拳は下劣を嫌う
私は・・・自慢ではありませんがいいところの出だとは自負していますわ。
快活で筋骨隆々の自慢のお父様とお母様は「お前が元気で悪事を働いてなければそれでいい」と言ってくださいましたけど・・・いい学校に入った方がいいと思いましたわ。だからトリニティ総合学園を受けたんですの。
でも正直全く私の肌に合いませんでしたわね!!
蔭で陰湿なことをしている人たちや無駄に多い足の引っ張り合い!
私をしつこく勧誘してくるティーパーティー!
正義実現委員会はまだましですが正義なんてよくわかりませんし!
シスターフッドは上はともかく後ろ暗そうなところが大量にありそうですし!
そもそもティーパーティーに勧誘された時点でまともな学校生活なんか送れませんわ!!!
・・・まぁ、正直政治に興味なんてクソほどもなかったので蹴っていたのですが、そんなのんきに言ってられないことが起こりまして。
いじめと言っても物を隠されたり悪評を流されたりするものですわ。直接危害を加えてこないのが一層腹立たしいですわね。気に入らないのなら正々堂々と挑んできなさいな。
今でも思い出しますわ。追い詰めて殴り倒してるときのあの下劣な言葉を。
「あなたも、アイツも気に食わなかったのよ!それが何yゴボッ」
「なんでこんな目nアバーッ?!!」
「あなたこの学校いられなくなr「そんなもんとっくに覚悟の上ですわーーーーー!!!!」ギャーーーース?!!!」
あ、わたくしが言い切る前に全員殴り倒してましたわ。
そんなこんなあって退学届をティーパーティーの机にたたきつけて出ていきましたわ!
その時にナ、ナ…ナグサ様・・・でしたっけ?ナギサ様?あぁ、そうそう、そういう名前でしたわね。そのナギサ様が紅茶を吹き出してましたけど大丈夫だったのでしょうか?
その後友人と二人で各地を放浪していたのですけれど…ある日私は本当に素敵な方々を見ましたの!