教えて！アリスせんせー！第一回

アリス「パンパカパーン！初めまして先生！突如として前後不覚に陥ってしまった先生の前に現れた私…気になりますよね。ですが残念ながら名前は今は明かせません…ですが、このコーナーの名前だけは教えたいと思います！」

ﾊﾟｯﾊﾟﾗｰ!『教えて！アリスせんせー！』ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾊﾟﾌﾊﾟﾌﾊﾟﾌｰ!

コユキ「教えちゃってますー！？」

アリス「おや、生徒のコユキ？どうかしましたか？」

コユキ「タイトルに！でかでかと！名前が書いてありますよねー！？」

アリス「・・・ハッ！？本当です！？ですがアリスたちは名前はまだ名乗ってません！もしかしたらこっちのピンクの方をアリスだと勘違いしてくれる先生がいるかもしれません！」

コユキ「素に戻って一人称アリスに戻ってるじゃないですかー！おまけに生徒のコユキって言っちゃってますからどの道、誤魔化せませーん！」

アリス「うわーん！やってしまいましたー！第一回からこの醜態、グダグダすぎますー！」

コユキ「とりあえずアリスちゃんだけでも落ち着いてください！そもそもアリスちゃんと会う前にゲームオーバーになった先生の方も悪いと思います！」

アリス「グスン・・・そうなんですか？」

コユキ「そうに決まってます！なんですか！？怪しげな笑顔を浮かべた生徒のお菓子を疑うことなく食べるなんて！おまけにこの前に『甘いものを食べちゃダメ』って書かれたメモ見つけてますよね！？」

アリス「うわーん！先生を悪く言わないでください！先生の半分は優しさで出来てるんですー！生徒からもらったものはどんなに不味くても食べるのが先生なんですー！」

コユキ「食べたらマズいものだからこうなってるじゃないですかー！？」

アリス「それにお手紙で感想を言われるよりも、直接プレゼントをもらう方が普通は嬉しいじゃないですかー！」

コユキ「普通だったらそうですけど、普通の状況じゃないじゃないですか！真夜中にお菓子食べさせようとするなんて怪しさの塊ですよ！」

アリス「じゃあどうすればいいんですかー！」

コユキ「それを教えるコーナーですよねここー！？」

ﾌﾟﾂﾝ

しばらくお待ちください。

ﾊﾟｯ

トキ「裏方のトキです。先ほどはお見苦しい映像をお見せしたことを、ここに謝罪申し上げます。実際のところコユキさんが言ったように怪しいものを食べないようにしましょう。気持ちだけ受け取るのも、時には優しさです。改めまして、本編で先生に会える日をお待ちしてますね。ピース」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

（SSまとめ）