手作り教室、というもの。

手作り教室、というもの。

モエコ
12/7WSでの皆さんの作品♡


昨日12/7にcocoiroのワークショップを開催しました。

※cocoiroとは、ステンドグラス作家さんとのアクセサリーユニットで、革とガラスを組み合わせたアクセサリーを製作してます。


ワークショップって、

カナカナで書くとなんだか格好いいですが

つまりは、手作り教室ですね。


私は東京で靴を習っている時に

ある職人さんから、


オーダー靴だけじゃ食べていけないよ、

特に田舎は難しいんじゃないかな〜。

もっと間口を広げて、教室もやったりしてさ。


と、言われた事があります。

その時は、

私の人生勝手に決めつけるな、と

モヤっとした気持ちを抱きました。


今考えると、

別に決めつけた訳じゃなくて、

良かれと思って言ってくれてだけだったのに

私もかなりの方向転換と覚悟で

靴づくりを始めたので、

そういう風にしか受け止められなかった

自分がいただけです。


でも、”手作り教室”というものに

なんだか抵抗があったのは事実です。

オーダーだけだとやってけないなら、

教室をやったらいいよ、と、

アドバイスを受けたことは度々あったし

教室=稼ぎどころ ➡︎それってどうなの?

みたいな風に極端に捉えていたんだと思います。

オーダー靴だけが手一杯で

余裕がなかったのも事実です…。


でも、私はcocoiroとしてワークショップを

実際に始めた一昨年から、

ワークショップ(教室)に対する考えが

どんどん変わりました。


ワークショップを始めたのは、たしか、

どなたかに”私もやってみたい!”という

リクエストをいただいたからだと思います。


そっか、単純にやってみたい人がいるのか!

だったら皆でワイワイ作るのも楽しそうだな〜、

みたいな軽いスタートでした。


ワークショップをやってみて気付かされたのは

手で作り出すという楽しさ、

個々が持つ全く新たな発想、

でした。これはつまり、

私たち自身の成長の種、でした。


こう振り返ると、ふと思い出す言葉があります。


“すんなりやってるように見えても、

生徒さんからは毎度かなり追い込まれている。

職人は独りよがりになりがち。

だけどこういうチャレンジがある事が

すごく良いバランスになる。”


ある靴職人さんの言葉です。

やっと、なんとなく、

その言葉の意味を実感として理解できる

ようになってきた気がします。

(でも、まだまだです。笑)


だから、こういう物を作ってみたいんです!

という自由な発想を言ってもらった時には

クリアな気持ちで考えるようにしてます。

それがきっと、何かに繋がる種。

どんな花か咲くのか分からないのが

また面白い。


さてさて、

昨日のワークショップの

楽しい余韻に浸りつつ、

つらつらと感じたままに書かせていただきました。

こんなポジティブめいた事を書いてますが

普段はかなりぶーぶー(ㆀ˘・з・˘)言って、

苦戦しつつ仕事してます。笑

まぁそれが私という人物です。笑


2019年、どんな年にしようか…

健康で楽しく、

皆さんと一緒に成長していける、

そんな年になったら最高です。


来年もよろしくお願いします☺️













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