敗北1

敗北1

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丸呑みワームの中に飲み込まれた千里ちゃん。

中はビッシリ無数のヒダが生えた不気味な内壁が生えた食道の中、周囲の壁が急激に圧迫してくる。

「こういうの知ってるぞ! 外側より、中身の方が弱いってやつだろ!!」

しかし、魔法のカマの輝きは消えてはいない。

千里は全力で振り上げた手の中に魔法のカマを再び生み出した。

「しね!ミミズ!!」

ざっくざっくと内側から、魔法のカマが丸呑みワームを切り裂いていく!

一撃、確かな手ごたえ。血飛沫と、苦しげにのたうつ怪物の感触。いける!

もう一度、大きく手を振り上げて———————


「……えっ」

手の中にあった光がプツンと消えた。

「なんで、おい、ちょっと、どうなってんだ。でろ! 魔法のカマ!!」

手に力を込めても魔法のカマが出てこない。

怪物の腹の中では、いつまでも魔力を出し続けられない、なんてことを千里が分かるわけもない。

「あっ、ちょ、まって! これ、どうすれば……わっ、やめろ、ばか!」

どんどん肉壁が迫ってきて、足を飲み込まれ、身動きが取れなくなっていく。

手で押し返そうとしても壁は止まらず、千里はやがて肉壁の中に飲み込まれていく。

「やっ、やだ! 飲み込まれ……食べられる!?や、 やだ!!」

千里が必死に体をばたつかせて抵抗すると、肉壁から粘液が噴射された。

「うわっ、な、なんだこれ!! やだっ、ぬるぬるして気持ちわるっ!」

粘液は千里の全身に容赦なく浴びせられる。

ぬるぬるした液体を全身に塗りたくられながら、千里は必死に身をよじるが、肉壁はびくともしない。

「このっ!ふざけんな!なにかけて……きゃああああああっ!」

肉壁を押し返すのに必死で、身体にこびりついた粘液はただヌルヌルするだけだと思い込んでいた千里は、自分の服がみるみるうちに溶けつつあることに気付いた。

「わっ、やだっ、溶けてるっ!!やだぁっ!」

マントは繊維になって解けるように溶けて、その下に露出のはげしいバニーガール衣装は瞬く間に溶かされていった。

「うっ、うそっ、なにこれっ、ふく、ぜんぶとけちゃった……」

みるみるうちに素っ裸にひん剥かれて、千里は羞恥に悲鳴を上げた。

「やめっ……いやだ、助けてぇ!」

魔法のカマが出せなくなった以上、丸呑みワームを倒す方法はない。

不意に、ぬるり、と、足元から奇妙な感触があった。

粘液にまみれた無数の太い触手が、両手を肉壁を抑えるのに精いっぱいで身動きの取れない千里の足元から這い上がってくる。

「な、なんだよこれぇっ!?」

慌てて足元の触手を蹴るが、ぬるぬるした触手は蹴り足に絡みつき、千里の足先をぬるりと撫で上げた。

「うわっ!やだっ!気持ち悪い!!」

触手は千里の足裏を舐め回すように蠢きながら、徐々にふくらはぎから太腿へと登っていく。

「やだぁっ!!やめろってばぁ!」

ヌルつく粘液をまとった無数の触手の動きに翻弄されて、抵抗しようにも体が動かない。粘液で滑る触手が、触手が肌を這うたび、そのひんやりした感触に肌が粟立つ。

「うあぁっ……ひゃあんっ!やっ、だめぇっ」

足先からぞわぞわと這い上がる恐怖感に身を捩らせながら、千里は必死に暴れる。

しかし肉壁はビクともせず、触手は粘液を分泌しながら這い上がってくる、

「やだぁっ!なんだよこれぇっ!」

ヌルリとした感触に体がびくりと震える。

「ふぁっ!?やだっ!どこ触って……やあぁあんっ!」

胸の膨らみに絡みついた触手は、その粘液を潤滑油にして、ヌルヌルと蠢きながら胸を揉みしだき始めた。

「やだっ!やだってばぁっ!くっそぉ……やめっ……あぁっ!」

ヌルリとした感触の触手が柔らかな胸に吸い付くように纏わりつく。ぬちゃぬちゃと音を立てながら胸を這い回られ、背筋がぞくぞくした快感に襲われて千里の口から甲高い悲鳴が上がる。

身体の奥から何かがこみ上げてきて頭がぼうっとしてくる。それが快楽だと気づくよりも先に、触手は千里の胸の先端をキュッと摘み上げた。

「きゃぅううんっ!?!?」

その瞬間、ビクンっと背筋が大きく仰け反った。

(なんだこれっ、なんでこんな変な感じなんだよっ)

「やだっ、やめろよぉ!このへんたいっ!」

悪態をつきながらも、身体は快楽に屈服しつつある。触手の動き一つ一つに反応してしまい、無意識のうちに腰をくねらせてしまっていた。

必死に足を閉じようとする、千里の腿の間に触手が潜り込んでくる。

「やだぁ……そこだめぇっ」

胸だけでも意識が飛びそうなほど気持ちがいいのに、さらにヌルつく触手で股間を執拗に刺激され、千里はなすすべもなく身体をくねらせた。

「やだぁっ!やめろってばぁ!」

触手は容赦なく千里の足の間を擦る。

その度にヌルついた粘液が絡みつき、敏感な粘膜に刺激を与えてくる。

その未知の快感に、千里の抵抗の意思が削ぎ落とされていく。

(うそだ……こんなのありえない、エッチな漫画じゃないんだから、気持ち悪い触手のバケモノにアソコいじられて気持ちいいなんて、)

頭でどんなに否定しても、触手の動きに合わせて腰が動いてしまう。恥ずかしい場所がヌルヌルとした粘液でいやらしく光りながらくちゅくちゅと音を立てている。

「やだっ、やめてよぉ……んんっ❤」

触手が千里の股間を這い回り、敏感な割れ目をなぞる。既にそこは十分すぎるほど濡れそぼっていた。触手は先端から粘液を滴らせながら千里の中に侵入してくる。

「やっ、やだぁっ!入ってくるなぁっ!」

抵抗しようにも身体は動かないし、足を大きく広げさせられているため足を閉じてもがくことすらできない。肉壁の蠕動がどんどん激しくなっていく。

「やめろよ!やだ!こわ……ひぅっ❤」

ヌルついた触手は、千里の秘所を押し広げるようにしながら入ってくる。その圧迫感に、千里は思わず息を吞んだ。

(うぁっ、入ってる……)

太い触手がずぶずぶと侵入してくる感覚に背筋が震える。まだ誰にも触れられたことのないそこはきつく締まって侵入者を拒もうとするが、粘液にまみれたそれは止まることなく奥へと割り込んでくる。身体の中を無理やり開かれているような感覚に吐き気が込み上げた。

(うぅ……やだ、きもちわるい……)

触手は千里の中を広げるように蠢き、粘液を塗り込んでいく。その度にお腹の中が熱くなり、身体がビクンと跳ねた。

(なんだよこれぇ……お腹熱いっ)

触手に身体の中を擦られるたび、身体の奥からじんわりとした快感がこみ上げてくる。初めて味わう感覚に戸惑いながらも身体は反応してしまっていた。

「やだっ!やめっ……ひゃぅっ♡」

(やだっ、どんどん奥まで入ってきてるっ)

触手がぬるぬると中を押し広げていく。触手が動くたびお腹の中の圧迫感が増していき、その苦しさに息が荒くなる。しかし同時に言いようのない快感が込み上げてきて、身体がゾクゾクした。

「やぁあんっ!だめっ……ふぁああっ❤」

触手は子宮口まで到達すると、グリグリと先端で刺激してくる。今まで経験したことのない強烈な刺激に目の前がチカチカとした。

(な……なんだよこれぇっ)

触手は子宮口をこじ開けるように何度も突きあげてくる。そのたびに目の前が真っ白になるような衝撃が走った。

(やだぁっ!そこ入っちゃダメなとこだろ!?)

強すぎる刺激から逃れようと身をよじるが、肉壁はそれを許さない。触手はさらに強く押しつけられ、ぐりぐりと先端を押し付けてきた。その瞬間、お腹の中で何かが弾けたような衝撃に襲われる。

「やだっ……なにこれぇっ!」

今までに感じたことのない激しい快感に頭が混乱する。混乱しながらも身体は反応し、背中が大きく仰け反った。

「ふあぁぁぁぁっっ❤❤❤」

絶頂を迎えたばかりの千里のことなどお構いなしに、触手は再びピストン運動を始めた。触手が動くたびに膣内の壁を擦り上げられ、身体がビクンと震える。

「やぁああっ❤いまイったばっかりだからぁっ❤」

必死に叫ぶが触手の動きは止まらない。それどころかどんどん速度を上げていく。

「ひぃんっ、ひっ、ひぐっやぁっ、やめてぇえ、もうっ、もうむりぃぃぃぃっ❤」

触手の動きに合わせて腰が跳ね上がる。ヌルついた触手が子宮口を押し潰すたびに強烈な快感に襲われ、身体がびくびく痙攣してしまう。

「やっ、やぁ、ひぁぁっ、やだぁっ、もうやだぁっ❤」

触手が出入りするたび、結合部から粘液が飛び散る。それが潤滑油となり更に動きが激しくなった。肉壁が激しく収縮し、大量の液体と共に粘液を放出する。

それを全身に浴びながら、千里は何度も絶頂を迎えた。


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