先生にも銃を撃ちかねません!」
コユキ「えっ!?それここで言っていいんですか?」
アリス「その場合アリス達の出番ではありませんので大丈夫です!担当の人たちに任せましょう!」
コユキ「担当?」
アリス「前回『全てのバッドエンドに登場するわけではない』とアリスは言いました」
コユキ「確かに言ってました」
アリス「ですが…一体いつから────救済コーナーが一つだけだと錯覚していましたか?」
コユキ「なん・・・だと・・・」
アリス「このコーナーはあくまで『先生のバッドエンド』の救済コーナー、『生徒のバッドエンド』と『デッドエンド』の担当はまた別です!」
コユキ「なんでそんな方式になってるんですか?」
アリス「あまりにもバッドエンドの量が膨大だったので分割しました!」
コユキ「どのくらいバッドエンドがあるんですか!?」
トキ(サッ)
コユキ「裏方のトキさん?これは(ペラッ)…うわぁ…」
アリス「納得しましたか?」
コユキ「確かにこれだけバッドエンドあるんだったら、分割する必要がありますね…予算だっていくらあっても足りないですし」
アリス「ちなみにそのバッドエンド、モモイ達が書いたものだけですので本来はもっとバッドエンドルートがあります…これだけのバッドエンドを書いたモモイ達に敬礼!」ビシッ
コユキ「」ビシッ
トキ「」ビシッ
アリス「以上、『教えて!アリスせんせー!』のコーナーでした!」
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(SSまとめ)